2007年9月2日日曜日

実写ドラマな有閑倶楽部としゃばけ

週末に知って軽く凹んだのが、『有閑倶楽部』と『しゃばけ』のドラマ化。
 
 特に『有閑倶楽部』の実写ドラマ化は、えぇぇ!!!?でした。小学生の頃から楽しませてもらって、文庫版も全部揃えて、幾度も読み返している思い入れのある作品だけに、今更な実写化は衝撃というか何と言うか複雑な心境です。
 凹んだ一番の原因は「魅録が主役で、赤西仁君が主演」って事です。いや、ジャニーズが悪いとは申しません(好きではありませんが)。きっと巧く料理してくれる事と思います。が、何故に魅録が主役なのか?!と。『有閑倶楽部』の主役は、黙ってりゃ美人でおサルで男前な剣菱悠理嬢じゃないんですかと?思う次第です(次点が、もしかしたら一番無謀かもしれない鬼畜なお釈迦様菊正宗清四郎君)。
 そして、あの豪華で華やかで財力と知性と美貌に裏付けされた無謀な『有閑倶楽部』の面々が繰り広げるあの世界を、どうやって映像化するんでしょうか???しょぼい『有閑倶楽部』だけはホント勘弁願いたい気持ちで一杯です。
 また、松竹梅魅録=赤西仁君だけしか発表されてないのがこれまた不安です。私の一押しである、正統派知的深窓の令嬢なのに気のキツさでは倶楽部一な、白鹿野梨子嬢は一体どなたが演じられるんでしょうか???あの市松人形な髪型と寸胴体型と清楚な雰囲気だけは崩して欲しくないです。
 他キャラに関しては、悠理はできるだけ中性的な雰囲気、清四郎は知性溢るる方(前髪はすだれで)、可憐は下品じゃない色気、一番設定が弄くられるであろう美童は...たおやか系の男前でお願いします。この辺の期待も希望も裏切られる事は前提ですが、一ファンの要望として綴っておきます。
 しかし、なんで今更『有閑倶楽部』かなぁ...。

 次に、『しゃばけ』。
 『しゃばけ』は、購入こそしてないものの(図書館で全巻借りました)好きなシリーズの一つだけに、これもかなり微妙な心境だったりします。
 若旦那が手越君との事で、これまたジャニーズですかい...と軽く凹みました。だから若手俳優はジャニーズしか居ないのか??とテレビ局に聞いてみたい気分一杯です。ただ、手越君とやらを全く存じ上げないのでこれ以上の言及は差し控えたいと思います(ジャニで判るのはSMAPだけです。それ以外は誰が何処のグループだとか全く判ってません。若手だと岡田准一と二ノ宮が辛うじて判る程度)。
 で、キャスト表を見てこれまた軽く凹みましたよ...。長崎屋の手代と旦那・女将については「うわーい。楽しみ〜」です。谷原章介さんの仁吉はあの胡散臭い笑顔と剣呑さがぴったりだと思うし、岸部四郎さんと真矢みきさんの過保護な大甘な両親っぷりは嵌りそうで楽しみで仕方ないです。
 が、屏風のぞきが宮追って...。屏風のぞきはもっと色っぽい優男じゃなかったのか?!と更に獺が山田の花ちゃんってさ...。ホント何も言うまいです。
 私が一番好きな「きゃわきゃわ」言う家鳴はやっぱりCGなんですかね〜。で、若旦那の袖口に潜り込んだり、寝込んでる布団の傍らで「きゃわきゃわ」言ってくれることを激しく期待しております。
 
 こんな調子で秋ドラマは、恐いもの見たさで色々観てしまう予感がひしひしです。