2012年6月17日日曜日

Pilot版の英文誤読終わった!

某所にて6/17公開、7/18転記

  昨日、漸くS1全話及びPilot版の英字幕鑑賞+音声解説(Ep1,3.ヒアリングのみ)を終えました。
 S1Ep1,3の英字幕鑑賞は、あまりにもざっくりしかしてないので、改めて細かくやってく予定です。S2についても、NHK放映前に再視聴しなきゃいけないかなと。てか、どんだけ時間を費やせば気が済むのか私…。
 ちなみに、iPhoneでS2全話を通勤時間に試聴済み。それでちょこちょこ気づいたこともあり、残したいなぁとか考えてるのですが。一体何の罠??

 そんな事はさて置き、以下Pilot "Study In Pink" 字幕鑑賞誤訳の雑感です。



・S1Ep1よりジョンの表情がまだしも穏やか。マイク・スタンフォードと会う時の表情は、努めて穏やかであろうとしてる気がします。一般社会に早く馴染もうとしてるかのような雰囲気。けど、ふとした瞬間に何も映さない眼になるってるように思えたりもします。
・マイク・スタンフォードはやっぱりいい人。このマイク・スタンフォードだったら、あのシャーロックも同居人探しの件話すよなぁと思うくらいいい人っぽさ全開。これは本放送でも同じです。S3でマイク・スタンフォード出てくれないかなぁ。
・シャーロック登場の乗馬鞭で死体殴打場面。今観ると、シャーロックなベネディクトが若いし細いことにビビります(笑)。現状のベネディクトが若干ゴツい気がするので、私の好み的にはもう少し痩せてて欲しいかなぁという、それだけの感想です。すみません…。 いや、今のベネディクトも好きなの!比較したらってことなんです(^^;;。
・初対面場面。マイクロフト兄へのメール文が、原典からの引用(全文検索のお陰です。有名な「消去法」についての一文)でした。流石、シャーロキ アンな制作陣だけあって、抜かり無し。しかしながら、そんなことはマイクロフト兄はわかってるんじゃないのか?単なる嫌味なのかシャーロック?? と突っ込みました。
・PC室に入ってくるジョンは、本放送と違って若干笑みを浮かべてるんですよね。懐かしいような、そこには戻れないと再確認したかのような静かな笑みを。
・携帯を貸せというシャーロック。本放送と同じ流れなんですが、場所がPC室で直前にメールしてるから「何故??」と疑問が浮かんだ場面。もしか すると、英国じゃSMSが主流(らしいとこの作品を通して知ったの)らしい。それを踏まえると、あの時シャーロックが送りたかったのはSMS。だから、携帯を貸せということなのか???
・そんな疑問を抱かせないために本放送では、実験室になったのかと思ったり。したのですが、『緋色の研究』で二人が出会うのが研究室だからなんですよね(^^;;;。
・一目惚れ(違)後のお誘い音付きウィンクは、何度見ても楽しすぎる(笑)
・221b初訪問は、ほぼ本放送と同じ流れ。ただ、シャーロックの反応が本放送と比べると、若干幼い気がするのは気のせいでしょうか?てか、ベネディクト…この時30歳過ぎてるんだよね???とか思うとグルグルしてしまいます(馬鹿)
・ジョンは意外と本放送と差が無い気がします。あるとすれば、若干落ち着いてる感じ?恐らく、シャーロックが幼いから相対的にそう見えるだけなのかもしれない…。
・レストレード警部のジョンを見る目が、こいつ誰?な感じがあって好き。そりゃ、シャーロックとつきあいが長いと、なんでソファで寛いでる他人がいるんだ!?と思うわな。
・事件だひゃっほー!は本放送の方が弾けてます(笑)
・本放送でも思いましたが、何故「待ってなくていいから!」な発言なのかと。この時点でジョンは単なる下見に来ただけであって、「ここに住む」とは言ってないよね?と。

 でもきっとシャーロックの中では、下見に来た→散らかってる部屋でも大丈夫そう→自分のフォーラムも見た上で来た→(省略)→共同生活開始!だったんだろうと邪推。そして、そんなシャーロックの言葉に対して、一切反論しないジョンも大概変人かもしれない…。
・タクシー内での会話。ほぼ本放送通りですが、印象が異なるのはなんでなのか。そして、ジョンの眼のアップが!!それでも不明なマーティンの眼の色です…。何色なのかずーっと気になってるんですけど(ググれ!)。
・現場到着→現場検証。鑑識服を着るシャーロック。本放送では着てないのでレアです(って…)。
・被害者の検分場面は、絶対本放送に軍配が上がります。
・本放送でもジョンは死体を前にして家賃交渉してたっけ???と。S1Ep1を見返さなきゃと思った場面です。もし、本放送でしてなかったら Pilot版のジョンってかなりかなと。下手したらシャーロック以上に社会不適合者かもしれないとか思いました。そして、それを上手く隠して社会生活を営めるあたり、歪みがシャーロックより凄いのかもとか。
・ジョンの性格設定が本放送で少しばかり変化してる気がします。かなり常識人よりになったのか。ただ、常識人的に見えて、本質がPilot版と然程違いがないとするならば、本放送のジョンの歪みとか本人が意図してない「闇」ってかなり大きいのかもしれないです。
・現場検証がタイムリミットなのに、ゴム手袋してるからスマホに書き込めないから無理!意訳:時間が足りないから延ばせ、なやり取りが面白い。この時のシャーロックの表情がおもちゃを甚振る猫みたいで、うわぁ困らせて楽しんでるよ…と苦笑しちゃいます。
・でジョンが助け舟。既に助手だよ!助手ポジション確定だよ!と、ニヤニヤする私が気持ち悪いですよね、そうですよね。
・素気なく扱われるジョンが可哀想すぎて…。同じ素気なく扱われる本放送ですが、ジョンの反応がほんの少し違うんです。なので、本放送時のジョンは哀れよりも、苛立ちとか焦燥感がより強く伝わってくる感じ。
・屋根の上のシャーロック。ここは笑う場面だよね!と見る度に思うのですが、間違いじゃないですよね??
・アンジェロの店で、付き合ってる人が居るのかどうかの話題が本放送とは少し雰囲気が違うような気がしました。ただ、本放送の英字幕がうろ覚えなので、勘違いかもしれませんが…。
・Pilot版では、シャーロックが事件中は食事をしない→食べさせようとする(心配して食事作ったりな意味か?)彼女は居ないの?→ガールフレンドは興味の外→じゃぁボーイフレンドは?な流れでした。この流れで、口説かれてると思うシャーロックが不思議だよ!。それ以上に、この時点で保護者過ぎるジョンが大好きだ!!と思いましたです。
・出会って間もないのに、シャーロックの異変を感じ取るジョンって!!!ブロマンス!(違う?)そして、杖を忘れて助けに行くジョンが男前過ぎです。ジョンが格好いいと思うのはこういう細かい箇所の積み重ねです。
・221bの固定電話が鳴ってる時のシャーロックの独り言っぽい台詞が、すごく好きだったりします。ジョンを過小評価してたとかの感じを言う時の表情が、妙に嬉しそうなんですよね。やっと信頼できる人間を見つけたかのような笑みが印象的です。
・犯人狙撃→レストレード警部へ狙撃犯のプロファイリング→ジョンを見つける、はほぼ本放送と同じ。てかやっぱり家賃の相談なんですね(笑)。君等どんだけ家賃が心配なのか!と微笑ましくなります。
・本放送と一番異なるのがラストのジョンとレストレード警部の会話。ここで、ジョンが誤魔化す為に言う台詞も好き。シャーロックはここ数日食べてないようだから、食べてからでもいいかな?みたいな。てかホントに保護者ポジション過ぎだよ!!とウキャウキャしました。本放送でもこれは残して欲しかったです。そして、それを受けたシャーロックの主治医発言とかも。原典の設定らしいんですが、やっぱりあらゆる方向で残しておいて欲しかった!!勿論、本放送 のマイクロフト兄絡みのやり取りも好きなんですがね(^^)。
・全てを分かった上で、シャーロックのプロファイリングメモを破るレストレード警部も格好よくて×2。

・本放送は当然好きなんですが、Pilot版も捨てがたいのはジョンの性格設定。Pilot版の落ち着いてて、ちょっとやばい方向に片足突っ込んでる感じもイイなぁと思ったりしてます。


そして、殆ど聞き取れてない音声解説について少しだけ。

・日本語版の字幕が楽しみでしかたない。
・Ep3のホームズ兄弟+ジョンという美味し過ぎる音声解説は、お願いだから3人同時に喋らないで…と幾度思った事か…。えぇ単に私の英語能力がマイナスだから出る感想です。すみません、完全な八つ当たりです。
・ジョンなマーティンの相槌が一々可愛いんですが。どうしたらいいのか…マーティン可愛すぎ。
・シャーロックなベネディクトが歌ってます。が、内容がマーティンが撮影中に怪我をした事らしいのが、もう可愛くて仕方ない(病気)。てか、ネタにされてるマーティンが笑ってるのも可愛いし、一緒になって楽しんでるマイクロフト兄なゲイティスさんも素敵だしで、一体どうしたらいいのか…。すみません病気です。
・警備員の変装をしてる場面で、ベネディクトが二人の注意を引こうとしてるふうなのが可愛くて×2。そして、それに付き合ってあげる保護者二人(違)がこれまた良いなぁと。ホントにオカシイですよね、私。 


<7/18 追記>
字幕誤読しまくりな感想であることが、日本版DVD視聴後明らかになりました。が、訂正せずそのまま残します(^^;;。