2011年5月10日火曜日

懐メロ さだまさし。

某所にて5/8公開

 このところ、学生時代に聞いてた曲をYouTubeやiTunesで検索することが増えました。そのキッカケは、耳にしたラジオだったり、友達の「つぶやき」で目にしたことです。 

 友達の「つぶやき」経由だと、さだまさし。
 確かに、小中高とさだまさしの世界にとっぷり浸かってました。元々母親が好きだった記憶はあるんですが、なんで娘が小学生にしてハマったのは謎()。意味もわからず、「無縁坂」とか「精霊流し」とか「縁切寺」とか口ずさんでた小学生だったかも(嫌なお子様だよなぁ) 
 その後、TVで垣間見えた面白い語り口と「もーひとつの恋愛症候群」という言葉遊び的な歌詞にハマり、エンタメ的な扱いでさだまさしを聞くようになってた気がします。
 当然小中高なんて時期はお小遣いも少なかったので、図書館でテープを借りてダビングしたやつを延々聞いてたんじゃないかと。そう考えると、昔から図書館にはあれこれお世話になってたんだなぁ、私(笑)。さだまさしのCD買ったのは、アルバイを始めてからじゃないかと思ったりします。 

 MCが面白いと評判のコンサートにも、1度だけ行ったことがあります。その時は、ちょうど「鶴瓶・ざこばの落語のご」全盛期。さだがゲストだった際に「コンサートで三題噺をやってもらおうやなかい」な流れになり、そういう事が大好きなさだが受けた事があります。で、そのコンサートが正に「三題噺で即興歌を作る」場だったと。お陰で、生で鶴瓶と会えたし色々印象深いコンサートでした。 

 今回、iTunesでサビの部分だけを聞いたあと、やっぱり気になりYouTubeで視聴しました。
 改めて人間の記憶の凄さを再確認しましたわ。iTunesで聞いたサビで1曲まるまる思い出し、当時の記憶が走馬灯のように流れました。てか、当時どんだけ聴き続けてたのかと自分でもビックリしたくらい(笑)。
 YouTubeについては、アップしてくださった方に感謝としか言いようがありません。 
  
 今回改めて聞いて感じた、私にとってさだまさしの魅力は歌詞に尽きました。口に乗せて違和感が無く、音と語感が美しく、1つの世界を創造し、余韻をも感じさせてくれるです。コミカルな歌詞であっても、どこか人生賛歌や生を言祝ぐような感じがあったり。勿論、人生の辛さとか暗さを延々語るのもありますが(さだまさしのイメージはこっちが強いかも)。かと言って曲も好きだし。兎に角、好きなことを再確認しました。 

 当時好きだった曲を羅列すると 
◯主人公:これはしんどい時に染み入るんです。上手く行かな時とか、めげてる時でも自分で歩かなきゃと自然と思えてきます。 
◯道化師のソネット:曲名が秀逸だなぁと思う曲。サビの「笑ってよ君のために~」を聞くたびに、涙腺が緩みそうになります。 
◯風に立つライオン:壮大で雄大な景色が目に浮かぶ曲。曲を聞いてたら、アフリカの乾いた風や地面の熱さ、色彩なんかが脳裏に浮かびます。 
◯秋桜:母というより祖母を思い出します。 
◯恋愛症候群:これは巧いっ、と思うんですよ。恋愛の一過性な部分を見事に表現しクスリとさせつつ、恋をするココロを慈しむような最後がたまりません。 
◯関白宣言:男尊女卑だ!!と物議を醸しだしたように記憶してます。最後まで聞くと凄く本当に幸せな幸せな歌です。男性の弱さとか不器用さを感じられたり、こんな風に思われたいし、思いたいと自然に入ってきます。その後、関白失脚という後日曲を出したのが、さだまさしらしい() 

 実家にあるであろうCDを探してみようか、中古CD屋さんに足を運ぶか検討中な日々です。