2011年5月5日木曜日

九州旅行 3日目

3日目:由布院街歩きと吉野ケ里遺跡&九州国立博物館

 お宿が由布院の中心街から離れていた場所にあったので、最終日の朝一番に中心街まで行って街歩きでした。由布院の町…好きな子は好きなんだろうなぁ…女性同士で来たら楽しいかもしれないなぁとか思った時点で(苦笑)。ドイツの温泉保養地(バーデン・バーデンとか)を目指してるのは分かるんですよ。確かに、風景はそれっぽい所もあるし、目指す方向性は間違ってないと思います。けど、如何せん統一感が無い。観光地化がメインになってしまってて、昭和レトロな見世物があったり、大正風の建物&お土産物屋さんがあったり、ヨーロッパ風な喫茶店や建物があったり。どこに焦点があるのかが見えないがゆえに、雑多な印象を拭い去れませんでした。相方とは、「結局あれやこれや詰め込んで、『嵐山』になった訳やね」と結論が落ち着いたくらいでした。いやぁ、確かに好きな子は好きだと思うし否定もしないけれど、何か物凄く勿体無いよなぁな感じが残った町でした。まぁ一応、実家&相方実家へのお土産が入手できたんで立ち寄ったのは正解でした。
 しかし、朝9:00で喫茶店に待ちが出ててたのにはビックリでした(^^;;。ああいう観光地は朝一番に行ってとっとと帰るべきだね…と痛感いたしました。

 その後、
吉野ケ里遺跡へ。吉野ケ里遺跡のダダ広さには驚きでした。復元建物や遺構の現状保存等興味深いものも多く、駆け足で回ったのは悔しかったなぁ。特に、集合墓の遺構現状保存は見ごたえがありました!!甕棺墓の大きさとか、当時の発掘状態を見れたのは面白かった。ただ残念だったのは、連休前に発表されて黄金週間中一般公開されてた住居焼け跡の発掘現場が、お天気のせいで見られなかったこと。お天気さえよければ見られたのになぁと未だに残念がってます。

 吉野ヶ里の次に向かったのが、九州国立博物館。開館5周年という新しい国立博物館です。特別展が黄檗展だった為、1Fエントランスでは京都銘店イベントが催されてました(笑)。始め、九州の銘店が集まってると思ったんですよ。けど、見覚えのある商品ばっかりで「??」となりました。えぇ知ってるお店ばっかでしたよ…流石銘店イベント…。てか、これから京都に帰るのになんでここで京都イベントとぶち当たるか私はと(苦笑)
 そんな事はさておき、九州国立博物館では小一時間しか見れませんでした(涙)。常設展のみ観たんですが(黄檗をここで観てもなと)、展示の仕方が秀逸!!巧いんですよ、これが。展示室も決まったルートで見せるのではなく、好きな所から見ることができるフレキシブルさがありました。展示遺物も国立博物館である以上、当然国宝級なり教科書で見たぞコレなモノがゴロゴロしてるわけですよ。小一時間じゃ到底足りませんってば…。相方も「ここなら一日中居れる。居てくれといわれんでも居れる」というくらい充実っぷり。なのに、なんで小一時間と二人とも後ろ髪引かれる思いで九州国立博物館を後にしたのでした。
 と言いつつ、これで国立博物館コンプリートと相成りました(笑)。関西の2箇所は興味あるイベントがあると行ってるし、東京はU2ライブの時に行ったし。どれだけ好きなのか、国博がとは思います。

総括。
唐津さえ行かなければ、九州国立博物館と吉野ケ里はゆっくりできたと思います。記念品さえ無ければ…と(笑)
その二箇所が慌ただしかったことが唯一の心残有りで、後は十分満足&満喫できた九州旅行でした。次は、宮崎とか鹿児島の方に機会を作って行ってみたいと思います。