2011年12月1日木曜日

父入院する

気持を落ち着けるために書きます。流石にTOPには置きたくないので、日付を遡り下げます。
正しい投稿日時はこの項最後に…


 昼前、このところ例の「構って病」が発動されてる母親から電話がありました(晩夏から初冬は落ち着いてたのに…)。また、父に対するノンストップな愚痴かよ…思いと家事をしつつ聞き流せるように、スピーカーに。
 要件は父が救急車で運ばれたと。ただ、症状も状況も移送先も「私(=母)」分からない。ひよに電話したのは同行してくれた父友人から「娘さんに連絡したほうが良い」と言われたから。そして、相変わらず父への愚痴。その内容は畑から帰ってきたままで玄関に入るから泥まみれで汚い(注:玄関にわんこスペース配置…)とか、先だってから病院に行けと行けと言っていたのに言うことを聞かない(後述)、なのに今日に限ってお友達と行くなんて!!なホントに何処から突っ込んだらいいの!?な位全方位突っ込みどころ満載なモノでした…。先日来、色々あったこともあり大爆発しましたですorz正直、電話叩ききった状態…。それ含め母への突っ込みは最後にして(書かなきゃ気持がおさまらないぞ!!)、父です。


 病院は辛うじて母がうろ覚えしてた病院名から推測し、該当すると思われる病院へ電話(苦笑)。一発で引っかかってくれたのは幸いでした。なにせ、「昨夜か今朝〇〇(父の名前)がそちらの緊急でお世話になっておりませんでしょうか??あっ娘です。同居の家族は分からないらしく…申し訳ありませんが…。」な問答が1回で済んだんですから(苦笑)
 相方が母に病院が分かったことを連絡しましたが、母はその電話でさえも「私の言うことを聞かない。娘は私を怒るけれど私は悪くない。私は怒ってる(父と娘に対し)」と繰り返したそうで…。相方は母の止めどない愚痴をぶち切り、必要事項のみを伝えで電話を終えました。その時点で、母が「寄って乗せて行って」と言ってくれれば…言うわけないわなあの人はと溜息を吐いた次第です。
 病院に着いたら検査結果待で父の意向は「帰宅したい」と聞き、胸を撫で下ろしました。待合室で車椅子に乗ってる父を見た時は、親の年齢と今後をつきつけられた気がしました。年取ったなぁと。そんな思いは横において、付き添って下さってた畑仲間の方にお礼を言い、連絡先を交換させていただきました。
 歩けない手足が痺れるとのことで運ばれた為、整形外科の診察が最初にありました。が、レントゲンでは全く異常なし。考えられるのは血圧の高さから来るものか、脳梗塞かとそこで言われました。そして、MRIへ。恐らく父は初MRIだった思います。
 次の診察は神経外科。そこで言われたのは、軽い脳梗塞。たいした大きさでなかったのですが、運動神経が集中してる所で詰まったせいで手足が麻痺してるとの診断でした。結果、最低2週間の入院で点滴とリハビリで回復させる(今より少し楽になるように)と。入院と聞いた瞬間、相方共々胸を撫で下ろしました。今の状態で帰宅させる方が、正直不安だったんです。母への説明もそうですが、何より父が生活してるのが2Fってことに不安がありました。父を1Fで寝起きさせるとなると、母をどう説得するか、母の鬼怒りをどう対処するのか…その辺が無くなっただけでも、ありがたかったんです。
 入院手続を終え、必要な品物を近くのスーパーで買い揃えてる時、心中で事務作業だけは効率よく出来るようになったなぁ私、と自画自賛してたのはここだけの話です(笑)。


 入院手続で思ったのは、個室料金(差額ベット代)高っ!!でした(苦笑)。大部屋が満床のため取り敢えず個室へと言われたのですが、追加料金が5,000円以上って!!なにそれ?!病院の都合なのに割引なしかよ!!と事務員さんに突っ込みそうでした…。一応、承諾書にあった「本人の意思」の部分には、「今回、病院さんの都合なのに『本人の意思』ってオカシイですよねぇぇ」とは突っ込ませていただきましたが(^^;;。大部屋が空いたら、そちらに移してもらうようお願いはしてきました(しかし、回転が速いんです!と説明された時は、回転ですかっ?!と驚きました)。


 父にとっては、初入院。一応、環境適応能力は高い人なので(ただ年寄り特有の面倒くさはある_;;)何とか過ごせるとは思ってます。退屈しのぎ用に父が好きそうなテーマの本置いてきたし。退屈しのぎ用に買ったのは、『日本海軍400時間の証言軍令部・参謀たちが語った敗戦』。若干、フォントが小さいので老眼持ちには読みにくいかもですが、新聞読めてるんだったらコレくらいのフォントでもいけるだろうと判断。内容が父の趣味(興味)に合致することを優先して、自分用じゃ絶対買わない新刊ハードカバーを購入。
 書店で『聯合艦隊司令長官 山本五十六』と悩んだんですが、Nスペ好きだし放映も見てたかもなぁというので選びました。が、父に見せたら「山本五十六じゃないのか…」と。瞬間「そっちかよ!!!」と突っ込みました(笑)。いや、こういうのって外れると妙に悔しいんですよ(^^;;。
 意外だったのは、ちょっと嬉しそうだったこと。へぇぇこれが嬉しいんだとビックリした不肖の娘でした。

 今後は、高額医療費制度とか介護保険制度の手続きがあります。私がやらなきゃいけないのは火を見るよりも明らかなので、なんとかストレスを溜めないよう神経質になり過ぎなよう、適度に息抜きしつつやっていく予定。

 父の方も、割合初期段階であったのでかなり安心してます。とはいえ、帰宅後の対処をどうするのがいいのか、どう母を説得するのか(できるのか)が最大の難関だなぁ…と少々頭を抱えてたり(^^;;。


 そして母への突っ込み。


 こんな状況になっても父のやること為すこと全てが気に食わない様子に、正直苛立ちと情けなさを覚えました。文章にならないので、以下箇条書きです( / 以降は私の心の叫びと思ってください)。


・電話してきた時点で、父の様子を全く把握してない。
・私に訴える事は、毎度おなじみの「父が汚い。私の言うことを聞かない。外面がいい。私は悪くない父が全て悪い」のエンドレス愚痴。/だから何が言いたいの!?私は何をしたらいいの?!?
・父が救急車を呼んで運ばれた時も、「父のせいで最近眠れないから、睡眠薬飲んで寝てたから気づかなかった」/そうじゃないだろうと…。父のせいでってのは百歩譲ってそうであっても、この状況では物凄く要らないよね!
・付き添って下さった方から連絡があったというのも「なんとかさんから△□とか言う病院(ホントは△△病院…)に行ったと言われた。知ってる??」。/えっと…。私はその何とかさんも知りませんし、その方の連絡先も存じ上げません。その上、病院名くらいきちんと覚える努力して欲しいんですが…。
・私に連絡してきたのも「なんとかさんが娘さんにも連絡したほうが良いというからしただけ」/ そうですか。それくらいの判断もできませんか。てか、それを言われなければ連絡すらして来なかったかもしれないんですね!貴女がちょっとシンドい時は延々出向かなきゃいけないような事を言うくせに。父が絡むとこんなことですらそういう対応ですか、と。
・私がキツい言い方をしたら「私(=母)はやることはちゃんとやってた。なのになんで責められなきゃいけないのか分からない」と。/ 母のやった事=腰が痛くて起き上がれず苦労してる父に、キツイこと言って(そんなに私を苛めたいの?!とか)、キツイ言い方で病院に行けと「言ってあげた」、「わざわざ父の部屋に電話持って行ってあげた」(その時父は電話しなかったと私に訴える×2)。それって、客観的にみたら「何もしてない」と同義ですが…。何一つ自身で動いないし、思いやりが伺える行動ですらないですよね??と。
・そんなこんなで流石にぶち切れました、私。いい加減にせぇよと。自分の白内障云々に関しては、掛り付け眼科の話を一緒に聞いてくれとか、手術する病院の初診には付いて来てくれとか、掛り付けの内科にも付き添って説明してくれとか延々振り回しておいて、父にはその態度かよと。電話してくるといえば、全て自分のことと父への愚痴ばかり。娘を楽にさせようとか心配掛けないようにしようとかいう配慮は一切無し。そんなことが感情に混じり、思いっきり切れました。流石に、言った内容は「いい加減にしてっ。そんな話を聞きたいわけじゃない。」的な事でした。が、かなりまくし立てて表現もキツかったとは思います。
・それを聞いた母の答えが「私はやることやったのに云々」という…。どこまであんたは自分勝手?!と脱力でした。
・病院が分かり相方が電話した際も「私は悪くない」とか「父が部屋を汚すから」とか「私は病院に行くように言った」を捲し立てたようですorz。
・流石に相方も「今、そんな話をしてる場合ですか?その話は聞きたくないし聞く気もない」と一刀両断。にもかかわらず、まだ続けようとしてる様子に脱力と言うか情けなさを感じました…。一体彼女は何を求めてるんだろうかと…。
・相方との電話でも「一緒に行きたい。迎えに来て欲しい。父が心配」とかいう言葉は一切なかったそうですorz
・なので、母は放置して病院に行ったと。病院にいる間一度も母から電話なし。なんかもうね…。
・母が病院に来たのは、手続きも全て終わり父が病室で落ち着いた頃。そうですね、私達が到着してから4時間は経ってました(涙)。自宅から自転車で15分くらいの場所なのになぁぁぁ。
・病室で父と会って最初に言ったのが「私が病院に行けと言ったのに」だったそうですorz。私は外で看護師さんと打ち合わせしてて直接は聞いてないのですが、相方が聞いて呆れたそうです…。一応、その場は相方が止めてくれたので大騒ぎにはなりませんでした。
・その後、無言の行が続く…。病室でその状況はハッキリ言って居たたまれませんってば…(涙)
・母が気にしたのは、父がどんな格好で病院に来たのかでした…。他にもっと気にする事あるよね、母…ともう脱力。
・退屈しのぎ用の書籍新聞を購入するため、病室に母を置いて出ました。その際、「入院のしおり」読んでおいてねとお願いしたら、「メガネが無いから読めない」と…。もうね…この人には何も言うまいと思いましたです…。
・大量の荷物を持ってきてたので「何で来たの??」と聞いたらば、「自転車しかないやろっ!?他に何があるの!?」と切れらました。そうですか、迎えに来なかったと暗に責めてるわけですね…あんたが意思表示しなかったことなんぞ知るかよっ!!どこまで察してちゃんやねん?!と思ったり。
・一応、父も落ち着いたので私たちが帰ろうとすると母も帰ると。えっと…来院してから1時間も経ってないのですがね?????もうお帰りになられますか??????誰の配偶者が入院してるんでしたっけ??????な気分で一杯。
・色々購入したり、手続きしたのは娘だから当然です。けどね、「ありがとう」の一言も無いってなにそれ?相方には言ってたけど、それもかなり逆切れモードだったよね…。そういう態度なのは予想できてたけどさ、ちょっと流石に吃驚ですよ娘は、と。
・母が来たのは恐らく父友人が心配して訪ねたくれたからだと思います。それも気に食わない事の一つなんだろうなぁ…。
 
 今回の件で、母については諦めました。自分で決められない、責任を取れない、安全圏に引きこもって他人を批判する(そりゃ手を汚してないんだから批判しやすわな…)、自分が一番大事。そんな姿勢がこういう大事な時にすら変わらない。情けないやら呆れるやら、人として本当にどうなのかと疑問すらいだきました。
 肉親ですから切れるものでないです。母ではないですが、やるべき事はきちんとやるつもりです。が、恐らく今まで以上に他人行儀な対応になりそうです。仕方ないよね、自らが蒔いた種だものとすら思った今日でした。


2011/12/24 22:29