2011年4月14日木曜日

記念品にまつわるあれこれ

意図的に時間操作して下げてます(ヘタレ)
実公開日:2011/5/8

相方両親の金婚式のお祝い。結局、息子家族が「お祝い」する形になりました。が、金額が…なんとも悩ましいモノで(苦笑)


 予算なのですが、当初案では1家族につき記念品&花束&両親の食事代として、10,000円を徴収。3家族集まるので合計30,000円也。そこから、親の食事代14,000円or16,000円(この時食事代がきちんと決まってなかった/泣)を差っ引くと残りは16,000円or12,000円。相方と、予算の吝さに泣きましたよ…。16,000円or12,000円で記念品と花を買えってか?!あまりにもショボイショボすぎる!!!と半ば怒りモードになった次第です。てか、相方も私も仕事柄か予算は低めで見積もる癖があるので、まず考えた金額が12,000円だったんですよね。
 だって、金婚式ですよ?!前回の義母古希の時は、15,000円位のブローチと6,000円程度の花束でしたが…なんで今回それ以下なのか?!と。しかも、大の大人が集まってこの金額かよ!?と思ったんですよ。


 その後、旅行前に相方が弟さんに連絡してくれて、当初予算より2,000円UP!!と食事代の金額を確認しました。てか、2,000円UP!!って、あなた…あまりにもあまりじゃないでしょうか????と。しかも、その時聞いた内容で相方共々「使えねぇ…」と呻いたのは、飲み代は別会計ね☆ってこと。ヲイ!!何を考えてるんだ!と。あんたら家族皆飲むやろ?!それを別会計?!普通、食事代と込々で企画するやろ?!誰が会計して割り振るねん!?電卓持参したろか!?とあまりの計画の杜撰さに、相方と盛大に溜息を吐いた次第です。いやもうホント、この件については当日キレそうな予感があります(乾笑)。


 上がった予算と確定した食事代から考えて、使える金額は22,000円。ここから、予備費として2,000円は置いておきたい(飲み代別だし^^;;)。となると、使えるのは20,000円が上限で花束代を考えると、記念品に充てれるのは15,000円までかと予算立て。この時点で、てかなんで専業主婦な兄弟の奥様方がこれ(記念品購入作業)をしないのよ~と愚痴モードに突入(__;;;。職場のおじさん達にもウダウダ愚痴った程でした。


 その後は近くの輸入食器屋さんを覗いて喧嘩になったり、相方の不用意な一言でキレたりといい事一つも無しな展開に(苦笑)。だって、私はBaccaratのペアタンブラーに名前彫って貰えばいいじゃないかと。したら、交通費もかからないし予算内に収まるやん!しかも、ブランド効果もあって相方以外は満足やん、と思ったんですけどね…。物凄く否定されました。
 その相方の考えでは、連休中に信楽まで遠出して見繕おう!だったそうです。いや~それを聞いた瞬間、瞬間蒸発しました私。だって、私が連れてって欲しい!と言う時は「時間が掛かる」たら「混んでるかもしれん」たら御託並べて行かないのに、こういう時には行くんですか?しかも一番ダダ混みする連休にっ!!と。しかも、信楽焼でお互いの好み付きあわせたら、予算内で収まらんって…。そんなん始めから分かってるやんか…というのもあったんですよね(苦笑)
 そんなこんなで、出た結論は「九州旅行中に唐津か有田に寄って、取り敢えず見繕うか」という何ともなものでした。


 私も相方も陶器類を見て回るのは好きなんです。好きな系統も、信楽、備前とかいう焼締に魅力があるモノ。勿論、青磁や白磁といった磁器も好きなんですが、絵付けされると好みから外れてしまうんです。絵付するんだったら、磁器そのままの色楽しみたいと思っちゃうんです。なので、大きくは揉めないんですが…細かい部分で徹底して合わなかったら悲惨です(苦笑)


 唐津に着いて、あれやこれや眺めては「これは?」と言い合ってました。確かに、相方が「ひよ、これ好きちゃう?」と言ってくれるモノは大概ビンゴで、二人とも好きな感じの物。けれど、相方両親にはちょっとなぁ…と思われるモノが殆どでした。失礼な言い方をしますが、相方両親(特にお母さん)は見た目に騙されちゃうタイプだったりします。なので、焼締とか自然釉とか凝ってることを分からせない手法の釉薬類は、見た目で「安い」と思われちゃう可能性がありました。しかも、相方兄弟も然程陶磁器類に興味が無いらしいと。辛うじて、お父さんだけが地味めを好むかも??だったりでした。
 そのため、焼締とか自然釉とかは最初から却下(涙)。それだったら、私らが選ぶ意味ないやん!!と少々ブータレ状態。


 唐津のアーケード街にあるお店を覗いた結果、私が推薦したのが「古伊万里の復刻文様」な伊万里焼ワインカップ。押した理由は、伊万里のネームブランド、鴛鴦とか鶴亀とかの縁起文様があしらわれてる、杯の内側が金塗、色目も伊万里だし白磁に朱&藍でおめでたい感じがする、値段が1客6,500円でペアカップにしても予算内に十分収まる、兎に角見栄えがする、なモノでした。が、相方は猛烈に拒否しました…。理由は、この手の見掛け倒しな派手な器はお父さんが嫌い。即ち、お父さんの反応がいまいちだと夫唱婦随をモットーとしてるお母さんも「いい」とは言わない(お母さんの判断基準はすべてお父さんです/苦笑)。自分(相方)が嫌い、これを買うことに意味を見出せない、これを買ったら自分たちで選ぶ意味が無い、とかもう…全否定でした。
 確かに、お父さんは好きではないかもしれないけど、多数決(兄弟母)でいいと思えばいいやん!!お母さんもこれなら高そうやし(←重要)自慢&見せびらかしができるやん!と押しまくったんですが、無駄でした…。
 伊万里や有田の白磁・青磁の素敵なカップも多数あって、ココロ惹かれたんですが予算という縛りが(苦笑)。 


 相方が買うと言ったのは、絵付け唐津のフリーカップ。確かに、良かったんですが如何せん地味(苦笑)。絶対、良さ解ってくれへんて!!値段に見てくれへんって!!と今度は私が猛反対。その時点で、嫌な空気が流れ始めました。
 気分を変えるため、買い食いしたり職場用のお土産見繕ったり。そして、再度選定へ向かうことに。行きには気付かなかったお店を見つけ入ったらば、二人して「これっ」という粉引唐津のフリーカップと出会いました。
 一つは、粉引唐津に何本かの茶色のラインが描かれるもの。もうひとつは、同じ粉引唐津で表面の四カ所が少し膨らんた意匠になってて、上から見たら小さなお花に見えなくもない。それをペアにして、木箱と造ってもらって(窯の箱書きも入れて下さるそう)、送料入れて見事予算内に収まりました!!てか、予算余りまくった感もありまして(笑)、お花買っても3,000円位は別途余りそうな感じです。
 購入した瞬間、もう相方と「良かった~。肩の荷が下りたぁ。すっきりした!」と頷きあいましたよ。ホント、どれだけこれが重荷だったのかと。


 大体、予算が吝すぎなんです。年末に聞いた時、相方と「兄弟で記念品するなら10万くらいの旅行券かな」と言ってたんですよ…。なのに何故22,000円?!兄弟皆、いい年齢でちゃんとした職に付いてるんですよ?!なのに、1家族12,000円ってどういう了見で…と。確かに、我家以外はお子様いらっしゃいますよ(未就学児~成人まで)。けど、それとこれは別でしょうが…と思ってしまうんです。しかも、散々お母さん援助してらっしゃるのに…と余計なことまで思ったりして、すっきり納得できてなかったりします。
 兄弟が出せないと言ってる以上、うちだけが上乗せするのもマズいしで。散々「高校大学の友達の誕生日プレゼントとちゃうんやけどな」と愚痴りながらな、記念品選びでした。


 ホントは、こんな気持でお祝い選びしたくなっかたです。気持よくお祝いしたいけど、あれやこれや見てるとその気持も萎んできて…。イベント当日、かなり胃を痛くしつつになりそうで今から凹みモードになってます。


 まとまりのない愚痴にお付き合い下さった方、ありがとうございました。