2012年6月30日土曜日

積読か買い控えか。

某所にて6/30公開、7/19転記


 毎朝、書店で「今月の文庫本」棚を眺める度に「あぁこれも文庫落ちしたのか...。買わなきゃだよな...。」と遠い目になってます。通常ならその場で速攻買ってるんです。見えない尻尾をブンブン振り回してレジに直行してます。けどね、この数カ月というもの空いてる時間全てを『SHERLOCK』に充ててる状態なので、新刊購入できない...。買っても良いんです。いいんですが、結局「積読」になるのが火を見るより明らか。それは書籍に申し訳ないと思ってしまい、絶賛買い控え中。

 ですが、やっぱり欲しい文庫は欲しい!な欲望まみれの人生なので、いずれ近いうちに購入する予定の単行本を忘れないように書き出しておきます。
 殆ど単行本=図書館で読了済みな作品ばかりなのが、我ながらしつらこいと言うしかないです。

・二人の距離の概算/米澤穂信 (『古典部シリーズ』最新刊。連作っぽい感じの長編。折木とちーちゃんの距離感が堪らなく好き)
・ダブルジョーカー/柳広司 (もう文庫落ちしたのか?!と書店でみつけて慄きました^^;;。前作の『ジョーカーゲーム』ともども日本における スパイ小説の傑作のひとつだと思う)
・リアルシンデレラ/姫野カヲルコ (単行本で読んで凄いという感想しか出なかった小説。姫野カヲルコの小説は小さなひっかき傷を残してくれるので好き。 なのに、1冊も持ってないという...)
・森に眠る魚/角田光代 (何年振りかに徹夜して読んだ単行本の文庫化。角田光代の中では一番好きな作品。ただ、とにかく痛いんだ)
・宵山万華鏡/森見登美彦 (祇園さん直前に文庫化ですか!見事なタイミングです。祇園さんのざわめいてる空気がちゃんと感じられて好きな作品。 文庫化で残念だったのは、鉾の位置図が付いてなかったこと…。これがあれば、さらに楽しめるのになぁと単行本時に思ったので、残念だったかな。これについ ては地の利を活かして、仕事帰りにさっくと京都に出て貰ってくるしかないか)
・家守綺譚/梨木里香 (随分前から買わないとと思いつつ延び延びになってる1冊。不思議な世界と懐かしい匂いが好ましくて好ましくて)
・f植物園の巣穴/梨木里香 (開架書棚で見つけてきになってたものの、借りてない作品。なのに、文庫化してたのを見たら無性に欲しくなったで す)
・アリアドネの弾丸/海堂尊 (バチスタシリーズは1作飛ばしで揃えてる気がします^^;;。「ブラック・アペン」も欲しいのですが、海堂作品は多すぎて正直手が回ってない状況です。単行本も追えてないテイタラクっぷり)
・天地明察/冲方丁 (映画化に合わせて文庫化するんだろうなぁと思ってたらやっぱりでした。爺共がとにかく素敵なのと、和暦作成という壮大なテーマが見事で、文体も好き。この方のSFも欲しかったりする)
・円城塔の短篇集 (書店で斜め読みしたら結構好みだったものでして。なのに、買えてないのが…。)