2005年6月9日木曜日

何事も挑戦だ!!(って)

 昨日買い物の際、立ち寄った鶏肉専門店のおじさんから突然「アラ持って帰らない??」とお誘いを受けました。鶏がらスープを作れるな〜と思い何も考えず「あっ 下さい!!」と言ったものの、作り方を知らない事に気付き、店先でおじさんに急遽作り方を聞きました(迷惑な客です^^;;)。

 余談ですが、最近ショッピングセンター(で合ってるのかな??)に併設されてる専門店(小売店)で食材を買う事が増えました。理由は、鮮度が良いし好きな分量が買えて無駄が無い上意外と安いからなんです。 そして、何より有難いのが、お店の方に調理方法や美味しい食べ方(果物とかは剥き方まで/笑)を教えてもらえる事。昔は対面販売は鬱陶しいと思ってたんですが、お店の方と親しくなると色んな情報を教えてもらえて、良いな〜と思うようになりました。

閑話休題。
 店のおじさん曰く「水を入れて5時間炊くだけやし。大丈夫できるって。けど灰汁だけはきちんと取って、水が無くなったら小まめに水足してやりや」とのこと。その言葉に思わず「明日も仕事なのに、今も仕事帰りなのに、5時間煮るだけって...。簡単に言ってくれるけど、平日の簡単な夕食だったはずなのに」と心中で呟いてました。

 で一応Webで基本的な作り方を確認して、作業を始めたんです。
 が、初めて見る鶏アラの姿にかなり戸惑いました。まさか、首〜胴体が繋がったままだとは思ってなかったんです。なんか、その姿を見た瞬間「ごめん・・・」と呟いたほどある種の衝撃を受けました。
 またそれは、今まで綺麗に処理された身しか知らなかった所為か、「命あるものを食べてる」とう大切な感覚が薄かった事を気付いた瞬間でもありました。正直見聞による知識ではなく、自身の感覚で初めて「殺生によって生かされてるんだ」と知った気がしました。

 で戸惑ってる私の様子を見た相方が「捨ててしまうか??」と聞いてくれたんですが、それは出来なかったんです。やっぱり頂いた食材だし、何より鶏に失礼ちゃうんか??と思って。相方も勿論それは解ってるんですが、そう言いたくなる程私の雰囲気がかなり悲壮だった様です(- -;;

 そんな事を考えつつも、たっぷりのお水に鶏アラと生姜を放り込み、徹底的に灰汁を取り水を足しこみながら煮込むこと3時間。家中生姜と鶏ガラの臭いが充満し(相方共々「ラーメン屋さんになったみたいや・・・・」との感想しか出てこなかった^^;;)、その後は保温鍋に一夜をお任せし、今朝覗いた限りではなかなか良さそうな「鶏ガラスープ」が出来ておりました(嬉)

 さぁ今日の夕飯はこれを使って野菜スープでも作ってみようか!!と今から張り切っております(笑)