2010年2月7日日曜日

09/1月の読書メーターまとめ

読書メーターを開始した月です。当初は、家にある本も登録しよう!と希望に充ち溢れてたんですが、記憶を辿るのと検索が面倒になり頓挫した経過があります。
この頃、一言感想が無いのは恥ずかしかったのと、本メモ程度にしか活用する気がなかったからです。


第九の日 The Tragedy of Joy第九の日 The Tragedy of Joy
【何かの書評で読んだかして借りた記憶があります。瀬名さんの作品はある時期、私のアイドルでした(笑)。瀬名さんは、今でも名前を見かけると懐かしくなり、図書館に予約しちゃうくらいの好きな作家さんです。これは、AIのお話なんですが、瑞々しいとしか表現できないケンイチ君を通してAIとは?ロボットは?共生とは?未来とは?を考えさせてくれた気がします。】
読了日:01月29日 著者:瀬名 秀明


ひかりの剣ひかりの剣
【「ジェネラル・ルージュの凱旋」を読んだ勢いで、これです(笑)。若かりし高階病院長と速水医師の剣道モノなんですが、いや~権ちゃんも速水も格好良すぎでした!剣道を知らない私でも、十分熱く盛り上がれた一冊です。】
読了日:01月27日 著者:海堂 尊

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
【文庫化されたので購入。森見氏の幻惑的な世界に身を任せて、レトリックがあるような無いような文体に良い意味でクラクラさせてもらいました。京都と京大生の胡散臭い生態を知ってれる人が読めば、更にオモチロ可笑しいんだろうなぁ。】
読了日:01月24日 著者:森見 登美彦

有頂天家族有頂天家族
【タヌキの家族が超プリティな一冊。森見作品では今のところこれが一番好きかも。タヌキ一家が見せてくれる悲哀とおかしみ、天狗のイヤらしさ悲しみ等が織りなす卑近ながらも壮大な物語です。】
読了日:01月22日 著者:森見 登美彦

虹の家のアリス (本格ミステリ・マスターズ)虹の家のアリス (本格ミステリ・マスターズ)
【図書館の棚にあったので手にとった一冊。加納氏の叙情ある文体と世界は好きなんですが、あっさりし過ぎて記憶に残らないのが残念かな。】

読了日:01月22日 著者:加納 朋子

世界の終わり、あるいは始まり (文芸シリーズ)世界の終わり、あるいは始まり (文芸シリーズ)
【「葉桜の季節に君を想うということ」「女王さまと私」を読んで興味を引かれ、図書館にあったので借りた一冊。Amazonで粗筋を読んでも、詳細が思い出せないんです。ごめんなさい…】
読了日:01月20日 著者:歌野 晶午

王妃の館〈上〉王妃の館〈上〉
【図書館でウロウロしててぶち当たった本。浅田氏の作品はおそらくこれが初めてだったかも。王道からかなりズレた選択だとは思いますが、意外に面白かったんですよね。無茶な設定にもかかわらず、細部が作りこまれてるんで違和感が無いです。】
読了日:01月19日 著者:浅田 次郎

女王様と私女王様と私
【ブロスで連載されてる豊崎由美氏の書評欄で興味を惹かれ、図書館で借りました。展開と文章にぶっ飛びました。一年経っても粗筋、詳細覚えてるくらい面白かった作品です。恐らく、読む人を選ぶ作品だとは思うんで、あまり色んな人に勧められないのが難点ちゃ難点かもです。】
読了日:01月18日 著者:歌野 晶午

アダムの呪いアダムの呪い
【図書館を巡回してて引っ掛かた本。この後、まさかNスペのネタ本になってるのを知った時にゃ、手当たり次第に読むとこういう事もタマにあるんだよなぁとしみじみした一冊です。それなりに面白かったような記憶があります(笑)】
読了日:01月16日 著者:ブライアン サイクス

ジェネラル・ルージュの凱旋(下) (宝島社文庫)ジェネラル・ルージュの凱旋(下) (宝島社文庫)
【文庫落ちしたので購入。実質再読。速水医師と権ちゃん格好良い!!な後編です。カバーもせず病院の(緊急医療部門有な)待合室で読んでました。ある意味、物凄く問題がある行動だったような気がしなくも無くです(^^;;)。またこの頃、映画も公開されてまして、人畜無害そうな堺君が見事に速水医師であったことに驚いた時期だったりもします(笑)。】
読了日:01月16日 著者:海堂尊

ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)
【文庫落ちしたので購入。実質再読。この1−2月前に「ナイチンゲールの沈黙」が文庫落ちしたのに早っ。映画タイアップと言っても無茶じゃないのか宝島社?!と思ったりもしてました(笑)。田口白鳥シリーズ内で一番好きな作品です。この時期、救急車のたらい回しとかが社会的にも話題に上っており、緊急医療の問題点を描いたこの作品が物凄くタイムリーだった覚えがあります。人と物資が足りなくて、前線の熱意だけで持ってるって一体いつのどこの軍?と。命に関わる組織って、今も昔も体質変わってないんだねこの国は、とため息が出そうになります。横道を逸れた感想としては、お約束通り「速水先生格好良い!」と一言。】
読了日:01月15日 著者:海堂尊

ザ・万歩計ザ・万歩計
【万城目氏の初エッセイ集。物凄く胡散臭かった事しか覚えてませんが、文庫落ちしたら絶対買います(笑)。】

読了日:01月14日 著者:万城目 学

犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎
【図書館で借りて読んだんですが、08−09のドイツ旅行に持っていくので買いました。なので、実質再読です。冬のドイツで初夏のイギリスな小説を読むという、今から思えば各方向に喧嘩売ってます?な感じですが(笑)。愉快でちょっと切なくてマヌケで可愛い物語。世界を掴むまで時間は必要でしたが、入り込めばクスクス笑いつつ幸せな気持ちで読める、大好きな一冊です。カバーも文庫よりこっちの方が雰囲気があって好きなんで、ハードカバー版を買って満足です。】
読了日:01月03日 著者:コニー・ウィリス