2007年6月3日日曜日

06/4/27  Pergamon Museum(ペルガモン博物館)編


 ベルリンに3泊4日したにも関わらず、数多ある博物館の内1館しか見れませんでした。これは全て私が買物に時間を使ったせいです(深く反省)
「次きた時は絶対博物館巡り!!」と固く固く決意してしまいました。
というのは、一館の展示が日本と比べ物にならないほど充実しているので、駆け足で観るには勿体んですよっ。

でベルリンで唯一訪れたのが、博物館島にある「Pergamon Museum」。
館内に足を踏み入れるまでは、「ペルガモンって何??何が凄い博物館なの??」と無知をさらけ出しておりました。
が、一歩館内に足を踏み入れた瞬間、神々の戦いのレリーフ群に圧倒され、目を奪われました。その素晴しさと、荘厳さと、美しさと迫力等々に、思わず平伏してしまいたくなる程。えぇ「此処から出たくないっっ」と駄々をこねたくなりました。
 そして口から出る言葉は無く、餌を強請る鳥の子の様に口を空けたまま「ほぅ....」とか、「はぁ...」とか「へぇ...」としか出てきませんでした。
 この博物館は幸いなことに「日本語ガイド」が常備されておりました!!!!えぇ、本当に痒い所にまで配慮して下さって、嬉しすぎて言葉が無いです。Viva ペルガモン!!

 幼い頃より大好きだった、ギリシャ神話の神々が生き生きと、力強くも美しく華麗に存在している場に居れたことが何より幸せで嬉しかったのです。しかも、その神々の魅力たるや!!!私の語彙・文章力では到底表現できません。
 
 ペルガモン神殿からの展示物以外の展示物も、それはそれは素晴しいものでした。何故此処にこれがあるんだ?!と思うような物も多くて、一日居ても飽きないと思われます。ホント、駆け足で(と言っても3時間強鑑賞していましたが...)回るのが勿体無い空間でした。

 印象に残っている展示物は数多くあるんですが、中でも「メディアの物語」が彫刻されてる棺は美しかったです。これが印象に残っている理由は、単に「『王女メディア』を見てて良かったよ、蜷川幸雄氏有難う!!大竹&生瀬のお陰で理解できてるよっ!!」という余りにも単純なものです(^^;;

 この博物館で思ったことは、「ギリシャ神話。もう一回読もう、つうか買おう」でございました。すっかり物語忘れてましたもの(をい)。