2015年4月12日日曜日

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』雑感

レイト・ショーで鑑賞。
かなり期待して観に行ったんですが、高い期待を裏切らないどころか期待以上に面白く刺激的な作品でした。虚と実が曖昧というか渾然一体になった感じで、何よりも舞台と映画と役者、裏で支える人、批評する人たちへの沢山の愛情と皮肉を詰め込んでる作品だったように思います。
 Twitter上でレイモンド・カーヴァーの短編小説『愛について語るときに我々の語ること』を事前に観ておいたほうがいいよとか散見し若干の緊張もありました。が、正直その予習や舞台や映画についての予備知識がなくても、少しでも興味があったり好きだったりすると楽しく観れる気がします(勿論、好分、き嫌いや作品との相性はあると思うので、一概に言えないのは分かってるんですが^^;)。加えて、演技が素晴らしいので好きな役者さんが一人でも出演してるならそれ目当てでみても良いのでとも思います。

以下、まとまりのないネタバレ雑感。