2005年2月3日木曜日

沖縄旅行記

 先週末に2泊3日の行程で行って来ました、沖縄県。今回は個人旅行ではなく、いまどき珍しいかと思われる「社員旅行」でございました。私にとっては人生初の社員旅行だったため、やたら緊張するわハイテンション(ハイテンションはいつもの事?!)な3日間でした。

 団体旅行で尚且つ計画立案が「オジ連」だっため、ゆっくり見せてもらいたいのに、ゆっくりしてる間もなく次の場所へ。というちょっと勿体無い旅程ではありましたが、それなりに楽しい旅行でした(「首里城跡」と「美うみ水族館」とDFSは倍の時間が欲しかった・・・・)。

 特に、仕事上メールや電話のみでやり取りしてる方達と出会え、わずかな時間ではありましたが話ができたこと、少しでも同じ場所に居れたことが何より楽しく、嬉しいことでした(不手際等も直接お詫び出来たし/^^;;)。これで今後色々な「お願い」をしやすくなったわとも思ったり(笑)。

 では、記憶に残ったことをつらつらと。
 
 那覇空港に着いた途端「暖かい」空気が体を包み、南国沖縄に着いたんだと実感しました。そして、寒桜とブーゲンビリア、ハイビスカスが同居してる空間に驚き、海の静かさ青さ透明度すべてに目を奪われました。しかし、本土とこれほどまで気候、環境が違うとは想像以上でした。「体」が感じることで得る(知る)何かは、「書物」で得る知識とはまた違った部分で必要かもな、てな事を認識した瞬間でもありました。

立ち寄った場所で印象に残ってるのは。

首里城跡
 和とも漢とも言い切れない、不思議な調和のある意匠の数々にため息をつくばかりでした。建物を始め、官吏の衣装や旗やあちこちに用いられている竜の意匠を見るにつけ、大和以上に中国の影響を強く感じました。また、朱を基調とした建物・漆器の鮮やかで美しい事ったら!!大和の文化とは違う独自の「琉球文化」、その一端を垣間見ることができとても幸せでした。
 ただ、観光時間が1時間と非常に少なく、駆け足で回ったことが悔やまれてなりません。次の機会(があれば)には半日かけてじっくり回ってみたい場所の一つになりました。
 
沖縄美うみ水族館
 水族館好きな私(水族館がある場所に行けば必ず足を運ぶ程好きなんです/^^;;)。この水族館の「水の綺麗さ」には驚くと同時に、飼育されてる魚類や鯨類達は幸せやな〜としみじみする程でした。
 ここの売り(?!)はジンベイザメとマンタの複数飼育だそうですが。確かに素晴らしい!!奥行きと高さのある水槽内をゆったりと泳ぐ彼らの姿を見ていると、時間を忘れそうになりました。幻想的ではなく生き物が持つ「力」や優雅さをガラス越しに見せてくれてるだけなのに、まるで彼らと共に海の中に居るようなそんな錯覚さえ覚える場所でした。

 さて、水族館に付き物の「いるかショー」すが、オキゴンドウイルカがショーをしてる姿は初見でした(オキゴンドウまでくると「海豚」というより「鯨」やな〜と思うんですが/^^;;)。なかなか迫力もあり可愛らしくもありました。しかし、「いるかショー」がこの年齢になっても好きで、ステージに上がって彼らにサインを送ってみたい!!と思う私はどうかと思ったり(笑)

 またここではマナティを雌雄2頭ずつ飼育してるんですが、これがまたゆったりのんびりで(笑)。水槽の前で、浮世の憂さを忘れて彼らと一緒にのんびりゆったりまったりしておりました。

 やはり時間が足りず(T-T)「いるかステージ」に立ち寄ることができませんでした(悔)。館内ももっとゆっくりのんびり堪能したかったのに、結局駆け足の鑑賞で一緒に動いていた友人とも「勿体ない!!この倍は欲しい!!」とぶつくら言う始末(幹事の方達の苦労を斟酌せずな私達です)。また、機会があれば是非再訪したい場所です。

○万座毛
 まるで東尋坊のような断崖絶壁でしたが、そこから見える海は穏やかで美しく優しい色合いでした。訪れたときは、小雨で若干強風で「エメラルドグリーン」な海ではありませんでしたが、それでも冬の日本海とは全く違い、本当に凪いだ海の姿を見ることができました。天気さえ良ければさぞ美しいだろうと、簡単に想像できるものでした。

DFS
 今回の旅行で一番楽しみにしていたのが、実は此処。国内旅行で免税ショッピングができる!!となんとも(女性にとっては)美味しい場所です(笑)。しかし、やはりオジ旅行(失礼)なため、制限時間は1時間とかなり駆け足な買い物時間と相成りました。
 ですが、1時間で十分だったと思います(え)。いくら免税店とはいえ元が高い品ばかりで、目の保養になりこそすれ、買うことなんざ出来ませんでした(といいつつ空港の同店で半額になってた某ブランドの鞄を購入した、おお馬鹿者です^^;;。しかも、時間がないにも関わらず、あれやこれや悩み倒しておりました)。
 反面、もっとゆっくり目の保養したかったなぁと思う私も居たりして、複雑な女心です(笑)

 惜しむらくは、戦跡や米軍基地といった「負」の観光地に行けなかったこと。バズガイドさんや自由時間に利用したタクシーの運転手さんからは、その辺りの説明を聞くことは出来たんですが。やはり「実感」することが出来ないままでした。
 米軍基地に関しては、高速走行中に米軍の軍人住宅地を通り過ぎたくらいでした。
 僅かに見えただけですが、あの敷地の広大さと佇まいは日本ではありませんでした。周辺環境と比べると「特殊」な場所だというのが更に際立ち、それがすべて「日本の税金」で賄われてるかと思うと、何ともいえない気分になったのは事実です。もう少し、戦跡なり米軍基地周辺を見たかった。
 とは言いつつ沖縄が抱える矛盾を、ほんの僅かではあるでしょうが理解できた気がします(基地や経済、雇用。そして独特な自然環境の保護と観光化等)。

 今回の旅行では、過去と現在の沖縄(日本にとって)の意義や価値を知りたい、知った上で再度訪れたい。そして、あの珊瑚礁が美しい海に潜りたい!!という矛盾した思いを抱きました。

○おまけ。
 宿泊したホテルが中日のキャンプ宿営ホテルだったらしく、落合監督を間近で見る経験をしました!!私は野球に明るくなく、選手等々は分からなかったんですが。どうやら、選手ともすれ違ってるようで、非常に珍しい体験だわ。とひとりごちておりました(笑)
 しかし、何が一番驚いたって、プロのカメラマンが持つフラッシュの強さでした(笑)。一斉にフラッシュが炊かれると綺麗だし、思わず駆け寄って「何!?何?!」と寄って行きたくなるほどの吸引力でございました(何かが間違ってます^^;;)。
 そして、同ホテルでは素晴らしいことに、いるか5頭が飼育されており、夕刻に彼らの遊ぶ姿を思う存分眺めることもできました(野球選手より、海洋生物により魅力を感じておりました/^^;;)