2012年5月31日木曜日

アニメ『氷菓』1-2話感想

某所にて5/1公開

  年明けくらいにネットで米澤穂信の『氷菓』アニメ化が話題になった際、かなり驚きました。米澤穂信の作品が好きなので正直複雑な心境でしたが、一応見てみようということで録画視聴してます。

 昨夏の『うた☆プリ♪』以来のアニメ視聴。アニメから足が遠のいて久しいため、声優さんとかスタッフ関係が分からない状況での視聴です。なので、一原作ファンの雑感と思っていたければ幸いです。


 なんで上記のようなことを書いてるのかと言えば、やっぱり違うんですよね(^^;;。特にちーちゃんと奉太郎が。

 ちーちゃんについては、キャラクターデザインはなんとか許容範囲。ちーちゃんとの愛らしさがちゃんと出てるし、パーソナルスペースの狭さなんかも分かる。ただ、制服のスカートは短すぎ…とは思います(細かくてすみません)。何が違うって、声。もう少し落ちてる雰囲気が欲しかったです。
 奉太郎はキャラクターデザインが格好良すぎな感じがして(^^;;。あとやっぱり声かなぁ。男前な声すぎる気がするんです…。
 で何より違うと思ったのが、今時点での二人の関係性。『遠回りする雛』とか『二人の距離』なんかでは、確かにちーちゃんと奉太郎の仄かな感情は 描かれてます。確かに、微妙な感じは出てると思うんです。けどね、やっぱりこの時点ではああいう雰囲気じゃないと思う私がいます(曖昧模糊とした表現ですみません)。
 まぁちーちゃんのパーソナルスペースが小さすぎるから、そう思うのかもしれないですが。

 で、なんでこんな項目を書いてるのかと言えば。1話を観た限りでは、あぁ原作の雰囲気を上手く掴んでアニメとして作ってるなぁ、と好意的でし た。特に、EDの里志と奉太郎の会話が凄く良かったこともあって。こういう感じに処理されるなら良かったなぁとすら思ってたんです。

 が、2話のEDでね…。ちーちゃんと摩耶花のキャラクターソングは辛うじて何とか飲み込もう。けどけど、あの画はないと思うの!!!!微睡みなら普通のパジャマとかネグリジェでいいじゃん!!!!なんであんなこれ見よがしな姿なの!?!と。
 二次創作系が予想つきすぎて凄く嫌…。ホントに本当に普通のパジャマじゃ何故ダメだったのさ!?とスタッフの胸倉掴みたい気分にすらなりましたです。

 と、こんだけぐだ巻きつつも最終話までは見ます。原作を大切にして作ってくださってるのは本編を見れば分かりますし、イメージを損なわいように気を配ってらっしゃるのも分かりますから。だから余計にあのEDが勿体無いというのか…。





 

<追記:7/1>

 『氷菓』は見続けてます。本編については文句なしで満足。やっぱり若干声に違和感があったりしますが、それでも許容範囲だし、何よりあの原作の雰囲気をちゃんと表現してくれてる事が嬉しいんです。OP,EDも話によっては物語に含んでたりしてくれてるし。ホントいい作品だなぁと素直に一原作ファンとして思ってます。
 恐らくやるであろう、"クドリャフカ"の調理バトルが楽しみでならない!!!