2011年12月11日日曜日

(追記)『桜蘭高校ホスト部』#5−11感想

こちらも最終話まで完走したので、ざっくり感想を追記として書きます。


#5:ハルヒと海
 ハルヒの頑なさが少しずつ溶けていくキッカケのエピソードなので、原作でも好きな話です。
 この回は、大東君演じる鏡夜が色っぽくて狂喜乱舞でした(馬鹿)。鏡夜のわかりづらい優しさと思いやりがきちんと演じられて上に、あのハルヒ押し倒し場面がホントにドキドキするくらい色っぽくて男臭くて良かったんですよね。勿論、川口春奈嬢扮するハルヒが純真で可愛らしかったのも、あれが下手に嫌らしくならなかった要素だと思います。
 ハルヒと鏡夜の微妙な信頼関係が空気としてきちんと存在してたし、鏡夜がハルヒから受けた思いがけない衝撃も見えたしホント良かった!
 勿論、殿と鏡夜の分かり難い友情もちゃんと見せてくれたし、ハニー先輩の柔らかな説得(あの「ごめんなさい、しよ」は原作でもアニメでも好きな台詞)もイメージ通りだったし。毎回スタッフさんが必要な部分をきちんと見せてくれるのが嬉しくてなりません。


#6:双子喧嘩する
 漸く光馨の違いを見せる話!
 双子の悪魔っぷりが楽しいし、そこから伺える心境の変化も興味深い話です。やっぱり、馨のほうが大人なんだよなぁ。
 そして、双子に振り回される部員達の様子が愉快です。


#7:ハルヒ父登場
 蘭花さん登場!!素敵な父っぷりに満足ですよ!
 蘭花さんが殿を敵視するのは、仕方なし(笑)。部員のスーパーでのはしゃぎっぷりも、色々配慮されてて好印象でした。しかし、殿は可愛いなぁ。殿の可愛らしさを見せてくれてる山本裕典君に、ちょっと感謝した回でもありました。
 ハルヒ役の春奈嬢は、兎に角ホントに素直に可愛いと思えるので文句なしに満足してますよ!


#8:猫澤兄妹
 Viva警察官コスプレ!!実写で見ると凄い絵面でしたが、モデル出身の方たちばかりなので着こなしは流石でしたね。


#9:軽井沢物語
 お祖母様役の江波杏子さんと殿父の升毅さんが凄すぎて、他が霞んだ感じがありました。特に、升毅さんのはじけっぷりが!!流石升さん、大好きっと思った次第です。江波杏子さんの凛とした立ち姿は、相変わらず美して目の保養でした。
 軽井沢編は、馨の大人っぷりがイイなぁ。光はもう…お子様過ぎてなんともかんとも(苦笑)
 で、部員の変装なんですが、ハニー先輩の女装が元モ娘の辻そっくりで思わず笑ってしまいました。


#10:新聞部スクープ
 ハニー先輩モリ先輩のアクションの美しさにうっとり。漸く武術の達人ハニモリコンビ面目躍如な話!アクションシーンの二人が特撮出身だけあって流石切れのある動きだったし、カメラワークのテンポもよくて見応えがある場面でした。それを見つつ思ったのが、BS時代劇の卜伝(笑)。こういう風にカメラさんが撮ってくれたら、なんとか辛うじて見られるんじゃないかなぁと遠い目をしておりましたです。


#11:最終話
 映画に向けた最終話って感じでしたね。
 最後まで、勢いとクオリティが衰えず楽しく観ることができたドラマでした。原作が好きなので、実写化について激しく不安がありました。しかし、見事に昇華してドラマとして見せてくれたと思います。スタッフさんやキャストの皆さんが、原作を大切にして真正面から向き合って下さった結果なんだろうなと想像します。
 ホントにありがとうございました。


 映画はみるかどうか不明。気が向いたら足を運ぶかなぁと今は思ってます。