2007年6月9日土曜日

06/5/4 そして 美しすぎる都市ドレスデン 2

 翌日もG家の案内で日中のドレスデン観光。主に、前夜歩いた場所を訪れました。夜と昼と両方の表情を観る事ができたのは、本当に良い思い出になりました。ただ、美術館等々は時間がなく断念せざるを得なかった事が、かなり勿体なかったです。

 昼間のツヴィンガー宮殿(Zwinger)は、夜とは違い健全なまでに美しく、軽やかでした。石造りの手すりに座ってみたり、G姉と小芝居をして遊んでみたりしたのは良い思い出です(G姉は職業柄かちょっとした「遊び」が好きなので、ついつい付合って遊んでしまいます^^;;)。

 そして、「ドレスデンでのお土産を買いたい」という私の強い要望で正十字教会前で開かれている市に連れて行ってもらいました。そこで30分程度の自由時間(笑)をもらい、相方と二人で市を回遊しました。その市、生鮮食品からアイスに典型的なお土産物、カフェにレストランに屋台と何でもありで、吃驚しながらもあちこち冷やかして楽しみました。
 この日は、これまでとは違い暖かな(暑いに近い)気候で、市に出ているジェラートが食べたくて食べたくて仕方なかったんです。相方とW氏達と合流してから買おう!と話し合流地点に戻ったら...W氏が美味しそうにジェラートを頬張ってました...。
 その後、近くのデパートに行きS家のH母とA父へのお土産を無事入手しました。
 
 ドレスデン土産で一番大切なのは、G姉とW氏から頂いたドレスデン復興の為の腕時計。文字盤の中に焼けた聖母教会レンガの欠片が入っているものです。これを貰ったとき、色んな気持ちで一杯になり、それを巧く伝えられないモドカシさに泣いてしまいました。そんな私にW氏が「なんで泣くの?ひよの気持ちは伝わってるから、大丈夫だよ」と言ってくれたのが、凄く嬉しくて安心して、この人たちと出会えて、こうやって一緒に旅行が出来て本当に幸せだと感じました(W氏はいつも必要な言葉をくれるので、ホント年の離れたお兄ちゃんって感じなんです)。
 その後は色々気遣ってくれるW氏に「有り難う。泣いてるんじゃなくて、花粉症の所為で目が変なのよ〜」と笑いながら返す事が出来るようになりました。それで彼と相方は安心し、いつもの様に私で遊び初めてました(笑)。

 市内観光であちこち歩き回り、すっかりお腹が空いた私たちは、ドレスデンの古い建物を利用したレストランでお昼をご馳走になり、昼過ぎには後ろ髪を引かれるながらドレスデンを発ちました。G家には最後まで面倒を見ていただいて、本当に感謝です。

 5時間掛けてハノーバに到着したのは、19:00頃。
その足でS家に向かい夕食と相成りました。