2011年12月17日土曜日

海外ドラマ『Sherlock』(BBC)


某所にて12/10公開

 随分前の話題ですが、書きためてたのが漸く纏まったので一気に投下します。 
 Viva NHK! 海外ドラマはやっぱりNHK購入作品に限るね!と再確認させられた、現代版『シャーロック』。
 予約録画してたにもかかわらず、ほぼOnTimeで相方とワクワクドキドキしながら視聴しました。それくらいホントに本当に面白くて完成度の高いドラマでした!!いや良い作品を観れてよかった、ありがとうBBC&NHK!!!です。

 学生時代、私はルパン派でした。聖典(原作)も読んでいません。なのに、我家にはグラナダ版とガイ・リッチー監督版のDVDがあります(それは相方がグラナダ版を好きだから/笑)。そして、今回の現代版『シャーロック』も録画で日本版DVDが出たら絶対買うぜ!てか、発売してくれぃ!!な気分で一杯なのは何故(笑)。

 ルパン派だった私がホームズ物を面白いのかもと思ったのは、スタトレ(TNG)のパロディです。そして、ガイ・リッチー版でホームズとワトソンの関係に萌えてしまい、これって楽しいかも!?になった次第です。


 ガイ・リッチー版は美形なワトソン君に無駄に甘えまくり、メアリに無駄に嫉妬したり、彼氏彼女の関係を無駄に壊そうとするホームズ。そんなホームズにつれないワトソン君ってな関係性がツボ過ぎて…。初見時には悶絶し過ぎて、相方に思いっきり嫌な顔をされてました。だってだって、なんでマイクロフト兄ちゃんの別荘に3人(ホームズ予定では2人/笑)で行かなきゃ行けないのかとか、もう見事に嬉しい展開満載。ただ今撮影中の2作目は劇場まで足を運びます!!

 そんなツボ満載のホームズ&ワトソン君。
私のそんな明後日な期待は、今回の現代版で裏切られませんでした!!流石だよ、君たち…とココロで嬉し泣きしちゃったくらいです。 
 そんな明後日なツボも押さえつつ、原作とグラナダ版から伺えるホームズの奇橋と天才っぷり、王道まっしぐらな展開、現代版に置き換えたことで原作のスタイリッシュさが伺える作り、キャストの素晴らしさ、映像の美しさスタイリッシュさなどなど、純粋なホームズ物としても非常に素晴らしい作品だったのじゃないかと思いました。

 相方ともグラナダ版を意識して映像作ってるねと話したくらい、先行作品への愛情と尊敬を感じました。色々なサイトさんを拝見していると、台詞でもグラナダ版からの引用があったりするそうです。そういうのを知ると、スタッフの偏愛を感じてちょっとニマニマしちゃいますよね。

 その後、あちこちのサイトさんを巡りまくって吹替の妙さを知ったりもしました。なるほどぉと勉強になったし、ローカライズの難しを感じたりしました。が、それはそれとして日本語字幕付DVDで補正したらいいのかなぁと思ってます(だから切望ですよ!!DVD発売を!!)。
 と言いつつ、結局原語版を観たくてたまらなくなりまして、10月に禁断のiTunes Storeでビデオを購入しました(笑)。ハワイに行った先輩にお願いして買ってきてもらった100US$Cardが速攻役立つ素晴らしさ。余談になりますが、これについては邪道なのは理解してます。が、国内版Storeが無いときにやむを得ず強引にUS版アカウントを作ったという経過があり、今回はそのアカウントに追加入金した形です。現在、そういう強引なやり方が出来るかどうかは不明です。が、当時はかなりアバウトでした。そんな訳でStoreの歴史でそういこともできたんだなぁと思っていただければ嬉しいです。

 話は戻りまして、ビデオ購入。チマチマiPhoneで観てます。が、やっぱり若干ニュアンスが異なる気がします。完璧に聞き取れてるわけでも理解できてるわけでも無いので、どこがとは言い切れないのがあれなんですが(^^;;。一番、違うのがシャーロックの声質!!絶対×2ベネディクト君の声のほうが色っぽくて悶えます。私の好みドツボな低音美声でした。話し方も如何にも英国人!な感じがこれまた好み(けどやたら早口で情報量が多いんだ…orz)。だかこそ、これは吹き替えについて不満が出るわなぁと納得した次第です。

 役者さんについて、少し触れたいと思います。
 今作のシャーロック&ジョンはお二人とも好みど真ん中!特に、シャーロック役のベネディクト君は、見た目も声も完璧好みです(笑)。お陰で、ファンサイトさん巡りしてそこから関連動画に飛んで…。幸せでした(馬鹿)。英国の俳優さんて声の素敵な方が多いように思います。艦長なパトリック・スチュワートとかイアン・マッケランとかアラン・リックマンとかクリストファー・リー様とかとか。恐らくそういう系統の素敵な落ち着いた声でした。しかも、まだ若い!!(といっても30代…これも吃驚でした)。これから色んな作品に出演するだろうし、目にすることも多くなるかと思うと楽しみです。
 そして、ジョン役のマーティン・フリーマン氏。『ホビットの冒険』で若かりし頃のビルボ役なんですね!それを知った瞬間、いやんっ☆と声がでました(馬鹿)。また、私この方の舞台日本で観てたりします(^^;;。三谷幸喜の『笑の大学』英国版日本公演(ややこしい)で作家を演じられた方でした。いや~なんか細い繋がりがあるもんだと正直驚きました。てか、それを周囲に言うと「人知れずマニアに走るとそういう繋がりができるんだねぇ。凄いわ」と呆れられました…。いや、私自身もホントこんな細っこい糸に導かれてるとは予想外なんだけどね、てへ、としか言い様がないんですホント。暫く、この方の出演作とも縁がありそうでなさそうで楽しみであります。
 そうそう、『ホビットの冒険』はシャーロック役のベネディクト君がラスボス役で声の出演だそうで、非常に嬉しいやら複雑な気分でいっぱいです(何を考えてるPJとだけ言わせてください)。

 で声を大にして言いたいのがはこの作品、絶対極東の腐った人間を悶えさせようとしてる!ということです。大事なことですが、書いてて恥ずかしいので一回だけにします。
 某サイトさんで「薄い本用のネタを提供」と書かれてましたが、激しく同意(笑)。申し訳ないけど、腐った目にはシャーロックとジョンがイチャイチャしてるようにしか思えなかったですよ!肉体的にどうのより、ああいう精神的にイチャコラされてるほうがずっと悶えますってば!ホント、もう夕飯中口角が上がりっぱなしで、相方に胡乱な目で見られ続けてました。けどね、ホントにねあの二人のイチャコラぶりはね、どうしたいの!君等は!?な感じなんですよ。正直、グラナダ版ですらそう思う箇所あるのにさ…。今作のビジュアルだったら更に数割増じゃないかと思うんですよ。

 で、本題(遅)の感想は別項を設けます。無駄に長くなりそうなので…。