2004年6月20日日曜日

はまった理由

予想以上に嵌った新選組!ですが、半年間の雑感をつらつら書いていきたいなと。
(かなり長くなるような。何せ、半年間溜めてたんで・・・)



まずは、三谷脚本について。
ものの見事に、嵌められました(笑)
舞台も何度か観に行って、DVDも買うくらい、三谷脚本は好きなんです。どことなく暖かくて、良く言われる様に「登場人物一人一人への愛情」が感じられて、見終わっても嫌な気分にならない希有な作家さんだと思います。

で、今回の大河もそう。主役は誰やねん?!と突っ込みたくなるくらい、周囲が魅力的で。1シーンでも印象が残る(例:野田秀樹さんの勝海舟)のは、流石三谷脚本だなと(三谷さんの当て書きって、役者さんの力量・印象だけじゃなく、+αがあるんでしょうね)
惜しむらくは、近藤が弱いこと・・・余りにいい人過ぎるのと、周りを固めてる役者さんの個性が強すぎてか、見えてこないんです。近藤そのものが。これは、敢えてそうしてるのか、他に問題があるのか。これについては、最終話まで悶々としてしまいそうです。

と、作品について嵌る(?)は今までの対「三谷作品」への姿勢でした。
が、Blog立ち上げまで至ったのは・・・

堺雅人さん演じる山南敬介にドップリ嵌り込んだためです。いや〜この年になって登場人物に嵌るとは思いませんでした;;外国作品なら若干ありますが、まさか大河で。
山南さんの「知的で腕が立って少し腹黒」なのに、驚異的なまでの可愛らしさ!!に落とされました。新選組!のメンバーはみんな可愛らしさがあるんですが、山南さんはもう素で可愛いです。
彼の最期までは、何があっても見届けよう!と訳のわからん決意を固める始末。
しかも、演じておられる堺雅人さんにまで興味が移り、彼の方出演の番組宣伝関係をチェックのカレンダーにチェック入れるまでに、嵌りました。
これは、また追々と呟いていきたいと。

そして、今日切腹予定の相島一之さん演じられる新見錦。
彼の切腹に間に合う様に、感想垂れ流し場所を作ってやる!(Webの迷惑ですが)と妙に意気込んでました。
とういのは、殿内・佐伯殺害は蚊帳の外だった、近藤一派が初めて手を汚し、且つ此処まで話数を費やして描いてきた芹沢派が変化する瞬間だからなんです。
兎にも角にも、三谷氏および土方・山南・新見の若手(相島さんを若手扱いして良いものか微妙ですが/笑)3役者がどれだけ魅せてくれるかが本当に楽しみだったりします。

と、新選組に嵌ってるようですが。実は、史実の彼らにはあまり興味がないです。
幕末は面白い時代だと前々から思ってるんですが、どうしても倒幕側や勝海舟に興味を惹かれます。
新選組に対しては、動きが小さすぎるイメージ(特に内部粛正に終始したイメージが強くて)があって今ひとつ触手が伸びません。きっと、隊士個々人の動きは面白いんでしょうが、俯瞰図で見れないのが触手が伸びない要因かと。

また知らない・今後も史料等を漁らないと思えるからこそ、今回の大河も純粋に楽しめるのかもしれないです。
(ただ、あちこちの新選組サイトを拝見して、なるほどな。。。こういう流れなんや。。。と知ることは非常に楽しいんです。自分で積極的になるかといえば、違うなというだけで)