2005年3月31日木曜日

わんこ 拗ねる

 先々週末、例の友人(姉弟)を連れて実家に遊びに行ったときの事。

 わんこは私達車の音をしっかり覚えてるようで、到着した時にはいつものように「遊んでくれる人が来た!!とばかりに、すっかり興奮状態でした。

 が、その日は当然私も相方も両親でさえ、彼女が満足するまで構ってやる時間などありませんでした。けれど、彼女にとっては相方が来た時点で「思いっきり遊んでくれるわ!!!」の期待しかなく、またお客様をお迎えしている状況など理解できる訳もなく、しつこくしつこく「遊んで!!遊んで!!」と纏わりつく事から始まり、挙句「何でみんな遊んでくれないの??!!」とばかりに甘え鳴きする始末(笑)。
 そんな様子を見た友人達は「いつも遊んでくれる人が構ってやらないからだね。可哀想に(笑)」と理解してくれてました(彼らも大概な犬好きです)。兎に角恥ずかしい状態のわんこお披露目でした(^^;

 そんな状態が暫く続き、彼女にはめっきり甘い母にまで「だめっ。静かにしてなさい」としっかり怒られたりと、恐らく彼女にとっては「何故???」が飛び交う不満足な状況だったはず(笑)。で、ある時わんこがえらい大人しくなったな、漸く諦めるたんかいな・・・と思いふと覗いてみると、彼女の寝室(ゲージ)に退避させてた私の靴に、頑張って攻撃を仕掛けておりました(笑)。
 お座りして、前足で思いっきり靴を叩く(とういか手前に寄せようとしてる)様が、取りも直さず愛らしくて!!(犬馬鹿)

 その後は流石に諦めて日向ぼっこをしつつ、一人遊びをしておりましたが、人が動くたびに「遊んでくれるの?!!」と期待に満ち満ちた眼差しを向けておりました。が、誰一人満足するまで構わず(いや・・・十分構ってやってはいるんですが・・・^^;;)、お陰ですっかり拗ねモード。

 翌日母に聞いた話だと、その日は一日母が呼んでも知らん顔、散歩もいつも以上に短く、挙句翌日はまったく食事をしなかったそうで(大笑)すっかり大拗ね状態になっていたそうです。そんなわんこの様子を見ていた母からは、「あんたらが満足に構ってあげなかったからやわ(大笑)。次は思う存分遊んでやってや」と何かよく訳のわからない依頼をされました。結局、お詫びを兼ねて、鳴くおもちゃ2品進呈させていただきました(だから犬馬鹿って・・・)。

 しかし、大人4人に「可愛い。可愛い」と育てられると、ここまで箱入り且つ我侭お嬢なわんこになるんだと、家族全員妙に感心しておりました。

 彼女に出会った友人達に「可愛かったし何より面白かった。あの子の事絶対忘れないわ!!」とお褒めの言葉(なのか??!)をいただいた事で、私と相方はすっかり満足してました(だから犬以下略)