2012年3月18日日曜日

名探偵モンクを観て分かったこと(今更)

某所にて3/3公開

米ドラマ『名探偵モンク』5シーズン第10話「モンクに親友」をみながら気づいたこと。それは、私の嗜好。今更で非常に恥ずかしいのですが、スッキリしたので忘れないように書いておきます。

 「モンクに親友」のあらすじは、友達のいないモンクさんに生まれて初めて親友ができる。けれど、その親友の思惑は…というものです(簡単だなヲイ)。この回の面白さは、モンクさんが初めて出来た親友に浮かれてる様子だと思います。が、その表現が凄くすごく「恋愛」を意識してると感じました。
 確かに、友情と恋愛の感情表現は似通っているし、一方的な思い込みと恐怖の中で生活してるモンクさんにとっては、それらが区別出来ないからああいう表現になった。また、人間関係を築く能力の未熟さもありああいう風になったのだと理解してます。
 けどね、なんか制作者側の「こういうのも出来るんだよ。ゲイ映画も流行ったしOKでしょ??」的な思惑が見えた気がしてちょっと萎えたんです。序盤、相方は「ヨメはこういうの好きでしょ?楽しいでしょ?」とチラ見してたくらいな感じの表現。が、ごめんなさい、ヨメはあからさま過ぎて逆に引いてました…でした。

 で、気づいた事。私が好きなのはふとした目線や仕草、手が触れるような小さな接触なんかで垣間見える(=妄想)できる関係性なんだってこと。これは同性異性問いません。そして、何よりも大事なのが互いに心の底で想い合ってるとか、無意識に信頼してる関係。そういう意味では、モンクさんと警部・ナタリー、警部と警部補の関係のほうにグッときます。

 そう気づいた嵌った映像作品が殆どそうなんですよね(苦笑)。NLだとレット×スカーレット by『風と共に去りぬ』から始まって、僚×香 by『City Hunter』、ディビット×マディ by『こちらブルームーン探偵社』、ハーマイオニー×ロン by 『ハリー・ポッターシリーズ』(ここだけ前後逆なのは…言わずもがな^^;;)等。BLではく、ブロマンス的な作品だと副長&総長、またはある意味公式ネタだった(ってヲイ)副長&局長 by 何れも04大河、シャーロック・ホームズ&ジョン・ワトソン by BBC『SHERLOCK』+ガイ・リッチー版映画などなど。
 チームワークものだと、『Star Trek: The Next Generation』と『The Load Of The Rings』。
 些細な事象からあれやこれや想像、推測、推理、妄想して楽しめる余地がある作品に心惹かれるんだと改めて気づいた次第です。
 
<追記>
 小説でも漫画でも純愛物や悲恋ものといった恋愛物が苦手なのは、あからさまだからなんだと再確認しました。これは私自身が恋愛体質じゃないのか、それとも無意識にそいうものを忌避してるのか。無意識に忌避してるとすれば、その要因は一体なんなのかとか切りがない方向に進みそうなので、打ち切ります(笑)