2012年1月4日水曜日

父入院-その後-

 昨年末(クリスマス・イブ_;;;)に脳梗塞で入院した父のその後です。その後もアレヤコレヤあったので、整理のために残しておこうと思います。ので、日付は意図的に下げます(正確な更新日時は最後に記載します)。


 当初2週間と言われてた入院期間ですが、今のところ3月末までになりそうな感じです。容態が酷いわけではなく、単に集中的にリハビリを行うための入院延長です。実際のところは、介護認定されるまで自宅を改修できないということがあり、ある程度の目処が付くまで病院でリハビリしてもらうということなんだろうなぁ。


 最初に公的な手続きについての感想です。なにぶん全く人生初の手続きなので、かなり緊張しつつ市役所に出向いたり、生命保険会社に電話したりでした。対応くださった方には「全く初めてなので、わかりません。ので申し訳ありませんが教えてください」を皮切りにして、あれこれ基本的な事を聞いて教えていただきました。
 
 介護保険認定の申請は年明け早々に出してきました。驚いたのが判定期間の長さです。大体、申請して本人の調査を行なってから30日程度で判定が出ると言われました。そして、判定が出る前に行った工事(所謂、バリアフリー化)は制度が適用されないと。えぇ遡及措置ないの?!!!とかなり驚きました。言っちゃ悪いけど、急を要する場合もあるじゃないですか?病院側が長期入院させてくれないとかの諸事情で。それなのに、遡及措置が無いってどんだけ…と。申請手続そのものは、非常に呆気無いわりにこんなところに落とし穴が!!とちょっとホントにビックリでした。
 そして、高額医療費制度。高年齢者の入院だと上限額以上は病院側が請求しないと知り、これまた驚きました。凄く面倒くさいと思ってたのに!!ただ、通院分については事後申請となるらしく(当然か)、ちょっと面倒っぽいですが(^^;;。通院分については、確かに各医療機関毎の支払いだからどうしようもできないよなぁと納得は出来ます。
 生命保険も申請手続きしました。が、これも電話一本で書類が送られてくる簡単さ。世の中、案ずるより産むが易しだなぁと新年からちょっと嬉しくなったりした次第です。


 そして入院患者な父の方は、生き生きと楽しそうに日々リハビリってらっしゃいます(苦笑)。仕事帰りに寄る度に「今日のリハビリはこんなことをした。今日はこんな事ができるようになった。〇〇(理学療法士さんのお名前)のリハビリはキツイんだ(笑)。〇〇とこんな話をした。」等と楽しそうに話してくれます。ある意味ややこしい父にもかかわらず、理学療法士さんがうまく付き合ってくださってるようで、少しずつですが動くようになってきてます。何より楽しそうに話す父の姿を見るにつけ、理学療法士さんたちのお仕事振りにホントに頭が下がります。
 リハビリを見学したりして理学療法士さん達とお話させていただくと、父の前向きな姿勢を物凄く褒めてくださるんです。本人のやる気は評価したいと。ただ、そのヤル気が…どうも生来の気質の「せっかち」と結びついて…。先日、こっそり病院を抜けだしてた事が判明orz。連絡を受けた時は「いつかやると思ってたけど…やっぱりかよ…父…」と予想通りの展開に脱力感を覚えましたです。
 父曰く「病院前の某所に友達が居る。ちょっと挨拶したいと思って、ちょっと病院を出て前の道路渡っただけ。身体もも動くようになったし、それもリハビリやろ」。いや、父全然言い訳にもなってないし、リハビリですら無いです!!!!
 しかもそれを病院に知られた時は「娘にだけは言わないでくれ」と言ったとか…。いやね、そう怖がるのなら何故する父!!!ともう盛大に怒りましたよ、娘は。取り敢えず、指切もしたし病院の監視も厳しくなったらしいし(院内も自由に歩くな!とまで言われたらしく、結構ショック受けてました^^;;)、当分の間はおとなしくしてると思いたいです。


 そして、母…。もうね、凄く残念な気持ちで一杯です。
 父の汚れ物が気にならないの?(入院から約1ヶ月の洗濯物は私が持ち帰ってましたです^^;;)
 見舞いに来るのは何で週1なの?
 仕事してる娘が毎日(単に病院が最寄駅に近いからですが…)寄って、洗濯物持ち帰って洗って持って行ってをやってるのを知ってるはずなのに、どうして「私(=母)がやるからいいよ」とか「私も毎日行くのはシンドいから、交代しながらやろうか?」とかの言葉が無いのは何故?????
 挙句、「内科の先生は『無理して行こうと思わなくていい』と言ったから、行かない。私も点滴とか受けるくらい身体がしんどいし」と来たもんだ!!!!あのね母、その言葉はね、毎日行ってリハビリを見守ってたり、頑張って何かしよう!としてる人の言葉だよ…。殆ど引きこもって、単に気持がシンドい、父と会いたくないというだけの人の言葉じゃないよ…。とホントに本当に呆れたし、悲しくなりました。


 確かに、心がシンドいのも大変だと思います。けど、この期に及んで「私の方がより一層辛い!だから構って!」とアピールされても、私のキャパシティ超えるだけです。そこまでして娘追い詰めてどうしたいのかと。少しでも娘を安心させよう、楽にさせようとか思わないのか(思わないんだろうなぁorz)とか思うと、ドンドン落ち込みました。落ち込みすぎて、先週末は遂に感情のバランスが取れなくて一日泣きっぱなし(苦笑)。で流石にオカシイと思って熱を測ったらば、38°(笑)。そりゃ、情緒不安定にもなるわなぁ…。
 しかい、相方にはホント迷惑かけてるなぁと反省しましたです。ホントにごめんなさい>相方。


 今日、見舞いに行ったらば。父から少し嬉しい報告がありました。母が自発的に父の補聴器を探して持参したそうです!!他にも、細かいものを考えて持ってきたらしく、ちょっと肩の荷が下りた気がしました。
 ただ、父はやはり案の定「ありがとう」と言ってないらしく(涙)。そこの夫婦いい加減にしてくれ…ちゃんと意思疎通を図るとか、夫婦間でも必要な言葉くらいは互いに口にしようかね…とがっくりも致しました。


 3月初旬には母の白内障の手術が控えてます。両親とも別病院に入院なため、問題なのが箱入り柴わんこ嬢(笑)。流石に、朝夕の散歩を1週間毎日なのは厳しいので(一体何時に起きるのか、私達な現実問題が^^;;)、お世話になってる動物び病院併設のペットホテルに預ける事になりそうです。
 さぁ初めてのペットホテルなワンコ。一体どうなることやら…とそれはそれで懸案事項だったり(苦笑)


 しかし、正直こういう事態がこう早く来たのは予想以上でした。予想ではもう少し遅かった筈なのになぁ。人生ってホントままなりませんね。
 特に一人子な為、全部背負い込みそうになりまして…相方が居なければ潰れてたかもしれないです。ありがとう相方。


2012/1/21 投稿