2005年4月19日火曜日

『バット・ニュース☆グッド・タイミング』(DVD)

 義姉の元で2年近く過ごした(笑)『GN☆BT』のDVDを久しぶりに(数回目)鑑賞しました。やっぱりこの作品は何度見ても「面白く」て相方と夕食時に大笑いしながら鑑賞しました。
 鑑賞後は、ただ「あぁ面白かった」だけが残るそんな作品です。三谷さんが常々おっしゃっている「劇場を出たら何も残らず『面白かった』が残る作品」(物凄い意訳(誤訳)です)の代表作かと思ったりします。

 出てくる役者さんも達者だし、すれ違いと勘違いから生まれる状況は当然ながら、台詞の掛け合いも間も全てが可笑しくてなりません。これは是非一度見てくださいませ、と思わずお勧めしたくなる作品です(相方と「この作品を舞台で見れた人幸せやな~。羨ましいわ」と頷きあいました。)。

 この作品で沢口靖子さんの印象ががらっと変わりました。『組!』開始当初、おみつさんがどうも・・・という感想を目にした事があるんですが、私がおみつさんに対して違和感を感じなかったのはこの『GN☆BT』のちとせ役を見てたからだと思います。あぁこういうのもOKだわ、と納得できたので(史実のおみつさんがどうだったのかは、さて置いての話です)。

 この作品の沢口さんは兎に角可愛い(笑)。なんでこの人こんなに可愛いだろう??と不思議に思うほど可愛い可笑しいのが沢口さんです。周囲がこのお方一人に振り回されてるといっても良いほど、マイペースで周囲が見えてなくて天然なのにそれが許せちゃうくらいの愛らしさ全開です。

 彼女(と彼女の母親)に散々振り回されて、どんどん悲惨な目にあうのが生瀬さん。
 自ら墓穴を掘って突き進んでる言ってもいいほどの活躍ぶりで、この方達者やわぁ、と大笑いできること必至です(殿内さんとかホイさんとか目じゃないです/比較対象が)。
 んで、ちょこまかちょこまかと煩い(笑)のが八嶋さん。沢口さん以外はヤッシーに食われてるとしか言いようが無いほどの存在感と言うか煩さ(ホント動きが煩い/笑)。
 生瀬さんと八嶋さんの妙な共闘関係がこれまた可笑しいときてます(お二人とも関西ご出身な所為か間が良すぎです^^)

 要を押さえるのが、伊東四郎さんと角野卓造さんのお二人。お二方とも本当に達者な方で、硬軟あわせたお芝居&劇中コントをきっちり見せてくださいます。

 必聴なのが副音声の「三谷+生瀬+八嶋」によるコメンテータリー!!始めから投遣りな三谷さんにお互いに違いを出したい生瀬さんと八嶋さんの妙なテンションの会話がツボです。(『王レス』の副音声もかなり可笑しいんですが、それ以上の妙に気の抜けた空気があって可笑しいんですよ)

 さぁ今夜は副音声で鑑賞だ!!!(それより前に『組!』の第壱集を早く見終えなさい)