2005年3月28日月曜日

怒涛の北海道旅行記 初日

 丁度1週間前の3/21(月)
 北海道の地を始めて踏んだと同時に、怒涛の2泊3日が始まったのでした。

 伊丹で義父母とドイツ人姉弟(以下姉・弟)と待ち合わせをし、9:30発の飛行機で一路北海道へ。出発前から席位置で義父の我侭がここぞとばかりに発揮され、ここからドッと疲れてたりもしました(^^;;。

 新千歳に降り立ち、雪の北海道と予想外の暖かさに一息つきました。そして、最初のトラブル(?!)が。予約してあったレンタカーの手続き(送迎車の待ち合わせ)場所を、相方がツアーデスクで確認したもののどうも場所がよく分からない。恐らく新千歳空港の構造上の問題だとは思うんですが、現在地と各出口が判らなくて、空港内を右往左往いたしました。その為予想外の時間が掛かったものの無事送迎車と出会うことが出来、一旦レンタカー会社へ移動。

 レンタカー会社の事務所内で、各人まとまりの無い行動で一体どうなることか?!と新たな不安を抱きました。だって、義父と姉は俄かに地図を探し始めるし、義母は気遣いしてくださるのは有難いけれども、カウンターで職員さんと話してる最中(昼食予定地であった札幌市内にの駐車場やラーメン屋さんについて色々確認中でした)に「ひよちゃん飲み物何が良い??相方は何が良いやろか??」と聞いてくるのは止めてもらいたいと思ったり、弟はゆっくり煙草吸ってるし(相方は手続中)。そんなこんな纏まりの無さ、若しくは皆の気遣いが空回りしてるのを感じつつ(^^;;、いざ札幌へ!!

 札幌市内に入り駐車場を案外にすんなり確保し、ラーメン屋さんを探索。そうそう、私たちが駐車したのは、サッポロファクトリーの第4駐車場でした。この駐車上、中心街からは少し離れてはいますが以外に便利でした。
 たまたま前を歩いておられた地元のおじさんに「この周辺で美味しいラーメン屋さんありませんか?!」と突撃質問し(ホント迷惑掛けてます^^;;)、そのおじさんお勧めのラーメン屋さんへ(お店付近まで同行してくださいました。良い方とめぐり合えた事感謝です)。
 店名は失念しましたが、場所は「札幌卸センター」の付近です。どうやらそのお店は「ピリ辛ラーメン」がお勧めで、教えてくださったおじさんもお店の方も一押しでした。で面々は、私と義母は普通の味噌ラーメン、相方・義父・弟は「ピリ辛みそ」、姉は一番辛い「辛みそ」を選択しました。スープだけ夫々味わってみましたが、ホント絶品でした!!辛さも後を引く感じではなくて、美味しかったです。

 昼食後、札幌市内観光に乗り出したんですが、観光したのは二条市場→サッポロファクトリー内にある「マイセン美術館」だけでした。兎にも角にも時間が無くて、何れの場所も駆け足観光となったのは悔やまれてなりません。ただ、姉弟にしてみれば二条市場のような同じ物産が一箇所に固まっている市場は珍しかったようで、かなり写真を撮り相方に色々質問をしてました。ちなみにその間私は、市場のおっちゃん達から進められるまま試食し大層ご満悦でございました(笑)。だって、タラバ蟹の足半本、いくら一匙を試食させてくれる場所なんて此処くらいしかありませんよ~。
 「マイセン美術館」は私&姉の個人的な趣味で選択させていただきました(笑)。ただ今回彼らからもお土産で戴いたりと選択理由はあるんですが、「愛してる~!!!」と叫べるほど大好きな陶磁器でございまして、ホントに個人的趣味です。ここはマイセンの成り立ちやら製造工程も説明されていて、非常にわかりやすく見易い美術館でした。そして、展示されてる陶器たちの流麗で美しいことったら!!時を忘れる程の美しさと存在感と華やかさと儚さで、誠に感嘆ものでした。また、姉弟ともマイセン好きで非常に詳しく、色々と説明してもらえたのも嬉しかったりです(^^)。心残りは、美術館内の喫茶店でお茶が出来なかったこと。せっかく行ったのに勿体なかった。

 その後、宿泊地である小樽へ向かいました。
 宿泊先はちょっと贅沢気分な「ヒルトン小樽」。部屋は16Fの海側と非常に眺めが良くて、室内も十分に広く落ち着けました。このホテルで感心したのは、宿泊客の要望を出来るだけ叶えてくれること。というのは、当初ホテル側から提示された私と相方、義父母の部屋は2部屋繋げて使用できるタイプだったんです(恐らく家族旅行なのでそういう配慮をして下さったものと思います)。一応2つには分かれてるけれど完全な個室では無いタイプとの説明を受け、思わず「完全に分かれるタイプの部屋をお願いできますか?!」と言ったのは・・・だって・・・やっぱり気遣いますもの(^^;;。そうしたら、嫌な顔せず直ぐに変更してくださったのは嬉しかったし、流石だな・・・と思わせられました。
そして、色々質問しても丁寧に必要な事のみを簡潔に答えてくださるスタッフの方のお仕事ぶりには感心すると同時に頭が下がる思いをしました。

 一旦各部屋に落ち着き、暫くして夕食場所である小樽市街へ向かいました。ホテル最寄の小樽築港駅から小樽駅までは、JRで2駅、約10分程度、小樽駅から観光地の中心地である小樽運河までは徒歩10-15分程度、JRやバスの本数も多く交通の便はかなり良いと感じました。

 夕食は、小樽運河傍にある「洋食屋マンジャーレTAKINAMI」さんで2,700円のコースでした。前菜から旬の牡蠣がついてるわ、メインはお魚料理と肉料理の両方出てくるわで量もお味も非常に大満足でございました。ただ惜しむらくは、地ビールが無かったこと。それ以外は十分満足できるお店でした(ホットワインがとても美味で冷えた体が芯から温まりました^^)

 食後は来た道を戻ったんですが、突然何故か酔っ払い同士で雪合戦が始まりました(始めたのはきっと相方)。一番被害にあったのが私でございました(悔)。弟と相方からフェイント掛けられつつも雪玉投げつけられ、逃げ惑ってばかりでした。また、雪玉持ってないと思ったら冷たい手を首筋に入れられるし...。
 しかも交戦しようにもコントロールも飛距離も無い私の玉は相手に届かず、避けられ挙句大笑いされる始末。姉が何度か敵をとってくれたのには随分溜飲が下がりましたが、それでもやられっ放しの帰り道でございました。結局一番年下で鈍くさいってのが敗因だと思われます(涙)

 それでも6人全員で過ごしたその時間は年齢も性別も国籍も何もかも忘れ、まるで子供のように大笑いし遊べたことが嬉しくて、幸せで、何よりホント楽しかった。その幸せはきっと忘れることはないだろうな、そんな風に感じる貴重な時間になりました。

しかし、いつか必ずリベンジしてやる!!(対弟/笑)

2日目に続く(のか?!)