2004年11月24日水曜日

U2とDCの新譜感想

 前提:音楽に関する技術的なことも専門的なことも一切知らない、全く素人です。
    単に聴くのが好き、LIVEが好き、っていう単なる音楽好きなもので、深く語れません。

○『Destiny Fulfilled』by Destiny's Child
 初聴時の感想は、「へっ?これで終り?」と「なんかBeyonceのソロアルバムの構成と似た感じやなぁ」いうものでした。
 これは私が期待していたのが2ndや3rdの様な、「力強い」アルバムだったからだと思います。が、何度か聴くうちに心地よくなってくる曲が多くなりました。
 特に1.Lose My Breath~3.Cater 2 Uの流れがホント心地良くてお気に入りです。

 また、3人の声や歌い方が其々特徴があり独立してるのに、見事に融和してる感じを強く受けました。今までは、Beyonceを際立たせる為に他のメンバーが居るのかと思うくらいだったのに。今回初めて、Kellyの声が心地良く、私の好きな声だと改めて認識しました。
 な訳で、BeyonceとKellyが絡む感じが非常に好みです。

 アルバム全体のイメージも、今までのような「尖った」ものでは無く、変わらない芯はあるけれども全体が柔らかく丸みを帯びた感じに変わった気がします。各人がソロ活動した結果が、こうなったと思うと彼女達の今後が益々楽しみに思えます。

○ 『How To Dismantle An Atomic Bomb』by U2
 Fan歴20年の相方の言葉を借りますと、「Edgeがギターで語ってるアルバムだ!これこそU2」だそうです。
(相方、ごめん。おっしゃってる意味がよく解らないです...)

 私の感想は、好きな曲は物凄く「好き」だし、それ以外の曲は「ふ~ん」って感じのアルバムでした。前作の方がアルバムとしては「好き」かもしれませんです。

 で好きな曲ですが、先行シングルの『Vertigo』に止めを刺します。やっぱり格好良いとしか言いようが無いです。曲全体を支配する何とも言えない疾走感が堪らなく好きです。
 2曲目の『Miracle Drug』と3曲目の『Sometimes You Can't Make It On Your Own』は、生理的に気持ち良い感じがあって好きです。
 今回のアルバムで一番ツボに嵌ったのが、5曲目の『City Of Blinding Lights』。メロディーは綺麗だし、疾走感や若さも感じられるし、なんか懐かしい感じもするし、ホント物凄く好きな曲です。

 歌詞とにらめっこしながら聞き込んでいた相方は、どうやら『Sometimes You Can't Make It On Your Own』と11曲目『Yahweh』の歌詞がお気に召されたようです。