2005年5月20日金曜日

保育士さん5話 と お魚屋さん6話

 この2−3週というもの、木曜9時に録画してた保育士さんを見て、続けて10時からお魚屋さんを見るようになりました(苦笑)

 ってな訳で(どんな訳??)今週の保育士さん&お魚屋さんです。

○保育士さんドラマ
 開始前に散々「どうだろう・・・・」とか言った事を反省します。
 今回は、「良い話だった」と素直に書かせていただきたいと思います。確かにベタな話かもしれませんが、あの兄妹の言動には涙ぐんでしまって。
 子供が持つ小さいけれど強く大きな「プライド」や「優しさ」を丁寧に見せてくれた気がします。特に葵ちゃんが淡々と主人公氏に「真実」を打ち明ける場面では切なくなり、葵ちゃんが愛おしくすらなりました。彼女があの場面で見せてくれた、強さやしなやかさ賢さなんかが堪らなく綺麗だったとすら思います。
(主人公氏の「いい女になるかもな」の言葉に大きく頷いたほど)

 また、主人公氏がこれまでとは違った面を見せ始めた気がして、これからの展開が物凄く楽しみになりました。が、「格好悪い俺」であっても「格好良く」描かれるってのは、やはり『主人公氏』だからだよな〜と思ったりもしてみたり(と言いつつも、レーサーに貶されても堪えてる場面の主人公氏は不覚にも格好良く思えた^^;;)
 しかし、やはり最初と最後(葵ちゃんが気を利かせて居なくなってから)はすっ飛ばしました。どうにもああゆう甘〜い空気は苦手でございます(免疫がない)。そして、未だ謎なのがレーサーである必然性は??ってことです(しつこい)。正直、ホームを主体にしても十分今回のような描き方はできるんじゃないのか??とか思ってしまってます。

 そして、ドラマって役者も大切だけれど、やっぱり「脚本」が命だわ、と当たり前の感想をも抱かされました。まさか月9で「矜持」や「優しさ」とは何ぞや???と考えてしまうとは。良い意味で予想を裏切られた気がして心地良さすら覚えました(子供達の前でレーサー(もしかしたら「大人」の比喩???)によって「レーサーとしての誇り」や虚勢を砕かれた場面と葵ちゃんととおる君の独白の場面)。

 今週の元兄。
 時間は少なかったけれど、その殆どが大人組とのやり取りだったのでホント眼福でした(^-^)
・主人公氏への態度や口調が相変わらず慇懃というか、丁寧だけど上から見てる感じがするというか、色んな含みがあって楽しくて仕方ない。
・とおる君を引き止める場面で「ぐっ」ときました。有無を言わさぬ言外の迫力あり、でもとおる君の言葉をちゃんと受け止める雰囲気もあって、元兄は「保育士」だけれど彼なりの「家族」になろうとしてるんだ、と思った場面でした。
・「いただきます」の声が誰より大きくて。しかも一生懸命盛り上げようとしてる姿や味音痴なのがどうにもこうにも可愛いんですが(笑)
・渉外は確かに小雪より元兄の方が向いてますね(^^;;ちゃんと「外」と「内」の顔を使い分けられる人だと思えるのが、役作りとはいえ凄い(山南さんは使い分けが苦手そうだったと感じてたので)。
・主人公氏のおば様たちへの報復(なのか??)を見て、思わず口元に手をやって笑ってしまう元兄が可愛い・・・(私があの場にいたら、元兄のあの姿だけで全てを水に流しますよっ←馬鹿)。更に顔を直ぐ元に戻すのが更に(以下略)
 あの場面では主人公氏の行動を素直に認めて、もしかすると「よくぞやってくれた」とか思ってるんじゃなかろうか、と邪推しておりました(馬鹿)
・おば様たちの会談場面は、ホント見ごたえのある良いもの見せて下さいました、と脚本家&演出家さんに感謝です(大人組だけの時は大仰な効果音とか音楽が余り入らないんです。だから余計集中して見れる気がします)。
・園長を労い、園長に労われる場面が今回一番好きです。やっぱ原田さんは良いな・・・
・年少組の行動がやたら可愛く感じた今回。特に主人公氏の真似を頑張ってしてる年少組の表情は、一生懸命背伸びしてる感じが良く出て、思わず笑みを誘われました。
・ところで、隠し味は一体なんだったんでしょうか??気になって仕方ない。

さぁ来週には再度正面衝突がみられそうで、今から楽しみですよ。

○鰹なお魚屋さん+『組!』メンバー3人(って)

 まさかこんなに早く加納さん(違)と対面されるとは思ってなかったので、思いっきり動揺しました。しかもお魚屋さんが土下座する場面では加納さんと副長に自動変換(局長の助命で奔走している副長が加納君の前で詫びてる姿に変換されてたという、なんともどうしようもない・・・・)された挙句、『流山』を思い出しほろりときた大バカモノです。
 そして、ビルの前でまりこと出会い呆然として脱力し沈んでいく副長(違)なお魚屋さんが、大層幼く、儚く頼りな気見えてしまって・・・頭を撫でててやりたくなりました(まさかお魚屋さんに母性本能くすぐられるとは!!一体どうしたこと???/苦笑)。
 そして、お魚屋さんのミュージカルチックな「お魚ソング」は絶品だったと思います(笑)。やっぱ巧いわ山本君は。

 そして今回で『組!』ファン狙いが明らかになった(なったのか?)お魚屋さんドラマ。
 お笑い担当になりつつある伊東センセ(電話コントは素敵だった/笑)、加納さん、平間までは良しとしましょう(良いのか?)。けど音五郎さんまでご出演あそばすなんて!!オイオイ・・・って感じです(^^;;
 なんか、これで谷章センセとお魚屋さん、若しくは谷章センセと加納さんが出合ったりしたら、正直洒落にならんな、と思ってたりします。いっその事、ここまで来たら局長か総司とかがゲストで主演してくれれば良いのに・・・思ったり。

 話は、あの社長がヒルズ社長のお父上を騙くらかした張本人で、その真実を知っていたヒルズ社長の復讐に違いない、と予想していたのに。それが外れて少しショックでした(そんな感想は要らないと思う)。