2010年11月7日日曜日

Merry Christmas II You by Mariah Carey


Mariahの3枚目となる、Christmas アルバム(輸入版)です。
正直、期待はマッタクしてませんでした。このタイミングで季節ものを出すってどうよ??しかも、94年の”Merry Chrismas”のセルフカバーっぽいのが如何にも才能が枯渇した感じがして嫌だな、 オリジナルの方に力を入れて欲しいのに...。とかなり後ろ向き。
 しかも、国内盤が発売される事すら調べる事も無く、輸入盤を購入したとう気合いの無さです(Mariah関係では初輸入盤/苦笑)。
 なのに予約までしたのは、単にコレクションしつづけてきた意地というか惰性の賜物です。

 聴いて、上記の態度を思いっきり反省しました。むっちゃ出来良いじゃないですか!!予想を良い意味で思いっきり裏切られた嬉しさがこみ上がる程、完成度は高かった。ごめん、Mariah少しでも疑ったりして。と各方面にお詫びしたい気持ちで一杯です。

 全体の印象は、しっとりしてます。94年の”Merry Chrismas"は初々しさと愛らしさを感じさせてくれますが、今作は貫禄と落ち着きを感じます。前作を上手く引継いで、今のMariahとChrisitmasを感じる事ができるというのか。

 楽曲のアレンジもPOP、JAZZ風味、R&B、ゴスペル、スタンダーと色とりどりで飽きがこない構成になってます。しかも、Mariahの声が予想外にハリと伸びがあり、歌い方も無理が無いのか心地よく響いてます。相変わらず、バックコーラスの重ねも完璧だし。文句の付けようが無いのが困ります(笑)。

 正直、これだけの企画モノが作れるなら、何故もっとオリジナルに力を注がないのか?!と思わなくもない(結局そこに立ち戻る/笑)。

 漸く発表された懐妊。この経験が彼女にとってどんな変化をもたらすのか、楽しみです。極東の1ファンとしては、もう少し落ち着いていただけて、アルバムがより充実してくれればホント嬉しいなぁと(^^;;

新スタートレック 第1シーズン Disc7

■Disc7


「恐るべき陰謀」Conspiracy

 安いぞ、安過ぎるぞ、な陰謀ネタ。結局、このネタあまりこれ以降生かされず、尻切れとんぼで終わった印象なんですよ…。特撮技術も敵さんもしょぼいっちゃぁしょぼ過ぎるし…。この話があるから1stシーズンの印象がよろしく無いのかも?とすら思っちゃいますです。

 まぁ誉める所と言えば、ライカーの優秀さとか策謀好きとか芝居っ気とかが発揮されることくらいか。


「突然の訪問者」The Neutral Zone

 ロミュラン初登場で20世紀の人々に振り回される24世紀の人達な回。

 ロミュランはこれが初登場と知って吃驚です。遮蔽装置付きのウォーバードは、相方が「格好良すぎっ。宇宙ガメ(←エンタープライズの事_;;)なんかお呼びじゃない位、格好良いよな」とお気に入りです。まぁ敵さんの方が格好良いってのはSFじゃ良く有る事ですから!気にしてませんよ、私は!


 ロミュランとの交渉は、宇宙艦隊司令部からの指示が「戦闘回避」である以上ああいう方向性しかありえない。相手の動きや状況を読みつつ、こちらの情報は読ませなず妥協点を探っていく、半ば心理戦みたいな交渉の面白さを垣間見た気がします。この手の交渉事は短気な割にお得意だよなぁ、艦長はと。


 振り回されるネタとしては、艦長のうざかり方とか四方八方に面倒見させる言い方とか、八つ当たり方なんかがむちゃ楽しい。特に八つ当たりする様子は、あぁ艦長ってば可愛いっと悶絶するくらい楽しいです(すみません馬鹿で)。更に言えば、流石の艦長も単なる好奇心だけで動いてるデータ君に対しては、無駄だと分ってるのか八つ当たりしないのがこれまた楽しい。八つ当たりされて一番可哀想だったのは、ライカーとジョーディ。2nd以降もこの二人は意外に八つ当たりされちゃうんですよね~(笑)。ジョーディなんか最終話でも小言と八つ当たりくらいつつ、お世話係になるし。なんて良い奴なんだジョーディは!!!

 これが1stシーズン最終話であったのは、幸運だったかもしれません。


 1stシーズン後半から、やたら細かく数字を読んだり、説明や蘊蓄を長々と語りたがるデータ君(単にコンピュータであるから故の行動なんですが^^;;)に対して、ほぼ全員が「Thank you Mr.Date」と言い出します。しかも、最終話に近づくにつれどんどんうんざりした言い方(特に艦長が)なる変化も見て取れるなど、細かい部分でも楽しめました。この「Thank you Mr.Date」絡みのネタは、映画『メネシス』の冒頭まで踏襲されていきます。あの冒頭はとてもとても幸せだったよな…。


 どうやらいつの間にか、全シリーズ全話順番通りに見る事が決定したみたいなので感想書いていきます。滅多に無い機会なもので(^^)


最後になりましたが、各話あらすじについては詳細なサイトさんが数多ありますので、そちらを参考になさって下さいませ☆


新スタートレック 第1シーズン Disc6

■Disc6

「生き返った死の宇宙商人」The Arsenal of Freedom

 ジョーディが頑張る話。ジョーディがエンタープライズの指揮を執のは、これが最初で最後の様な気がしてるんですが(^^;;

 艦長が上陸するとろくな事には成らない典型の話、と言っても良いかも(笑)。てか、何で誰も止めない!!艦長を止められるのは、性格的にも役割的もライカーだけですか?それって一体どうなのさ?!と問いつめたい気分にもなる話。

 あと、艦長が応急処置は出来るけどちょっと頼りない上、相手に話させる話術が無いし、ビバリーよりも自身の好奇心が勝っちゃう駄目なお人ってことも明らかになりました。それでも、そんな駄目な所があってこそ人間的魅力があって素敵なんじゃないか!と断言できる私が一番駄目だと思わさせれます…。


 武器商人なぁ…経済活動の暗部ではあるよなぁと遠い目をしつつ、本題はそこじゃないのかと我に返ったりしました。第2シーズン以降だったらどう料理したのか、と激しく興味を引かれる題材でもあります。


 いきなり艦の指揮権を渡されて頑張ってるジョーディの姿を見て、なるほど人が成長して行くにあたって必要な資質は「素直さ」かと再認識させられた次第です。彼の素直さや実直さポジティブさは美点で、彼が居る事で保たれる安定感ってのは確かにあります。

 私としては、ジョーディに指揮権を返される時の艦長が言う「もとの状態にして戻せ」がもの凄くとても好みです(笑)。侵入者やQに対して「私の艦」と言ってる人とは思えない(笑)。それは勿論ジョーディに対する信頼とか親愛があってこそですが。何より、上司としての懐の深さが素晴らしい!!。あんな事言われたら、これからも誠心誠意働こう、この人の元で頑張ろうと、固く決意します!。ジャン=リュック=ピカードを艦長に据えてるエンタープライズの面々が、心底羨ましいです。


 
「禁断の秘薬」Symbosis

 う~ん…。薬物依存者と売人、善意の第三者というか法の介入は何がBetterなのかというテーマなのかなと思いつつ視聴。

 決して軽くは無いテーマを丁寧に扱い、45分の尺に上手く収めてる回です。特に、艦長とDr.の対話で浮かび上がってくる「どこまで手を貸すべきなのか」は、難しいけれど大切な問題提起を見せたなと。

 

 そして、艦長が最後に下した決断ですが、あれは「人」というものを信頼してなくては出来ないと感じています。確かにDr.の方法は即効性があるし、第三者としても「楽」なんですよね。けど、艦長が選んだ方法は、彼らが自身の力で解決する事で新たな道が作れる可能性を与え、尊厳を回復させようとしている。時間は掛かるかもしれないし、見ている方もかなりしんどい。けれど、本質的な解決としては正しい様な気がして成りません。


 この回で他に印象に残ってるのは、ウェスとターシャの会話。「薬物に頼るなんて意味が無い、そんなことをするのが分らない」と言い切るウェスと、「逃れたい現実がある。薬に頼らなくては生きて行けない環境もある」と語るターシャ。どちらも真実なのが、哀しい。ウェスはきっと才能と環境に恵まれて「逃避したい現実」を知らない、ターシャはそういう「現実」に生きてきた。けどそれをウェスの傲慢ともターシャの悲劇とも描かず、淡々と普通の会話として描いた『TNG』は良質なドラマであると感じた回でした。

 
「悲しみの星に消えたターシャ」Skin of Evil

 今回は未視聴。

 ターシャもあの背景をもう少し深めたら面白かったのになぁと、ちょっと残念です。


「PARIS~時のはざまに」We'll Always Have Paris

 艦長の恋話。

 「時の歪み」か艦長の昔話、どちらが主題なのかすっきりしませんが(笑)。

 

 まず「時の歪み」をしゃっくりとして表現したのは、上手いなと。データ君がしゃっくりの影響で三人になるのも、見せ方として上手いと思います。TNGで「時」を扱った作品には外れが無いというのが、我家の定説。恋話は、艦長のヘタレ加減と大人な対応にクラクラ(←馬鹿です)。


 他には、データ君一人に上陸を命じた艦長とデータ君の会話が印象深いです。「機械だから替えがききますから」というデータ君(ちょっと哀しいですよねこの台詞は)、そういう意味で命じたのではなく「主観に影響されず的確に任務遂行出来る」とデータの個性を認めているからこそ任務を与えると伝える艦長。恐らく艦長にしたら当たり前で当然だったんでしょうが、データ君の立場からすると決して小さくない衝撃だったと思います。だって、全部認めてくれてるんですよ!自己否定してる部分を丸ごと認めてくれて、それが個性だと価値があるんだ必要なんだと示してくれるんですよ。しかも、それを過不足無く適切に伝えてくれる上司って!!!ホント羨ましい…。