2011年4月9日土曜日

久々のHIT

某所にて4/9公開

 下が一番上にあるのは精神衛生上よろしく無いので、何個か水増しします(笑)。

 乱読気味な私は、本屋で引っかかったり、たまたま目についた本を図書館で手当たり次第借りる傾向があります。それをすると時折思いも寄らない「大当たり」にぶち当たったりします。

 この数年でも、有川浩、米澤穂信、恩田陸、角田光代、阿川佐和子、酒井順子、森見登美彦、万城目学、海堂尊、奥泉光等々。最新作が読みたいと思う方では無いので、予約リストを延々待つことも然程無い健全な図書館利用者です(なのか?)。
 そんな折久々の大当たりが出ました!!雀躍しちゃう程の大当たり!!

 その作品&著者とは…。

 「ジョーカー・ゲーム」柳広司。
 実は前々から、書店で見かけるスタイリッシュなカバーイラストが気になっていたんです。ただ、あまり単行本をジャケ買いするのもなぁと気が引ける部分もあって、記憶の底のほうに沈めてました。なのに、先月末たまたま開架書庫にあるのを見つけ、試しに借りてみたのが運の尽き(笑)。
 むちゃむちゃ面白んですよ!!謀略機関モノミステリーで、なにこれ凄い楽しい面白い格好いい、好きっ大好きっ。その世界観と文体で、見事に落ちました。
 お陰で今、柳広司さんの過去の著作を漁ってる最中です(←落ちたときの行動パターンです^^;;)。
 何作か勢いで読了したんですが、どれもホント好きなんですよ。ミステリーとして物足りなくても、研ぎ澄まされた世界観とあっさりした文体が好みです。

 今、角川文庫から出てる『新世界』と『トーキョー・プリズン』(←このミス09の1位だったんですね__;;)は、今月末の旅行用に購入予定です。

 いや久しぶりの大HITですわ。