2012年2月19日日曜日

BBC 『Sherlock』/彼らのブロク

某所にて2/11公開

今更なネタで恥ずかしいのですが…。

 BBCドラマスタッフが公式に上げてる、ドラマと連動している噂の「ジョンのブログ」とかシャーロックのHP(フォーラムがメインっぽい)をちまちま読んでます。
 読んでいる内に スタッフ、なんて恐ろしい子たち!!! とかBBC、なんて恐ろしいTV会社!!! な気分で一杯になりました(笑)

 あれを読まれた方は凄く凄ーく納得して下さるかと思うんですよ、上記の感想に。英語だからなぁと敬遠されてるドラマファンの方は、躊躇わず今すぐ行くべきだと断言します。Web翻訳のたどたどしい日本語でも、充分に萌えられる世界がそこにあります。
 また、時間があるなら翻訳でざっくり要旨をつかんで、原文をちまちま追っかけて読むと更に「こいつらってば!」な気持ちに至ること間違いなし。
 なんで君たちは、ブログのコメントやフォーラムでそこまでいちゃこらできるのか!?そんな君たちは一体なんなのか!?序盤のジョンのコメント「牛乳を買いに行く順番云々」だけでも驚いたのに、それ以降のシャーロックとジョンのコメントの応酬ときたら!!!!あれを読んだら悶える他ないじゃないか!!何を考えてるこの二人や制作スタッフは!!(息切)

 もっと言えば、世界中の腐った女子達をこんなところにまで引きよせて、一体何を企んでるんだ!!BBC!!(これの展開=野望にNHKも乗るべきだったと思います)。
 何をどう考えてもこの作品のスタッフには、腐った人が一定数いるとしか思えません。公式かどこかにUPされたドラマ撮影中のオフショット(スタッフ撮影)でも、 シャーロックとジョンの中の人使ってる色違いのカップがあったとか聞き及ぶに至っては…。萌えるじゃ無いか!燃料投下されたじゃないか!そんなに引き寄せて何がしたいのか、BBCスタッフはホントに。

 さて本国と本邦のファンが盛り上がってる第2シリーズです。もの凄く見たいんです(>_<)。英語が分からなくてもいいさ。2割程度しか理解できないけど見たいんですよっ。かといって、UK版のDVDを買ってしまうと...Patrick Stewart氏出演の『Hamlet』DVDの二の舞な気がするし...(持ってるだけで満足状態) 。
 けど、もの凄く見たいんですよ私。

 こんなせっかちな私が一番早く見られる手段は、US版iTunesからの購入。だけど、USでの放映は5月初旬らしい(遅いっ遅すぎるぞUS)。なので出るとしたら、7月位かなぁと予想してます。その時期までにはNHKじゃ絶対放映しない(できない)と思うので、恐らくそれが最短で入手できる方法じゃないかと(それまでに放映してくれたら神扱いするよっNHK)。相方は「ネタバレ云々」と御託を並べてるんですが、私は全く無問題!!ネタバレな程英語聞き取れないって!読解力ないって!だからホントに大丈夫さっ(涙)。てか、元々ネタバレされても楽しめる性質だから!な勢いです。

 こんな私を「NHKの放映がそんなに待てないって、どこまで...」と呆れてる相方。挙句、「NHKも吹替に時間かかるんやから、無茶を言っちゃいけない」 や「おとなしく待ってたらいいやん...」とかむちゃを言われてます(無茶私か...)。ちなみに吹替え云々については、「字幕でいい!てか字幕こそ希望!!」と力説する私が居ました。だって、原語の方が更に萌えるんだもの!(ってヲイ)

 そして、相方は昨年夏以来「正直Sir.アーサー・コナン・ドイルは凄いと思うわ。全く興味のかけらすらなかったヨメを、こんだけシャーロック・ホームズに嵌らせたんだから。いや~凄いぞコナン・ドイル!って感じやね。」と妙に感心することしきりです。
 そんな相方はグラナダ版と聖典をこよなく愛してらっしゃるそうで、私にも「原典読め!推理ものとしてはどうか、それはどうなのかコナン・ドイル!と思うけど、BBC版とガイ・リッチー映画が好きなら、あの世界観についていける。というか、絶対好きやから読むべき」とおっしゃいます。
 相方のシャーロック観は「推理モノじゃない。楽しむのは、シャーロックがワトソンに披露する細かい推理。そんなことからこんなことが!という驚きと楽しさやねん。そして、傲慢かつ天上天下唯我独尊なホームズを純粋に尊敬するワトソンくんの関係や!トリックなんてどうでもいいねん。推理とか犯人探しなんてどうでもいいねん!」なもの。それって、ある意味BLっちくな楽しみ方じゃ…と突っ込んだら「違っ。絶対違う」と断言。いや、絶対BLちっくだよ…と今もって何が違うのか分からないヨメです。相方がこの世界を理解してくれたら、世界は大きく広がるのに(悔) 。横から「広がらなくて結構っ」と突っ込まれました…ちっ。

 しかしながら、原典はちょっと軽いBLとして読めそうな(ヲイ)気配があるので、興味は惹かれてます。が、グラナダ版で「えぇぇぇこの展開はありなの!?これはミステリーじゃないのか!?えぇぇこれが結末かよ!いくらオカルティズムに傾倒してたからってありかよ、これ」と萎えた記憶があり、その部分でためらってる次第です。けど、軽い精神的イチャコラなBLってもろ好みなんですよね、私。どうしようかな…。

<追記>
 第2シリーズ放映に向けて予習が必要!予習をしておけば細かい部分に楽しみが増えるぞ!という相方の強い勧めに負け、グラナダ版を再視聴し始め、本棚にあった『シャーロック・ホームズの冒険』(延原訳)をチマチマ読み始めました。萌えの前にはあっさり膝を屈してしまうことが、これで判明しました。あんだけケッとか言ってたのに…。過去の私に「考えろ!将来何にハマルか分からないから、よく考えろ!」と諭してやりたい…。

 グラナダ版ですが、DISC3『まだらの紐』まで再視聴しました。前回観た時は萌すら無かったのに、今回はいくつかの場面でリピる羽目に陥りました、HAHAHA。しかも、『Sherlock』の元ネタ探しまでしちゃってます。ホント、人間何に足元すくわれるか分からないよね…な感じで遠い目をする毎日です。一緒に見てる相方は「いやぁ。やっとグラナダ版を遠慮無く観れるわ」とご満悦。それはそれでちと悔しい(えぇ)。
 原典ですが、取り敢えず『ボヘミアの醜聞』は読了。アイリーン・アドラーってこんな女性だったの?!とちょっと驚きました。ガイ・リッチー版とかSeries2のイメージがあったんで、あっさり風味だったのが驚きの理由です。まぁ当時の女性観からしたら十分印象的なんだろうかと。時代変わればイメージも変わるもんだと、時代の変遷なんかも楽しんでおります。