2012年4月8日日曜日

ミス・マープル4『殺人は容易だ』(BS-Premium放映)

某所にて3/31公開

 BBC 『SHERLOCK』でシャーロックを演じてるベネディクト・カンバーバッチが、ゲスト出演すると聞いたので録画視聴。
 夕飯時に相方と見ていたのですが、相方は開始5分でリタイア(笑)。まぁ確かにミス・マープルは、全体に田舎ゴシックがメイン。その小さな社会に住む人々の悲喜こもごも愛憎入り交じりが丁寧に描かれ、そこにマープルの良く言えば好奇心、悪く言えば小さな親切余計なお世話な性格で事件が解決してく話が多い。となると、相方にとっては「なんやこれは」になるもの分からなくもない(苦笑)

 がしかし、この話だけは見逃しちゃいけない!と俄ファンの勢いで一人で視聴しました。

 NHKのサイト見た時に「ベネディクトが犯人だよね、これは」と思った私が浅はかでした。そして、英国ドラマ制作者って一体…とちょっと思ったお話でした。

 まず、ベネディクトは犯人どころかミス・マープルのアシスタントだった!
!結構な出番あったし、恋愛模様なんかも描かれたりしててちょっとビックリだったよ!!が取り敢えずの感想です。 
 えっと、ベネディクト演じる元警察官なルークが、無意味に可愛くて格好いいのはフィルターのせいでしょうか?(笑)バイクなんか乗ったり、女性にちょっと言い寄って振られてみたりってのは、何かのサービスでしょうか???ジョンに笑われるか怒られるがイイよ!とか思った私は何か間違ってますでしょうか(激しく間違ってます)。
 
 そして、英国ドラマ制作者って一体…ってのはですね。ベネディクト演じるルークと一緒に捜査してる地元警察のリード巡査を演じてるのが『SHERLOCK』S2-Ep.2でHenry Knigitを演じてるラッセル・トビーだった!!!
 出てきた瞬間(ルークと梯子に登ってる場面)で、あれ?もしかしてEp.2の依頼人??と思って、見てる間じゅう気になってたんです。視聴後NHKサイトで名前を確認してぐぐったらビンゴ!なんだなかなぁぁこの流れは…。凄く凄く英国ドラマ制作者の罠に落ちてる気がしなくもない…。
 もうね、ここまできたらマーティン・フリーマンを連れてこい!!とすら思った私が居ます…(制作はミス・マープルが先)。

 ドラマ自体は、近親相姦と堕胎と選挙と田舎ゴシップがミックスされたベタベタなお話。正直、上に書いた2点がなければ途中で見るのやめてました(^^;;。
 ただ、ベネディクトの俄ファンにとっては色々嬉し楽しい場面も多くて、吹替じゃなく字幕で見たかったです。

<追記>
 黒髪のシャーロックしかしらない私にとっては、金髪(地毛??)のおぼっちゃん的雰囲気満載のベネディクトが新鮮でした(笑)。何をしても様になるって凄いよね、身長高いってそれだけで素敵だよねぇと俄ファン丸出しな視聴時間でございましたです。
 ラッセル・トビーも当然のことながらHenryとは全く印象が異なって、出来るとっぽい田舎の巡査さんな感じでした。

 しかしなんともタイミングが良いというのか見てる作品が偏り過ぎてるのかわかりませんが、役者さんが被ることが多くなってきてます。