2008年7月29日火曜日

iPhone がやってくるまで

 先々週末、巷の狂騒曲から一週間遅れで我家にも可愛い電話がやってきました。
 色は、白。白になったのは一緒に購入した相方が16GB黒を欲しがったので、差別化を図ってみた次第です(なんのことやら)。
これで、我家のPod関連は10台(内2台はお釈迦)、Mac関連機器を含むとそろそろ両手両足で足りない数(あちこちに渡った子含)になってしまいました...。どんだけMac信者な家庭なのかと、今更ながら引き気味です(^^;;

入手するまでの経緯をメモがてらに、書いてみたいと思います。

○情報提供依頼と言う名の仮予約?
 6月下旬に近所のソフトバンク店舗(以下S店)に行き、入荷したら連絡をもらえるようお願いしました。この時点で、予約は受付けないとの情報が流れていたので、仕方ないかと納得してました。
 この時点で、iPhone購入時の注意事項及びデメリットをしつこく説明されました。が、私達の方としては「それは十分理解してます。理解した上で、いつでも来いなんです!!」と言い切り、店員さんが引くほどでした(迷惑な客)。
 
○名義変更
 私の携帯電話が家族契約だったので、発売日当日に名義分割しました。名義変更手続きが発売日当日になったのは、S店に初回入荷台数を聞きに行った折に「1名義につき1台の販売」と言われたからです。それまでは、もしかしたら家族契約のまま購入できるかも?と思っていたので、かなり慌てました(苦笑)。
 後々この時点で名義変更したことが幸いします。

○運命の週末
 なんとなく、再入荷するなら翌週末(7/18)じゃないかと思っていたんです。そのタイミングで相方実家(ちょっと田舎)に帰省したので、19日朝もしかしたら「田舎だし残ってるかも?」という期待込みで、相方実家付近のソフトバンクに飛び込みました。すると、「今日再入荷したんですが、既に完売しました」と言われたのです。それを聞いた私達、速効S店に電話で「某県で聞いたら今日再入荷されたとの事なんですが?」と確認したところ、「...入荷してますが箱開けてなんです....何とか確保します....」と言ってもらいました(かなり強引な手を使ったかとは思ってます)。余程「Mac信者」だと思われたのか、夫婦揃って購入するのが珍しかった所為か、店員さんに覚えてもらっていたのが幸いした形でした。

○頭金
 巷を賑わしている頭金。移動中の電話連絡で伺いました。思わず「ここもかっ?!」と腹が立ったものの、詳しい話は店頭でと言うことになりました。
 店頭で先ず頭金の件について確認してみました。以下、相方と店員さんのやりとり。
  相方:購入当日にいきなり言われて吃驚した。何度か足を運んだ際に言わなかったのは何故?
  店:頭金が確定したのが、発売日当日で伝えるタイミングが無かった。それについては申し訳ないと思う。
  相方:この頭金の設定はどこの店でもあるものなの?
  店:基本的に代理店であればどこの店も設定してる。
  相方:どんな機種にも設定されてるの?
  店:代理店が取り扱ってる機種全部に設定してる(ここで金額一覧表を見せてもらう)。
    大体、半年前から一般的に取り入れられるようになった。
    (この時点で、私達が前回機種変したのが14ヵ月前だったので知らなかっただけと判断)
  相方:金額は店によって違うようだけれど。
  店:代理店側で設定してる。
  相方:頭金という名目であれば、本体価格から引くべきじゃないの?
  店:便宜上、その名前を使ってるけれど本当は「代理店側に入るお金」。
    なので本体からは引けません。店側の都合を押しつけて申し訳ない。
  相方:機種によって金額が違う理由ってあるの?
  店:人気機種であればあるほど高くなる。
    理由は、転売を防ぐ為と2年契約の縛りを確実にする為。

一応誠実に対応頂いたし、説明もきちんとしていただいたし、納得してお支払しました。
また、「転売はお二人は絶対無いと思うので、割引かせてもらいます」とも言っていただいたのは、かなり嬉しかったです。やっぱり熱意は伝わるモノなんですね~(何かが違う)

○Wホワイト&オプション強制加入
 これも巷を賑わしてる件。
 相方は元々Wホワイトだったので問題なかったんですが、私がホワイトからの変更でした。通話料が少ないので非常に勿体無いと思ったので、その旨を伝えたました。が、直ぐに契約変更してもOKと言われ押し切られた形になりました。オプションに関しても同様で、翌日に解約して下さいと説明されました。
 (どうやら基本は2-3ヵ月利用が必須みたいですが^^;;)
 翌々日にオプション解約を行いました。意外とあっさり解約できて、正直拍子抜けしました。またiPhoneの場合今のところオンライン上での変更は出来ず、電話(157)のみの対応となってたのがどうかと。ただ、オペレータさんとの遣り取りのお陰で、相方の契約解除も同時に行えたのは良かったかなと思ったりもしてます。

○その他
 所要時間:色々聞いて雑談さえしなければ、30分程度で終わると思います。私達の場合、何やかんやと雑談交えつつ2台同時機種変+元携帯を母親携帯へと移行という作業があったので、2時間近く掛かりました(^^;;
 機種変時のポイント利用:これは問題なく出来ました。お陰で私はかなりお安く入手することができて、ホクホクです(笑)
 安心パック特典:機種変前に加入していた安心パックの特典で3,000円引きになりました。入ってて良かった安心パック(笑)
 
 購入した店舗が良心的だったからなのか、私達のマニア度に店側が引いた(笑)所為なのかは不明ですが、巷間で言われているYahoBBやクレジットのセールは一切ありませんでした。
 確かに、不透明な料金体系だとは感じましたが、結局これは「携帯代理店は水商売だから」じゃないのかと思ったりしました。一見さん相手で、売る方も買う方もその場限りのお付き合いになってしまってる。だからこそ、信頼関係を結んで長く付き合うで得られるメリットではなく、購入者側にとっては不利としか思えない頭金制度などを使い「瞬間的に店側の利益を上げる」事が優先されちゃんだろうなと。
 
 また、今回のiPhoneの様な品薄と宣伝された機種に関しては、需要と供給の関係で「売り手有利」な市場になってしまうのは、ある意味真っ当な市場社会でないかとも。
 とは言え、消費者が納得して購入することは大切ですし、きちんと必要な情報をもって、時間を掛けて納得するまでお店側と話をした方がいいとは思います。