2011年12月11日日曜日

秋冬国内旅行(前項)の追記


前項末尾に追記してましたが、案の定長くなったので別項設けました。

 10月末に行ってきました、仙台&福島・高湯温泉。上記で1泊2日と書いてますが、仕事が終わってから移動し東京に前泊したため2泊3日と相成りました。実は、職場から東京そして翌日の仙台観光は人生初の一人旅行!!行く前から緊張して、順便万端整えて気合の入った一人旅。全てが初めて尽くしだったため、思い出深い1泊2日となりました。


 東京駅から宿泊先までは、方向音痴極まってるためかなりドキドキ。既に東京駅構内のエキナカで少し迷子になりかけました…。あんだけ予習したのは何だったんだ!?と激しく凹みましたです、はい。そして、iPhoneさんのGPSに頼りながらホテル着。途中で頼みのiPhoneさんが迷子ったのを見た瞬間、「お前もかorz」な気分になったりしました(方向音痴って伝染するのかなぁ)。
 行く前からホテルに付いたら一切部屋から出るな!と母親・相方のみならず職場先輩上司にも念押しされたアラフォーです(_;;。一体、私は何歳なのかとこれまた少々凹んだのでした…やっぱり日頃の態度なのかなぁぁ。やれやれ。

 翌日、始発の東北新幹線に乗り(新幹線口が分からず無駄に時間を使いました…えっとすみません)一路仙台へ!!
 予想外だったのが、東京駅の静かさ。車内で飲むコーヒーを買いたくて、スタバやコーヒースタンドを探したのですが全店開店前でした。始発の時間で開店だと厳しいのかもしれないけれど、1店位やってくれててもいいのになぁと一観光客は思った次第です。
 仙台駅でまず始めに寄ったのが、『アヒルと鴨のコインロッカー』ロケなコインロッカー。写真には収めませんでしたが、ほほぅと満足いたしました。そうそう、カメラは職場備品を上司承認のもと持って行きました!どんだけ周囲に迷惑かけてるんだ、私(苦笑)
 そして、観光巡回バスるるーぷの一日乗車券を入手。ですが、売り場が見つからず右往左往…地図とガイドブックもってるのは一体なんのためなのかとやはり凹みました。仙台滞在時間が4時間強だったので、タクシーで一路仙台城址へ向かいました。タクシーの運転手さんが良い人でして、色々お話をさせてもらいながらであっという間の乗車時間でした。伺ったお話はやはり震災関係です。野次馬で甚大な被害を受けた被災地へ行く人が多かったとか、仙台周辺で被害の大きい場所へ連れて行ってくれと言われたことも多々あったとか、そんなことを淡々と話されて…。なんとも一観光客として恥ずかしく思った次第です。また、運転手さんに「観光地へ来てくれるのはホント嬉しいよ。観光地ならどこでも喜んで行くよ」と仰言て下さったのに救われました。

 そして、着いた仙台城址。予想とえらく違って殺風景過ぎて吃驚(笑)。伊達政宗公の銅像があんなポツンと建ってるとは…。仙台城址博物館は、正直今ひとつだった気がします。
 次に向かったのは仙台市博物館。政宗公の甲冑とミュージアムグッズ目当て。仙台城址をテコテコ歩いて下ってましたらば、何やら石碑が。お酒関係の史跡だったんですが、柳生宗矩の名前があり反応。いや実は高橋なのさんの『Dandy Dragon』の柳生宗矩が大好きなんですよ(笑)。なのでつい、写真撮影をしてしまいましたです。
 その石碑から目と鼻の先に仙台市博物館がありました。案の定入口が分からず右往左往…。開館時間直後だった為、人も少なく快適な環境で見学。例の素敵格好良い甲冑は、レプリカでしたが展示してあり狂喜乱舞。ここぞとばかりに写真撮影しました(馬鹿)。それとか、鶺鴒の花押とかもパシパシ撮ってご満悦。頭の中では、大河ドラマのOPが鳴り響き、ドラマの場面がフラッシュバックしておりましたです。ホント来て良かった博物館!でした。
 ただ残念だったのはミュージアムグッズ…。花押とか家紋とかの素敵なデザインなのに、それを使ったグッズが少なすぎでした。ラインナップもイマイチで、結局何も買わず仕舞いでした。惜しいなぁ、ホント。


 その後、るるーぷに乗って仙台市一周。途中、映画『ゴールデンスランバー』のロケ地なども通過し、その度に「おぉ堺くんはあそこを渡ったのか!そうなのか!あそこで首相が撃たれたのね!」とか浮ついてみたりもしました。


 途中で下車して買い物タイム!時間がもっとあれば、もっと色々ゆっくり見て周れたのに相方の馬鹿っと思いながら、サクサク周遊&購入。この時点で相方より、予定より1時間早く合流との連絡が入りました。残り時間、約1時間…。急ぎ、仙台駅へるるーぷで向かい、福島へと向かいました。相方側の解散が早かったせいでゆっくりできなかった上、仙台名物もまったく口にすることができませんでした。なので、リベンジ仙台を考えてます(笑)。


 福島駅で相方と合流。お昼ごはんは新幹線口の立ち食い蕎麦でした…。別に食べ物に執着するわけじゃないけれどね、せめてせめて仙台駅で牛たんかお寿司食べたかったよ、私は…。
 レンタカーを受け取り、紅葉の美しい磐梯吾妻山へ!!燃えるような感じではありませんでしたが、とてもとても美しい紅葉の磐梯吾妻山を訪れる事ができたのは幸せでした。幸いお天気もよく、色づいた木々が綺麗に映えなんとも美しい景色を堪能できました。
 紅葉を堪能してるとカーブを曲がった途端、風景が一変!!紅葉から火山っぽい風景へ!!相方共々「同じスカイラインとは思えない劇的な変化やなぁ」と感嘆してしまいました。しかも、「さっきの紅葉も良かったけど、こっちの火山らしい風景のほうが更にイイなぁ」と季節の移ろいを無視するような感想すらでたりでした(笑)。
 そして、吾妻小富士へ登頂!山頂は火口周遊でした。火口をあんなふうに覗ける経験ってそんなに無いと思うので、非常に興味深かったです。ただ、登り切るまでがシンドい(笑)。ヒール&スカートで登ってらっしゃた女性も見受けられましたが、あれは辛かろうなと他人事ながら思いました。旅行に行くときは、お洒落無視して歩きやすい楽な靴がいいようです。
 余談ですが、山頂付近でお利口さんなコリーと遭遇(笑)。彼女のセカンドネームもやはり「お利口」だったようで、すれ違い様に「お利口やね」と言ったらウキウキと尻尾振ってくれて、飼い主さんも「ほら、お利口って言われてるよ、貴女のことよ」とかおっしゃってたり(笑)。とても楽しい瞬間でした。大切にされてるワンコっていいよなぁと再確認しました。


 日も落ちてきたので、宿泊先の高湯温泉玉子湯さんへ。
 玉子湯さんのお湯は絶品でした!!!!元湯治場とのこともあり、昔ながらの趣を残しつつ清潔で使いやすい外湯が特に素晴らしかった!!湯温は若干高めかと思うのですが、冷えた身体には程良い感じ。湯船から出たり入ったりしつつ、のんびり時間を過ごせました。
 機会があれば再訪したい温泉地になったねぇと大満足。今度行くなら冬で、雪見温泉かなぁと相方と思案中です。


 翌日は、前日走った磐梯吾妻スカイラインから磐梯吾妻レークラインへ抜け、五色沼へ。時間が無かったので、五色沼も入り口だけお邪魔して残りは再訪時のお楽しみということになりました。しかし、五色沼もいいですねぇ。昔、祖母が訪れてたのは聞いてたのですが、あんなに素敵とは思ってもなかったです。祖母は良いところ行ってたんだなぁ、もっとゆっくり話聞いておけばよかったなぁと今更ながら後悔してしまいました。
 猪苗代湖を少しだけ見て(私が「猪苗代湖!!」とやかましいので、寄ってくれました^^;;)、福島駅へ。短い滞在でしたが、また来たいなぁと思えた土地でした。
 今回の旅行では震災、原発関係には行きませんでした。やはり、復興関係者でない一観光客が物見遊山とするにはあまりにも生活されてる方に失礼だと。ただ、今回福島を訪れて、土地の豊かさ、美しさがああいう人災(と表現させて頂きます)で消されてしまうのが、とても勿体無く悲しい事だと感じました。ホントに本当に豊かで美しかったです!食べるものも美味しいし、空気も澄んでるし、温泉も豊富だし!!凄く凄くいいところでした!!(と小さな声を上げるしかない…)。


 福島から東京へ。
 東京で丸の内をウロウロし皇居の堀を少し歩いて、叔母夫婦と再会。上司お薦めのお店(ホント会社で何をしてるのか私…)で散々喋って飲んで楽しい時間を過ごしました。てか、叔母が一番驚いたのが、私がサラダ取り分けした事でした(苦笑)。叔母曰く「あんたが、自然にこんな事するなんて!!」。それを聞いた相方が「これで驚かれるって、どんだけ何もしない子やってん!」と更に驚くという…。他にも「あんただけは何もしてない、てか出来てないと確信してたのに!」とか。ここは私の過去の悪事を語る会合でしたか???な位居た堪れない状況に陥りました…。しかもですよ、叔父叔母とも母に電話連絡でその事を一番に話したって…。私ってどんだけorzと凹みましたです。
 正直、叔母とは一番年齢が近かったせいで、顔合わせる度に喧嘩しては祖母に「あんたら2人が帰ってきたら喧しい!!静かにして!!」と毎度怒られてた関係ですので、致し方無いかと。けどね、叔母ちゃん私もアラフォーだよ…そりゃ多少は社会性が身についてないとおかしいよ…とかブチブチ(^^;;。


 予定通り、最終の新幹線で帰宅。


非常に充実した2泊3日でした。


さぁ今度は月末の青森だ!!!!(その前に支払いを済ませねば)