2008年1月18日金曜日

『エキストラ:スターに近づけ!』感想

『エキストラ2』放映に併せて、再放送してくれたWowowに感謝です(笑)
 『2』と比べてゲストは、#1 ベン・スティラー、#2 ロス・ケンプ、#3 ケイト・ウィンスレット、#4 レス・デニス、 #5 サミュエル・L・ジャクソン、#6 パトリック・スチュワート と非常に地味でした。私と相方が知っていたのは、ベン・スティーラー、ケイト・ウィンスレット、サミュエル・L・ジャクソン、パトリック・スチュワートの4人。
 ベン・スティーラーは映画『Night Musium』しか知らないし、ケイト・ウィンソレットは『タイタニック』だけかな(色々良い映画に出演されてるのは知ってるんですが、観てないんですよね^^;;)って感じです。正直、『2』を観た後に『1』を観て良かったと思いました。本放送時には何がなんだか判らなくて途中で観るのをやめてたかもしれない、とすら思いました。レギュラー陣の関係とか、番組のギリギリの作りとかに馴染んから観たので、ゲストが地味でも気にならなかったのは良かったかと。

 なので『1』は大本命、第6話のパトリック・スチュワートの感想だけに留めておきたいと思います。

 兎に角観れて良かった!!パトリック・スチュワート(以下 艦長)素敵だよ!しか無いんですよ(笑)。

 冒頭のシェークスピア劇(演目が判らないのがもどかしい)を堂々と自信たっぷりに演じておらるかと思えば、アンディにかなり駄目駄目な自作の構想を自信満々且つ情熱を持って語る、その落差が堪らなく素敵なんです。また、自作の主題が「女性の裸を見る」だけというのがむっつりスケベっぽくて、これまた素敵なんですよ。しかも、あの美声でかなり猥雑な事をおっしゃるのが、これまた何とも色っぽくて駄目な一ファンはドキマギしつつも大笑いさせていただきました。
 そして!!艦長の名台詞「Make It So(発進)」をあんな姿(舞台衣装)でおっしゃって下さったりするんですよ!!(興奮のあまり日本語が思いっきり乱れてます^^;;)。画面の前では駄目な一ファンがキャーキャー大騒ぎして、スタトレに引きずり込んだ張本人の相方から冷たい視線を浴びる程素敵なんです。

 この回は艦長からのメッセージが落ちになるんですが、これは巧いな〜と。艦長はアニメ映画の吹替えも数多くなされる位の美声なので、そういった特性を巧く使っておられるな〜と思ったんですよ。それよりも、私なら艦長の声で謝ってもらえたら、それまでの怒りは一瞬にして無くなる以前に、相手を誉めたたえる様な気がします(笑)。この回のマギーは、真剣羨ましくてなりませんわ。良いなマギー...。

 ところでイアン・マッケランの時も感じたんですが、英国舞台俳優って自分をネタにされても「難なく」こなされて、きちんと別の「人格」として見せてくれるのはホント凄いです。恐らく、基礎がきちんとあってその上に色々経験を積まれて、そこから生まれる自信とか揺るがなさが、そういう役者のイメージとかに拘らず柔軟に何でも演じられるんだろうなぁと思ったりしました。
 ケイト・ウィンスレトもちょっと間違えば「ダメージ」になるだろう役柄を、軽々と楽しそうに演じてたのが好印象でした。
 
 エキストラを見て英国演劇界って奥が深いよな〜と再認識しました。Viva英国俳優(こんなまとめで良いのか?!/笑)