2012年1月29日日曜日

エア恋愛 -その後

某所にて1/22公開

先日、某誌より私の意見は不採用だったとの連絡をいただきました。それについては、当然だろうさ!と納得済み。ただしつこいようですが、アンケート内容でそちらが書きたい内容とズレてること分からなかったのだろうか?とはやはり思うわけでして。

 発売日に店頭でどういう内容になってるのか?と立読したところ…。ちょっとだけ腹が立ちました。腹が立つという言葉の真意を濁さずに言うならば、ふざけんな!!AE◯Aっ!!中途半端な編集するなよ!!!なもの♡

 何が一番ムカついたって、エア恋愛対象者に私が答えた対象者が入ってたことですわ!私の意見を採用しないのなら、私の意見が「恋愛じゃないと判断しました」とまで書いて連絡してきたのならば、それを文書に入れるのは間違ってないか?しかも、本文の文脈から想像されるような「エア恋愛」じゃないのに名前だけを書くってどういうこと!?それしか読まない人には「そういう」対象と物凄く曲解されるよね!?その名前を上げる以上、こっちの「片思い」状態にも少しは触れるべきなんじゃないのか?!てか、その人の隅っこの方のファンとして物凄く物凄くその人に申し訳ないよ!!!
 と書いてて息切れするくらい軽くキレましたよ、私は。

 兎に角、今回取材とやらを電話で受けて掲載誌を読んで思ったのは「誠実さ」が無いなぁってこと。確かに、時間に追われてアイデアを出して記事にするのは大変だと思います。その上、少ないパイを奪い合うかのような部数競争があるのも分かります。余談ですが、雜誌の裏事情とかを読む度に、うわぁぁ壮絶とか思います。付録商法の激化とか柳の下のどぜうの数をよんでみたりとか、広告主への気遣いとか(広告収入が支えてるってはなぁ)とか。ホントに本筋以外の部分での配慮なり、マーケティングなりが必要なのは分かります。
閑話休題。だからここ10年でAE◯Aが劇的な方向転換をして、広告をバンバン載たり、長期間煮詰めたような記事が減った代りに女性誌へシフトしたのも理解します。が、ここ数年はホント安易じゃないか?後追いじゃないのか?今頃これを載せるのか?というのが多くないですか??それって、物凄く雜誌としての「誠実さ」を失ってないですか???と思うんですよ。
 そして、今回のこれ。編集者としてどう考えてこういう記事にしたの?取材を受けた側への配慮はあった?対象者として名前を上げるリスクやメリット、その人のイメージなんかをきちんと理解してやってるの???
 百歩譲って、対象者として名前を上げるのはいい。それだけ知名度があるっていうことだから。けど、それなら被取材者がその人に抱いてるイメージを文章中に書いておくのが最低限の礼儀じゃないの???と思うんです。それらを含めて「誠実」じゃないと感じた次第です。

 まぁAE◯Aそのものについては、発刊当時はホントに面白くて好奇心を刺激される週刊誌だったのに、ここ15年くらいは知的キャリア女性週刊誌→働く女性週刊誌→ちょっと賢い女性誌という感じに変わってきて…。変わるのはいいけれど、それがあまりにも安易すぎるきらいがあって美しくないと感じてます。
 週刊誌というか雜誌の命であろう情報面でも、えぇ今頃コレを!?なのが増えてるしね…。例を上げれば、この特集の1号前にBBCシャーロックドラマネタを掲載してた体たらく。NHKの放映が昨年夏で、本国では2シーズンが放映されたタイミング。しかも、昨年秋と年末に発刊されてた『海外ドラマnavi』や昨年末の『このミス』で取り上げられた後。それだけ遅かった掲載なのに、内容といえば、『このミス』の足元にも及ばない薄さ…。それを読んでも、迷走さがうっすら見えた次第です。

<追記>
 いい記事やコラムも掲載されてるんですよ、AE◯A(伏字にする意味が無いですが^^;;)には。
 けど、ここ数年韓流スターネタ多かったりするのを見ると、どの年代・どの層を狙ってるの?と聞きたくなるんですよね…。それに関してはただ単に私の周辺に韓流スターファンが居ないから、分からないだけなのかもしれないですが…。