2012年9月4日火曜日

2年前の話題-堺雅人関係

某所にて9/4公開、10/18転記

 デスクトップを整理してたらベタ打が出てきたので、折角なので晒してみます。

 textのプロパティを確認したところ、作成日が2010年2月21日、最終保存日が2010年3月6日となってました。2年以上前なのに、嗜好と思考が全く同じなのがなんともかんともな内容です。 


◯ゴールデン・スランバー 番宣雑感
 1月下旬から2月初旬にかけてあった、映画「ゴールデン・スランバー」番組宣伝ラッシュに関しての今更ながらの雑感です。

 普段、殆ど民放番組は見ないので今回「初めて観た」番組が多く、大変新鮮でした(笑)。なのに、ゲストな堺君の発言に新鮮味が無いってのは、いろんな意味どうよ?と自分突っ込みしてみたりです。

とりあえず、観た番組は以下。
・徹子の部屋・おしゃれイズム・とんねるずのみなさんのおかげでした 食わず嫌い王決定戦・SmaSTATION・ボクらの時代
 

 怒涛の番宣ラッシュの内3割くらいしか観れてないのは、地域性と無知のせいです…。一応、ファンサイトさんで堺君の出演情報は押さえてたものの 関西で放映されるのかどうかまで調べる気力が無く(「グータンヌーボー」とか)、周囲から「見た?」と聞かれ「それって関西も放映してたんですか?」と驚く位の人です。そんな事はさておき、各番組の雑感です。

・徹子の部屋

 久しぶりに黒柳さんを拝見したよなぁ。滑舌が悪くなられたけれど、好奇心の赴くままに突き進んで、ゲストは置いてけぼり感のある司会が健在であることに驚きました(笑)。そんな黒柳さんに振り回されつつも、独自の空気をたっぷり醸し出してる堺君のマイペースぶりは流石だと思ったり。一番のツボはエンディング前の小説が苦手な理由でした。いや~まさか堺君の口から「男の人に抱かれてるような違和感」(曖昧な記憶ですので、違ってたらご容赦願います)という言葉がてくるとは!!!氏の表現は時折「オイっ」と全力で突っ込みたい気分にさせてくれるんですが、この発言もそでした。
 後は、油揚げの定義をテレビで語る二人でしょうか。あれに関しては、どっちもどっちだと思いますよ(笑)。昔から黒柳さんの天然っぷりは、憎めないですよねぇ。堺君じゃないですが、徹底的に教えて差し上げたい心持ちにさせてくれる方だと改めて思った次第です。

・おしゃれイズム

 ここでのツボは「漫画が読めない」です。理由含め概出な情報だったんですが、今回は大きく頷く私が居ました。私自身、かなりコミックを買うのを 同じ理由で躊躇する方なので、非常によくわかるんです。「立ち読みで中味が分からない」ってのは、ざっと相性を確かめたい身としてはホント辛いんですよ (苦笑)。特に、漫画は絵とストーリー両方の相性があるので、年々買えなくなってます。この辺の話は、一度氏とゆっくり話してみたいと強く思いました (笑)。そして、有田氏に「買い続けようと決意して」云々は、もうなんと突っ込んだらいいのかと。あんたはどこまで「活字」読みやねん!!と同類を憐れむ 気持ちで眺めておりました…。
 他は、ことごとく受身だと分かった恋愛ネタ(笑)。一体、どうやって昔の彼女さんと付き合っておられたんだらう?と他人事ながら心配になりました。この方が結婚したら物凄く三谷&小林夫妻の様な感じになるんじゃないのか?!と思ったりです(そんなこと心配しなくてもいいんですが ^^;;)。
 違和感があったのは、レギュラー陣が表現する「イケメン」です。恐らく、ファンの多くは堺君を「イケメン」と認識してないんじゃないのかと思うんですがどうなんでしょう???

・とんねるずのみなさんのおかげでした 食わず嫌い王決定戦

 初めて観ました!!快挙です(笑)。初視聴時の対戦相手が、なんとか分かるターニャ@ベッキーで良かったです。
 なんと言って良いのか…。全編ツボ?ってな位面白かったです。恋愛ネタやベランダ栽培ネタや主夫やります発言とか、この人素でおかしいと再確認させてくれた事に感謝です(笑)。
 てか、ホント受身でインドア体質でさり気に毒吐きですよね♪同い年の男性としてホントどうかと思いますよ堺君、な感想しか思い浮かびません。特に、「僕(主夫)やります」発言にゃ思わず納得しちゃった私に吃驚です(笑)。確かに、専業主夫向きだよなぁ、家事こなした後暢気に本開いてる姿が容易に想像できちゃう役者ってどうよ…とは思いますが、意外でもなんでもありませんでしたわ。ここまでファンに夢を抱かせない役者ってホントどうかと。しかし、 この人の言動は一つ一つが、微妙にズレてる気がして気が抜けないなぁと思ったのも事実です。
 それに、ベッキーがわざわざやってくれた仲間由紀恵さんのモノマネに対しての「あまり似てない」の一言は、心底どうかと(笑)。酔ってなくてあれだったら、酔って毒吐く時はどんだけ凄いのか?と明後日の興味を抱いた次第です。

・SmaSTATION

 テーマがアウトレットモールという、インドア体質な堺君には一番合わないモノだったのがホント残念でした(笑)。それ以外は、司会者が局長ですから、一番落ち着いて安心して見れた番組でした。何せ、OPにまさかの「山南さん」と呼び、呼ばれた本人が驚きつつ笑顔を見せてくれるような関係性。堺君 も一番楽そうだったように思います。
 「月イチゴロー」のコーナーで、気になった映画として「インビクタス-負けざる者たち-」で理由が「ノンフィクションだから」というのはもう鉄板かと(笑)。単にノンフィクション好きなだけやん、としか思えなくなった今日この頃です。
 テーマのアウトレットについては、反応が良くて香取君と盛り上がってたVTRが、ことごとく「食べ物関係」。それ以外については「あんたは素人か?!」な感想を漏らしまくりなのが非常にツボでした。こういうのを拝見すると、ご本人は芸能人って自覚あんまり無い気がします(^_^;。また香取君の番組だからこそ、この反応が許されるんだろうなぁと思ったりしておりました。
 そして、「二人で(アウトレットモールに)行きましょう」な香取君のお誘いに二つ返事でのる堺君。しかも、自ら運転手をかって出る(04年は運転免許持ってなかったもんね☆)ってどんだけ仲良しなのかと。と同時に、副長だったあの人は今日この番組を絶対見てるからっ!。観ながら絶対「俺も行く」とか思ってるに違いないから!彼も誘ってやってぇぇ!!と思ったのは、04年の名残です(笑)。てか、副長だったあの人は番組終了後、速攻電話してそうな気がする(^^;;。
 
 ・ボクらの時代
 純粋に楽しく視聴できた唯一の番組でした。ちゃんとした番宣だったし、映画「ゴールデン・スランバー」撮影裏話なんかも聞けたりですし、保存版かな?と思います。この番組の竹内結子さんが予想外に天然っぽくて、好感度が鰻上りになりました。

 普段、あまり民放やバラエティーとは縁が無さそうな堺雅人氏だからこそ、こういう機会があると非常に盛り上がるファン心理です。何となく、ハレの日的な時間を過ごさせてもらったことを素直に喜んで楽しませてもらいました。ありがとうございましたm(__)m

 さぁ次はいつのタイミングだ(笑)

< 12/9/4 追記 >

『鍵泥棒のメソッド』関係であちこちに出まくってらっしゃる昨今。今回のツボとしては「キュンとしたら死ぬ時」とかいう名言でしょうか(笑)。ホ ントこの人って一体どこまで老成すればいいのかと。その割にふとした拍子にやたら可愛いこと言ったりするし、見飽きないです(笑)
 あとやっぱり、何となく方向性として堺くんとあの二人が重なるんですよ。 


< 10/18 追記 >
 『鍵泥棒のメソッド』関連のツボ発言は上記の他にも、広末涼子に対して「僕より人生経験重ねてますもんね!」とにこやかに言い放った一言があります。あんた…それ多分ヒロスエ的には黒歴史だと思うんだ…それを公の電波でにこやかに言い放つって…とTVの前で流石に絶句しました(笑)。ただ、それがある意味堺雅人らしいと思う訳で。面白い人だわ。
 そして、『大奥』の関係だと「(台本にあった功の美しさを表現してた)ト書きに慄いた」的な発言や、「なんで18歳なら演じられると思ったんだろう。けど初登場が15歳と知って云々」的な発言とか(『ゴルスラ』で大学生を演じたから大丈夫と思ったと、何かのインタビューで見た気が^^;;)、やっぱり面白いぞ!堺雅人!な発言が多くて楽しませていただいてます。
  

◯映画「ゴールデン・スランバー」感想 (ネタバレ)
 公開初日に鑑賞。
 原作は去年読了していたので、原作を思い出しつつ映画を観るという感覚でした。原作読了者から観た感想は、原作のエッセンスを損なわず上手く映像化したよな、でした。

 キツイ言い方をすれば、原作の抜粋版としたら上出来な作品。原作を読了してたら筋運びはわかるし、映像も想像通りだったので「ドキドキ」も「ワ クワク」も無かったのが正直なところ。確かに、原作をきちんと「画」で見せてくれるのは凄い事だと思います。原作に対する愛情も感じましたし、丁寧にきめ細かく扱ってるのも感じました。が、如何せん映像としての「驚き」が無かったんですよ。それが、本当に勿体無かった。

 また、原作で通底音としてある「監視される日常の不穏さ」を意図的に消し込んだことで、ちょっと無理が出て、少し深さがなくなった気がします。 また、特殊効果(CG)の使い方にセンスが無い様に感じました。特に、最後の花火は「無い」です。徹底して「人」を描くのであれば、あの場面でわざわざ CGを使ってマンホールの蓋を吹き飛ばす映像を見せる必要は無いように感じます。

 良かったのは、原作が血肉をもった人間で演じられる事によって「現実感」が生まれた事。すべてのキャストが見事に嵌っていて、過不足無く組み合 わされた関係と物語は問題なく上出来でした。それゆえに、何かもう一つ「映画」としての物(存在感)が欲しかったと感じるのかもしれません。

 そして、何よりもちんと原作に向きあった作品だと感じられた事。これは原作モノではかなり幸せなことのように思えます。丁寧に読込んで丁寧に作 り上げ、映画を見たら原作を読みたくなり、原作を読んだら映画を見たくなる、そんな幸福な循環ができる作品であることは間違いないんじゃないでしょうか。

 こまかなツボとしては、原作でも言われてる「青柳=ハンサム」がどうにも違和感があったんです(笑)。恐らく美醜の基準かもしれませんが、堺雅人=二枚目とはどうしても思えないんですよね…。確かに「青柳=堺雅人」は適役だとは思うんですが、その表現だけは如何ともし難い違和感があったことをこ こに残しておきます(残す意味が不明^^;;)。他には、運転場面で「運転出来るようになってよかったねぇ」とか、トラック荷台の場面で「車酔い大丈夫 だったのか??」とか、無駄な情報のお陰で無駄にヒヤヒヤドキドキしてましたです。

 DVDは買うかどうか思案のしどころです。
< 12/9/4 追記 >
 DVDは結局買いませんでした。『ゴルスラ』の原作は読み応えとスピード感があってホントに好きなので、それと比べたらやっぱり映画は落ちるかなぁと。うん、決して悪い映画では無かったんですが、何かが私には物足りなかったんだと思います。
 これ以降の堺君映画はどれもDVDは買ってないんですよね。劇場で観ただけで満足しちゃったというか。『ツレうつ』も『武士の家計簿』も悪くはなかったけど、手元に置いておきたい作品じゃなかったんだと思います。さて、『鍵泥棒のメソッド』と『夜の侍』(だっけ)と『大奥』はどうなのるのかなぁ