2012年3月30日金曜日

BBC 『SHERLOCK』#The Great Game


某所にて3/3公開

 延々序盤をリピってたお陰で思いっきり時間が掛かった#3でした。2-3割の聞き取りだけど、やっぱり原語は楽しい!!その役者が考えて、演出家と意見を合わせてる「音」や「言葉」だからなのか、細部は分からなくても感覚としてストンと落ちるものがあります。早く字幕版でないかなぁぁ(切望)

 以下、吹替版感想時に抜けてた部分についても滾る思いを叫んでいきたいと思います(迷惑)。

・ミンスクでの英文法授業。いやぁもう凄くうんざりしてるシャーロックが楽しいですよね。ブログでジョンに航空券手配させてまで(笑)やる気満々だったあの情熱は何処に行ったんだ!?と思うくらい、激しい落差がありました。そして、立ち去る時の「やってやったぜ!」的な表情がツボります。
・OP直後の数分。ここだけ10回くらい繰り返しました…。だってだって、ホントに本当に無駄に無茶苦茶お子様なシャーロックが凶悪って表現していいくらい可愛いんだもの!
・なにが可愛いってね奥さん。まず、ジョンが帰宅するのを待ってたかのように
足音が聞こえた瞬間反応(耳を澄ましてたとしか思えないぞ、シャーロック!な感じ)して、入室した途端に立ち上がって銃(←ジョンの/笑)をぶっ放すわけですよ。確かに、それまでも怠惰にソファに寝転がってぶっ放してました。けどね×2、これ見よがしにスマイルマーク撃ち抜くのは、ジョンが入室する直前なんですよ!それって、僕の退屈を解ってくれ!的な行動じゃないのか?!と呆然としつつニマッてしまう私がいます。
・この時の「bored!!」とリズミカルな繰り返しが、耳に幸せだったりです。それに加えて、このときの動作も切れがあるので、シャーロックの苛立ちなんがか見えて楽しかったりします。
・耳を抑え「What that hell?」(多分…)と半ば怒鳴りながら帰宅するジョンが不憫でならない。確かに、地獄だわなぁぁと同情する限りです。
・そして、勝手に(ここ重要)使用してたジョンの銃を使い終わった途端ジョンに無言で渡すシャーロック。そして、何の違和感もなくそれを受け取り弾倉を抜きすぐさま抽斗に仕舞うジョン。なんなのこの阿吽の呼吸は?!何も言わず醤油を差し出す理想とされた昭和の夫婦像じゃないのか、これは?!と意味不明に大盛り上がりな場面でした(馬鹿)。
・見方を変えれば、保護者と被保護者な関係…。そうか、ジョンは大きい子供をもってるお父さんなんだ!と爽やかに語りたくもなるかもしれない場面です(笑)。
・てか、ジョンもそんな解りやすいところに銃を仕舞うなよ…とちょっと突っ込みそうになります。
・この時のジョンはちょっと怒ってる気がする。まぁ勝手に自分の銃を使って壁に穴あけてて、その理由が「閑!!退屈!!くだらない!」だったら怒るわな普通。
・気を取り直したジョンが色々シャーロックを気づかってるのが、大人だなぁジョンが半分。もう半分は、なんだんだこの状況は?!です(笑)。折角、気分を盛り上げようとベラルーシの案件を聞いたりしてるのに、シャーロックは乗ってこず。って、ねぇどんな関係なのあんた達!?と思うのです。
・再度気を取り直してキッチンへ向かうジョン。食卓がシャーロックの実験用具でびっしりだったり、開けた冷蔵庫に生首が入ってたり。どんだけ可哀想なのか、ジョンはと(笑)。しかも、生首と対面したことを訴えても、シャーロックは全く意に介さずソファに横たわったまま「僕は紅茶だけでいい」(ここjust と teaは聞き取れるんですが、他が…英字幕欲しいなぁ…)とかほざいてる始末。ホントにあんたら一体なんなの?てか、ジョンが食事の用意するのが日常かよ!と突っ込みそうになる場面です。
・食事もお茶もする気が失せたジョン。まぁ当然だわなと(苦笑)。一応、叱ってみるものの無視されてますしね。
・ここまで、一切ソファから動かないシャーロック。動くのは手先だけ…。どんだけお貴族様なのかと思う場面(笑)。シャーロックとジョンの階級差がよく分からなくてモドカシかったりします。
・ジョンのブログに触れるシャーロック。褒められてちょっと満更でもなさそうなジョンが可愛い。なんで「Study In Pink」ってタイトルにしたのかをウキウキ語るジョンがホントに善良そうで可愛いと思います。
・シャーロックに「Would you like it?」とお伺いをたてるジョン。そして、あっさり嫌味っぽく「No」と答えるシャーロック。なんだんだこの2人は!?ここのやりとりは、絶対原語の方が楽しいです。テンポとか二人の微妙な温度差とかが見事にわかる。
・Noと言われたジョンが頑張って反論。けど、反論の内容がもうアレだから(吹替:褒めてたろ)、いちゃこらしてるようにしか思えないんですよね(^^;;。
・そしてシャーロックのターン!ここからの台詞は絶対原語!!リズム感のある言い方とか、ちょっと拗ねてる感じとか、シャーロック自身も言いがかりと半ば分かってる感じとか、単に退屈だから絡んでるだけな様子とがよく分かります。原語でこの場面見て、なんてお子様!と初めて思った位吹替と雰囲気が異なります。
・ジョンの反論が尽く火に油を注ぐ結果にしかなってないのが…単なる痴話喧嘩としか思えないんですが(^^;;
・「around around the garden like a Teddy Bear」な表現が無茶苦茶可愛いんですよ!!!もう、ここだけ何度リピったことか!!地動説とお庭をグルグル回ってるテディベアが並列ってさ!!どんだけ可愛いの、シャーロック…と悶えまくらせてもらいました。ありがとう。
・それを聞いてるジョンのうんざり加減は分かる気がする。ジョンが可哀想な子になってるのが愛しい。
・いちゃもんつけた挙句「ブログなんてやめちゃえ!」とか言い出すシャーロック。しかも言い終わった瞬間、ジョンに背を向けて丸まって寝っ転がるって、ホントあんた何様?!と思うのは仕方ないと思います。 けどね、一連の動きがほんとに本当にキレがあるのに稚くて可愛いんだっ。どうしたいいのかなぁ、私は(馬鹿)
・流石のジョンもお怒り。
・家出するジョン(笑)。そのジョンに向かって「どこに行くんだ?」と素で尋ねるとシャーロック。ってホントどんだけ萌えさせたら気がすむのか、この二人。
・一応ジョンはその問いに答えを返すんですよね。なんて大人なんだ、ジョン!!
・それを受けて、膝を抱えて横たわるシャーロック。えぇ完全に拗ねてます。お子様が思い通りにならなかった時、若しくは置いてけぼりにされて不服なときに拗ねてるようなもんとしか思えないよ…この場面は(笑)。又は、痴話喧嘩の後みたいな感じでしょうか(ヲイ)
・ただ、ここの膝を抱えて寝転がってるシャーロックが無駄に幼くて稚くていいんだよなぁ。ジョンを怒らした事にちょっと罪悪感も覚えてる風だし、置いてけぼりにされた寂しさもあったりする風なのがちょっとツボります。
・癒しのハドソン夫人登場!この方のおおらかさが大好きです、私。
・吹替だと「喧嘩したのあなた達」な台詞。原語だと「little domestic」と聞こえるのです。小さな家庭ってハドソンさん(笑)。しかし、ホントにSCRIPTか英字幕が欲しいです(病気)
・ソファから立ち上がり机の上を乗り越えるシャーロック。ショートカットなのか?!なんなのか不明なんですが、妙に印象深くて可愛い場面です。
・そして、怒りに任せてというより冷静になるために外出したジョンを窓から見るシャーロック。てか、そんなに気にして寂しそうな表情になるんだったら(きっと寂しんだろう)言い過ぎたこと謝ろうよ、ごめんなさいしようよシャーロック…と思うのですよね。
・ハドソン夫人の大家さんらしい突っ込みと、シャーロック達に馴染みまくってる台詞が素敵です。このハドソンさん大好きだ!
・見方を変えれば、ホント何この痴話喧嘩?なにこのイチャコラは!?な約4分間。

 しかし、冒頭のたった約4分に私はどれだけ時間をかけて観て書いているのかと。約4分の場面なのに、こんだけ書けるってどういうことさ!?な驚きを感じつつ、事項に続く(どこまで続くのだろうか…)

<追記>
兎に角、S1-EP3は色々な意味で悶えさせて頂きました。Chapterごとに感想書いていけたらいいと思ってます。