2012年5月31日木曜日

『glee2』 全話の雑感

某所にて5/6公開

  3月末にNHKさんが無茶な深夜集中(7日間で22話)放送をしてたのを、2日で一気集中視聴中(笑)。流石に、高校生&教師たちの恋愛人間模様を追いかける気力はなく、その辺はあっさり早送りしました。"glee"は音楽パートが素晴らしいので、それでも全然違和感なく楽しめました。

 ただ、このところ英ドラマ漬けなため、久しぶりに米ドラマを見るとその違いを感じました。芝居(舞台)文化とミュージカル文化の差なのかもしれないですが…。温度というのか湿度というのかが少し異なる気がします。

 英ドラマのほうが低くて乾いてる印象。事柄やテーマ(問題)をちょっと斜めから見て皮肉めいて表現してるのが英ドラマで、真正面から見て全てぶち込んで表現してるのが米ドラマというのか…。観てる本数が少ない上、かなり偏った視聴遍歴なので間違ってるとは思うのですが(^^;;。
 ただ同じなのは役者達の層の厚さ。どんだけ多彩な人材抱えてるんだ!?と羨ましかったりします。実力主義というか、やっぱり上手い人がのし上がってる感じがする辺、日本のアイドル文化とは方向性なり層の厚さなりの違いが明らかな気がします。決して皆美男美女じゃないのに、観てる内にそう思えてくるのは英米変わらずってのがホント凄いです。

 一気に視聴したため忘却も早かろうと思うので、観終わった直後にシリーズ前半後半に分けての雑感を残しておきます。視聴前は何も残す気は無かったのですが、#3が意外に良くてこうい話があるから海外の連続ドラマは侮れないんだよなぁとか、やっぱ日本と欧米の信仰は違うんだと再確認させられた結果こうなりま した。

 この辺については、後ほど触れたいと思います。

 楽曲は思わず原曲をチェックしたのが数曲(笑)。今シーンズンは手持ち曲も案外多くて、なるほどこういう形で使われるのか、歌詞はこういうのだったのね!(馬鹿)とかな楽しみ方と相成りました。しかし、2Seasonの放映時って、ケイティ・ペリーとジャスティン・ビーバーの本国で流行っぷり が凄かったんだなぁ(^^;;。若い子の曲が増えた分、アダルトコンテポラリーが少なくなったのかな?と感ましたが、それが私としては非常に楽しく聞けて見れた要因になりました。今シーズンは画面観ながら身体が動くし、知ってる曲なら口ずさみつつの視聴でした。傍から見たら単なる痛い人です…。


 The Warblersの楽曲は全部良かった!!と声を大にして言いたいです。先輩からCD借りておいて良かった!!これを買った先輩偉い!とかつぶやいた位、 ダンス付きで視聴したThe Warblersは見事でした。いや、あれは映像で見て初めて良さが分かる類です。色々明後日方向に過ったのもありますが、素直にThe Warblersは良かった!!


 キャラクターについては、カート、メルセデスは前シーズンから好きだったのが更に好きになりました。そして、今シーンズンで思いっきり気に入ったのがブリトニーとサンタナとアーティです。

 特にブリトニー役の方のダンスに見入ることが度々でして、バカなキャラクターとのギャップで大好きになりました(笑)。サンタナは、彼女の皮肉と毒舌がドンドン気持ちよくなるし声も掠れた中低音で好みだったことが判明。アーティはPOPとかラップが結構は まっててイイなぁと。そして、ブリトニーとアーティの関係も意外に安心してみられて、カップルとしても好きだったりします。
 前シーズンからのお気に入りなメルセデス。歌の巧さにとどめを刺された感じです。いやマジでこの子はgleeで一番巧いんじゃないかと思います。ソウルフルなだけでなく、ロックからPOP、ラップまでこなしてるのが凄い。キャラクターとしても、懐の深いさや見かけによらず案外繊細だったり、大人だったりするのがイイなぁと。
 そしてカート!!!このキャラがいるからgleeは見続けられると言っても過言じゃないです。カート回のテーマは意外にアメリカ(や他の国々) が抱える差別とか宗教とかになることが多いので、見ながらハッとさせられたり考えさせられたりして好き。あと、カートの父親も凄く人として真っ当で、ここの親子会話は見逃さないよう気をつけてました。

 他の雑感としては、何故米学園ドラマはすべからく『ビバヒル』になるのかと(苦笑)。なんで絶対仲間内でくっついたり離れたりするの?!面倒じゃん!と思う次第です。シュー先生の女性問題に関しても同様…。この辺の恋愛模様、特にレイチェル&フィン、シュー先生関係は全部飛ばしました。すみません。


 そうそう、忘れちゃいけないのがエマの彼氏。前半途中でエマの彼氏な歯科医師が、『フルハウス』の「ジェシーおいたん」であることに気づきました。確か、なんかで出るって書いて あったなぁと。気付いてから見てみると、やっぱり「ジェシーおいたん」でちょっとビックリ。そりゃ、どっかで見たことある人な感覚になるわなぁ。残念だっ たのは吹替が堀内賢雄さんじゃなかったことです。私にとって、‪ジョン・ステイモス‬の声は堀内賢雄さんだけに軽くショックでした…。