2012年5月31日木曜日

『glee2』 #13-22雑感

某所にて5/6公開

 さて後半。



#13ビーバー・フィーバー(Comeback)

 初めてジャスティン・ビーバーの曲を聞いたです。決して悪くはないですが、ハマるかと言えば流石に年齢的に難しいと思いました。10-20代だったら多分ハマってたろうかもしれない。

 My Chemical Romanceの"Sing"は凄くいいアレンジで良かった。力強さとか批評性があって、疲れた時や挫けそうなときに聞いたらきっと持ち直すだろうと思えます。

 Rentの"Take Me or Leave Me"。ミュージカル"RENT"は劇場で観たいミュージカルの一つです。

#14アルコール狂想曲(Blame It on the Alcohol)

 未成年の飲酒が社会的問題となってるんだろうな、と思わせられた回。
 Jamie Foxx feat. T-Pain"Blame It"とKesha"Tik Tok"が印象深いです。どちらもサンタナ&ブリトニーの格好よさが前面に出てて好きだったりです。

#15ホリー先生の性教育(Sexy)

 グウィネス・パルトロウ再登場回。てか、純潔教育とエマがウザイ回でもありました。私は望まない妊娠や性病を予防するためにはきちんと正しい性 教育が必要だと思ってるので、純潔教育のあの訳のわからない意味不明な教条主義がウザイです。まぁ流石にアメリカのTV番組だけあってどっちにも偏らないような配慮がされてるなぁ、と妙な所で感心した回でもありました。
 カートとカート父の会話は、父が偉い。ちゃんとカート自身を心配してて、カートの身体とココロと自尊心なりを正しく守ろうとしてる姿がホント素敵です。カート父がカートに語った言葉こそがまさしく「性教育」であると思います。

 ゲストなグウィネス・パルトロウは相変わらず格好良くて、思わず「旦那(Coldplay)の曲歌ってほしい」とか呟いた位、凄く男前で色っぽくて格好良くてキレイでした。眼福×2。


 The WarblersのNeon Trees"Animal"。YouTubeの某英国現代版探偵のFanVidで落としてました(笑)。どうやらこの2ドラマは視聴層が被ってるっぽい??とか思ったりでございます。


#16目指せ!悲願の初優勝(Original Song)

 オリジナル曲披露な回。
 審査員の一人がティーパーティーな議員で大笑い。この人の発言が一々「まんま」過ぎて、アメリカも大変ね☆とか思いつつ大笑いさせて頂きました。ありがとうございます(って…)。こんなのをネタに放り込むアメリカのTVが案外好きだったりします。体制に阿るようでいて案外批判精神を失わず、尚且つ笑いに転化させる余裕とか柔軟さが。だから、侮れないんだよなぁと再び思った回でした。

 The WarblersのMaroon 5"Misery"とP!nk"Raise Your Glass"が絶品過ぎでした。特に、"Raise Your Glass"は勢い余ってP!nkのベスト盤(¥951-)を密林さんで注文しました。


#17ディーバの苦悩(A Night of Neglect)

 メルセデス回。
 我儘な象徴として必ず名前が上がってしまうMARIAHに苦笑。アルバム出ないかなあと明後日方向に意識が向いてしまいました(^^;;。

#18ボーン・ディス・ウェイ(Born This Way)

 この回は、West Side Story / TLC"I Feel Pretty / Unpretty"とLady GAGA"Born This Way"に尽きます。 

 
  TLC"Unpretty"は凄く凄く好きでしつこく聞いてる曲なのに、今回字幕で初めて歌詞を理解(^^;;。いやぁなかなか切ない内容だったんだと。 美醜は別として、女性なら誰しも思ってふとした折に隙間から出てくる事だよなと。それと、マリアが恋に落ちて幸せになってる時の曲をあわせてくるとは!! このMashupは凄く好きデス。
 Lady GAGA"Born This Way"は曲自体が格好良いから、何をしてもどんなアレンジしてもきっちりハマルと。この時のブリトニーが凄くキレがあって目で追いかけてしまいます。

 若い子の整形もやっぱり社会的問題なんでしょうね。一生懸命啓蒙しようとしてるのはわかる。わかるけど…セレブやゴシップ番組や雑誌なんかで取り上げられると、やっぱり美醜に拘る年頃の女子がやっちゃうのは仕方ないのじゃないかと。それに、美醜すら学校ヒエラルヒーを構成する要素となれば尚更な 気がします。


#19うわさの真相(Rumours)

 失業問題。確かに若年者の失業だけでなく、親世代の失業はこういう影響があるんだなぁと視認させられた回でした。

 Fleetwood Mac"Dreams"。聞いたことあるな、知ってる曲だよなとか思って手持ちを見たら、The Corrsのカバーでした。同じ曲でもこうも印象が違うんだとちょっとだけビックリ。聞き慣れてる分、The Corrsのカバーの方が好きです(^^;;。


#20夢のプロム・クイーン(Prom Queen)

 カートの強さが見事な回。とりあえず、ああこういう「悪意」はどこにでもあって、一人で立ち向かう難しさが分かるだけにカートの行動がもう…。gleeはカートというキャラクターを世に出しただけで、評価したいです。

 Rebecca Black"Friday"は男声が格好よくて、2回ほどリピりました。もしかしたらYouTubeで曲探しするかもしれないです(^^;;。

 ABBA"Dancing Queen"は鉄板な名曲なんですが、こうやてダンスフロアで流れてるのを見ると違う感じになりますね。やっぱりダンスフロアで掛かって曲に合わせて身体を動かすのが気持良い曲なんだと、初めて思いました。

 そして、ADEL"Rolling in the Deep"については、別項のコメント欄で滾りまくってる感想を残しました。


#21突然の別れ(Funeral)

 オリジナル曲が多いわ、レイチェル&フィンがメインだわ、恋愛関係のまとめが入るわで私にとってあまり美味しくなかった最終回でした。

3は2以上にオリジナル曲率が上がるんだろうなぁ…。それはちょっと辛いかもしれない。


 最終話まで付き合って、このドラマは「負け犬」が主役であることに意義や価値があるのだと理解。日本以上に学内ヒエラルヒーが厳しいアメリカの事情も含むと、HSMとは異なる軸で展開されてるなと。HSMはホントに勝ち組のドラマだったんですね(^^;;。