2012年12月4日火曜日

ベネディクト・カンバーバッチ初来日お出迎え in 成田空港 (その1)

某所にて12/4公開、1/1転記。
 旧年中に転記する筈だったのに、年越しになってしまいました(_;;。
 挙句、某所で書いてた内容がいつも以上に混乱してるので、こちらに転記する際にちょっと手直ししました。ただ、勢いで書いた部分は、熱の結果だから残しておきたいなと迷惑なことも考えてます(^^;;。しかも、内容がないにもかかわらず無駄に長くなったので、2つに分けました。申し訳ないです...。

 いつも以上に読みにくいと思いますが、それでもよろしければご笑覧ください。
< お出迎えに行くまでの混乱 >

 ベネディクトが初来日するという超強烈な情報を知り、心臓が痛くなるほどドキドキするわ、なんかアワアワして仕方なかった先週木曜日(11/29)。あの日は冗談じゃなく心臓と脳が沸騰してたと思います(^^;;。
 先輩と相方に初来日な件をメールしたら、二人から思いっきり背中を押されました。その押してくれる理由が二人とも全く一緒で、そんなに私「好き。好き」言ってました??とちょっとだけ日頃の言動が恥ずかしかった。

 相方と先輩の言い分は、 
・なんで行かないの??行けばいいのに。
・『好き』真っ只中で初来日を経験することなんて、そんなにあることじゃないよ。
・初来日でお出迎えしてもいいですよと配給会社が言ってるんだとしたら、それはオフィシャルな行事でしょよ。だったら安心して行ってきたら良いのに。
・行かずに後悔してグチグチするより、行って後悔する方が楽しいと思うけどなぁ。
・初来日で空港お出迎えだったら、絶対近くで会えるよ!!こんな機会、これからは絶対無いと断言しよう!!
 とかです。それだけ言われても凄く悩んで、グルグル同じ所を回って、関西にいるのに成田空港(初めて)まで行くって社会人としてイタくないのだろうか、箍が外れてしまうかもしれないとか、費用と時間を言い訳にしたりしてウロウロしてました。そんな私が決意したのは、帰宅した相方の次の一言でした。

 「箍は十分外れてるから気にしなくていい。それと、見れたとしても僅かな時間だろうけど、その為に往復の時間と交通費使ってもいいと思えるかどうかだよ。ヨメにとってベネディクトにはそれだけの価値は無いの?無いと思うなら行かなくていいんじゃない?後悔なんかしないよね。けど、彼にそれだけの価値があると思えるから、出演作品を買って時間掛けて見てるんでしょ??で、ヨメにとってそれだけ価値があるなら、それで一目でも一瞬でもいいから会いたいと思うなら行ってきたら」でした。この言葉には思いっきり押されました。ありがとう相方。聞いた時は、ちょっと泣きそうになった…。

 で金曜日、某所で同行者を募集してらした方にコンタクトさせていただき、その日の内にあれよあれよという間にスケジュールが決まった!!ウダウダ愚図愚図考えるより、一か八かで動いてみるんもんだ!!なんか凄い楽しい!!と、この年齢になって気づかされました。好きな事や人を介して見えなかったモノが見えて、楽しめるってすごい幸せなんじゃないかとか思ったりした金曜でした。

< お出迎え当日 移動と待ち時間 >

 そして、『ホビット』狂想曲を挟んだ昨日12/3(月)。
 お出迎え当日、運命の日。

 同行させて頂いた方たちが、凄く楽しくて良い方たちばかりであっという間に現地に到着。勿論、東京からご一緒させていただいた方の土地勘や、特急を速攻予約→時間変更してくださった方の手際の良さのお陰です。てか、私は完全に負んぶに抱っこ、お二人の後ろをついていきつつ、喋り倒してただけという情けなさでした(^^;;。
 私たちは14:00前くらいに現地に着いたのですが、既に大勢いらっしゃってビックリして嬉しくなりました。時間的にもタイミングが良かったようで、出口に向かって最右翼の最前列に居ることができました。

 そして、現地でお声をかけさせていただいた方たちも凄く素敵な方ばかりでした!!皆さんと一杯お喋りしさせてもらったお陰で、約3時間強があっという間に過ぎました。皆さん同じようにドキドキ、グツグツ滾ってらっしゃってて、同じだ!!よかった!!とか言いあってるのも凄く楽しくて、ワクワク気分でした。そりゃベネディクトの初来日!!だもんそうなっても仕様がないよね~と皆さんウキウキ、ドキドキ、ワクワクされてたのが可愛かった。

 警備員さんが安全テープを設置し始めてから、緊張とテンションが高まりました。場所移動させられないってことは、プレスエリアとは反対側だけどもしかしたらこっちにも来てくれるの!?しかも、最前列決定!!!!もうホント最前列!!って何なのこの幸運!!とメーター振り切りまくりな待ち時間になった瞬間でした。結果として、私達が居た場所はギリギリでベネディクトの通り道でした。あれはホントに幸運としか言えなかったです。

 そんな待ち時間に浮かれたように何を喋ったかというと。とりあえず、ベネディクトに対する愛情溢れる悪口というか、お約束なネタが飛び交ってたのが印象深かったです。顔が長いとか、大きいとか、クリス・パインと一緒だったらどうしよう…クリス顔小さいからヤバイよねっとか、どんな私服なんだろうか、やぱり例のキツネさん柄のTシャツかなぁ、どんな私服でも可愛いと思えるけどなんか心配…とか。ホント皆ベネディクトが大好きなんだね☆と激しく思いました(え)。傍から聞いたらこの人達ホントに好きなのかしら??と言うようなネタが飛び交ってたかもしれません。けれど、それを仰る皆さんの表情や口調が愛しさで一杯なんです。可愛くて大好きだからついつい気になっちゃうし、照れ隠しも少しあってネタにしちゃう感じが微笑ましかったです。

 他には、お会いした誰もが、ベネディクトのマーティン好きはデフォ。今回の突然の来日もマーティン絡みかと思った。結局マーティンとはスレ違いだったけど、なんでスレ違い??。STIDの宣伝なのは分かったけど、何故今このタイミング?何しに来るの?来てくれて嬉しいんだけど、謎過ぎて何が何だかわからないよね!と仰ってたのがホントに可笑しかったです。ファンをあらゆる方向で翻弄する男、それがベネディクト・カンバーバッチの魅力かもしれない、とか思い始めた待ち時間でした。

 そして、皆マーティンも好きなんですよ!!マーティンの頭の丸みが最高!とか、公開直前の『ホビット』への期待とか、前々日にあったジャパン・プレミアのマーティンが可愛かった!!!!とか。ベネディクトのお出迎えなのに、マーティン大好きネタも飛び交ってたのも印象的でした。勿論、クリス・パインの話題も出てたし、ベネディクトやマーティンに関わることは大好きなのが伝わってきました。

 また、一般の方とも何故か微妙に交流できたのにはビックリでした。通路を通る方から「誰待ってるの?へぇこの人」とか声をかけられたり、海外の方とアイコンタクトしあったり(笑)。挙句、直前に出てこられた方から「あぁこの人待ってるの。セキュリティで会ったよ。もうすぐ出てくるよ!」とか情報をいただいたり。教えて下さった方(オジサン)その節はありがとうございました。
 更に、そんなベネディクトを知らない方たちにPRを忘れないファン一同(笑)。手持ちしてたグッズ(本、雑誌、手作りのウェルカムボードなんか)を指して、彼です!UKの俳優でベネディクト・カンバーバッチさんです!こういう作品に出演されてるんです!と聞かれる度に答えてました。いやぁ私達ってすごく宣伝してますよねぇ、これって無償の愛ですよねぇと言いながら、PR活動に励んでた待ち時間。それも凄く楽しかったんですよねぇ。

 そうこうしてたら、警備員さんから「サインはご本人はすると仰っておられますが、警備上無理だとお伝えしました。なので、ペンはこの時点で仕舞ってください」なアナウンスがありました。その瞬間は流石に軽くブーイングがあり、まぁそりゃそうだわなぁと。と直ぐに「但し、こちらをゆっくり進んでいただきます。ご本人がそうしたいと仰っておられます」な追加情報があった瞬間、「はーい!!」と良い子なお返事に変わり、いそいそとペンを鞄へ。
その後も何度か警備員さんがアナウンス(注意とはいえない語調だった^^)に来られる度に、あちこちのブロックから「はーい。わかってまぁす」と朗らかな声が上がって、そのお返事が可愛ったらありゃしませんでした。 
 そんな状況を見てた(いや私が居たブロックも同じお返事だったんですが^^;;)感想が、みんな小学生みたいだよねぇ、可愛い。ベネディクト小学校の生徒だもんねぇとか言い合ってました。そうしたら、他のブロックでも似たような会話がされたことをUPされてた動画を拝見して知り。もう皆大好きだわ~!!と思いました。
 そうなったのは、その場で待ってる方が全員、ベネディクトが来日してくれたことが一番嬉しくて、目の前を通ってくれることが大切な時間だと思ってたように思います。何よりも、大好きなベネディクトが嫌がることはしちゃいけない、気持のよい初来日であって欲しい、な気持ちだったんだろうな。

 繰り返しになりますが、現地で一番驚いたのが皆さんの穏やかさでした。誰一人押す人も居なかったし、少しずつ協力して前に詰めたり、お土産を係員さんが回収する際も後ろまで情報を回し後ろの方のもお渡しできるようにされたりでした(お土産の件は、ベネディクト優しいぃ!な叫び声が上がってました^^)。全く殺気立ってなかったから、楽しかった印象しか残ってません。そんな風に凄く待ってる間が穏やかで和やかだったのは、偏にベネディクトの人柄が成したことだと思います。映像からでも伝わってくる、優しい穏やかな人柄のお陰だと。

 彼が好きだから、彼が初来日で初めて目にする風景を素敵なものにしたい、彼の滞在を少しでも心地よいものであって欲しい、彼を困らせたくない、彼に笑って喜んで欲しい。その気持が一杯溢れてた気がします。だから自然とみんな周囲に優しかったし、互いの好きをやり取りできたのだろうなと思います。