2012年7月9日月曜日

音声解説の雑感−S1 DVD(日本版) −

某所にて7/9公開、7/22転記
 

 きっと繰り返し見ると思う、この音声解説は。
 日本語字幕でなんとか全体像を抑えられたので、UK版で再度きちんと抑えたい!と思った音声解説でした。ホント、制作陣と役者2名に恐れおののいた音声解説でした。休暇をとって見た価値ありました。体力と気力と萌力使い果たした気がした音声解説って、『tLotR』三部作以来じゃないのだろうか…。

 Ep1の音声解説雑感

・シャーロキアンなモファットさんとゲイティスさんの、ホームズ関係の盛り上がりが凄くて微笑ましい。
・そんなふたりと異なり、淡々と技術的なことや撮影状況なんかを解説してくれるスーさん(笑)。このギャップが妙に可笑しかった。
・主演2名についての言及が、ベネディクトとマーティンで若干異なってるのが興味深いというかなんというか。単にベネディクトがイジりやすいタイプだけなのかもしれない(笑)
・だって、ベネディクトについての言及がやたら楽しいモノ過ぎて。きっと物凄くイジりやすいんだろうなぁと微笑ましくなった次第。
・中でも、"ドジ"とか"優しい支配者"とか"人使いが荒い"とか"珍獣"とかの表現に大笑いさせてもらいました。どんだけ楽しい人なのかベネディクトは!!
・S2に通じてる話も多くて、この時から色々考えてらっしゃったことにビックリ。
・『三人ガリデブ』皆好きだよね(笑)
・レストレード警部への言及は非常に興味深かったです。
・ゲイティスさんがベネディクトを実生活で探偵役として呼んだけど、全く役に立たなかった!な発言に大笑い。どんだけ皆ベネディクトをイジってるんだ!?楽しすぎだよ!とムチャムチャうけました。
・マーティンに関しては、その手のネタがあまり無かったのがちと寂しかった(ヲイ)ですが、兎に角役者として素晴らしいと賞賛されまくりだったので嬉しい。
・制作陣によるとシャーロックとジョンの「関係性」が裏テーマだそうです。って…完全に表に出てきてるよ!!とそこは突っ込みたい所。
・ジョンとの関わりによってシャーロックが「人として」成長する過程を描きたい、とかとか。なるほどなるほどな解説も勿論ありました。
・ジョンは常に「軍人」であり「医者」であるというのが、制作陣&マーティンの共通見解と知りました。それを聞いて、なるほどとか思った私はかなりダメな視聴者です(反省)。
・そういう細かい部分もきちんと押さえて作られてるので、何度観ても新鮮なんだぁと改めて。
・シャーロックとジョンは金欠なことが判明。そして、財布(生活費部分かな?)はどうやら一つらしいということも。いやそれって既に家族だよね! ルームシェアじゃないよね!とか突っ込みました。てか、いったいモファットさんとゲイティスさんがこの音声解説で、何を狙ってるのかわからなくなりました (笑)。

 Ep3の音声解説雑感。


・萌の宝庫!としか思えなかった音声解説は初めてでした。恐るべし『SHERLOCK』。
・とりあえず、ベネディクトがっっ(絶句)。何あの可愛いさは!!と布団でゴロゴロしたくなるくらい、可愛い。33-4歳だよね、この録音の時って??なんであんなに無駄に可愛いのさ。
・対するマーティンが落ち着いてて(比較的)大人で格好よかったよ!!ダメなベネディクトに適切なツッコミをいれてる様子が通常仕様っぽすぎて、もうホントに…。
・そして、ダメなベネディクトに適度にツッコミを入れつつも、見守ってる感のあるゲイティスさんも素敵でした。この人が一番大人だったよ!!
・3人の会話は、S2Ep1のバッキンガム宮殿を彷彿させられましたです、ハイ。
・全般に悪ガキどもの会話だった気がする音声解説だった。そりゃアイリーンなララ嬢に「悪戯っ子」とか表現されるわと納得した次第。
・ベネディクトの鼻とマシュマロ発言。あれって、マーティンの鼻をマシュマロと言ってるのか、ベネディクトの鼻をマシュマロで加工してると言って るのか??直前にマーティンが「油粘土?云々」言ってるので、もしかしたら自身の鼻への言及??どっちにしろ、マシュマロって(笑)。しかも、大人2人は見事にその発言無かった事にしてたのが楽しい。
・221bのセットに住めるという2人。えぇホントに好きになさって頂ければいいですけどね!どこまで燃料投下すれば気が済むのかと思う私が間違ってますよね。ごめんなさい。
・マーティンの怪我をネタに作った歌を歌うベネディクト。UK版でも楽しかったけど、字幕で内容把握できると更に楽しかったです。
・突然歌い出したベネディクトに「ラリッてる?」と冷静にツッコむマーティンと、「ホームズ役者はおかしくなるけど、ベネディクトは最初から云々」とまで言うゲイティスさん(笑)。
・二人から思いっきりイジられたベネディクトが言った「君からのメールは無視する!」にいたっては、あんたはお子様か!としか思えなかった。メールを無視するって、あんたホントに(大笑)。きっと、大人(若しくは保護者)2人は、それをされても全く堪えないと思うよ、ベネディクト。
・そう言ったにも関わらず、ゲイティスさんにマーティンの歌作ってもらおう!とか言い出すベネディクトと、PVが既にあるかもよとか乗っかるマーティン、それを笑って聞いてるゲイティスさん。なんなのこの可愛らしい3人は!!と萌え禿げる勢いでした。
・お洒落の話から、靴下とタオルにいまだ名前が書いてあることを告白したベネディクト・カンバーバッチ 33-4歳(笑)。いやこの発言を聞いた瞬間は、絶句と大笑いと微笑ましさでどうしたらいいのかわからなくなりました。しかも、26歳の時に、タグに名前が書いてあるシャツを着てたことまで語るベネディクト(笑)。その言い訳が「学生時代の着てたから」って!!言い訳にもなってないよ、それは。単なる墓穴なだけだよベネディクト…と遠い目になりました。いや、ホントこの子可愛いわ(笑)。
・靴下とかは自分で買わないベネディクト。持ち物の名前とこれに関しては、真の洒落者ゲイティスさんと意外に洒落者なマーティンに当然のことながら散々突っ込まれまくり。その2人だけなく、恐らくこの音声解説を聞いた全員(性別国籍問わず)突っ込んだと思うよ、ベネディクト。
・マーティンの質問がベネディクトと違ってかなり的確で、作品理解の手助けとなりました。なのにベネディクトときたら…。
・ジョンの衣装に関するマーティンの言及。正直、そこまで考えられてる衣装とは思わなかったです。チェックとかストライプのシャツを着る意味まで考えられてたとは…。役者さんって凄いよなァァ。 

・ジョンの人物背景への考察とかも非常に興味深く、これを知った後に見返すとまた違った驚きや発見がありそう。こうやってエンドレスの道へ…。
・シャーロックとジョン。役者が自ら彼らの過去や設定を考えて練られてるから、何度観ても「生身」と思えるリアルさがあるのかと。
・ベネディクトによるルパートさんのプロファイリングも笑った。ゲイティスさんから「それはルパート?レストレード?」とか突っ込まれてるし(笑)。 そのツッコミにちょっとアワアワしてる感じのベネディクトがこれまた可愛い(笑)。
・後半は、好き勝手思いつくまま喋ってるベネディクトって印象。それに突っ込むマーティンと軌道修正するゲイティスさんってのが、もうホント楽しかった。
・途中退席したベネディクトが戻ってきた瞬間、マーティンが「おかえり」とむかえるのに悶えました。
・マーティンが髪の毛を切った時の話。皆から歓声が上がったと。それに関してのベネディクトの「12歳の子がいる。親はどこ?ってね」なコメントがもう(笑)。君がマーティンの事好きなのはよく分かった。激しく懐いてるのも、構って欲しがってるのも十分この音声解説で理解した。
・そして、この発言をきっちり流す大人二人が好きです。恐らく、日々こんな感じなだったんだろうなぁ。この子の相手大変だったろうなぁ…マーティン他大人たち(苦笑)とすら思わせられました。
・ベネディクトが時折「マーティンこの話しなよ!」的に振るものの、結局大部分をベネディクトが喋るという(笑)。ホント可愛いわ。
・70分過ぎに去っていくマーティン。しかも、ベネディクトに「代り頼むよ」とか「アラン・リックマンできるだろ」な無茶ぶりして(笑)。それに律儀に答えるベネディクト。この二人の関係が微笑ましくてならないです。
・マーティンが帰るといった瞬間、帰っちゃうの?的になったベネディクトが可愛すぎ。
・アラン・リックマンの物真似は、振られたら必ずやっちゃうベネディクトが可愛くてならない。
・アンドリューへの絶賛は納得。やっぱり思わず魅入ちゃうんですよね、モリアーティの場面は。
・この音声解説。ベネディクトを愛でてる人は嬉しいだろうけれど、若いファンやシャーロック的なベネディクトを求めるファンにとっちゃどうなんだろう??と思うくらい、天衣無縫で可愛いくてダメなベネディクトしか居なかった。

 こう何かを狙ってるとしか思えない音声解説でしたが、集中してみれて良かった。今日はやっぱり病欠だった(笑)

 

<7/17 19:51 追記>
  ベネディクトのマシュマロ発言。先ほど確認したら、マーティンのお鼻についてでした(笑)。マーティンの鼻は彫刻→その素材→粘土→マシュマロな流れ。粘土までは綺麗な流れで、流石ゲイティスさんとマーティンな感じ。なのにオチがベネディクトのマシュマロ…。よりにもよって「マシュマロ」。確かに紙粘土も彫刻も「白い」。けど、マシュマロってあんた…。突飛過ぎてビックリだよ!発言が天然すぎるにも程があるぞ、ベネ ディクト!!な気持ちで一杯。