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2010年4月18日日曜日

09/3月の読書メーター

図書館革命図書館革命
【何度目の再読だったんだろう?組織とラブコメが最後まで見事に噛み合った作品だと思います。「正義の味方」ではなく「現実の組織」の着地点としては、納得できる最終作。ラブコメに抵抗さえ無ければ、広い年齢層に受ける中味じゃないでしょうか。まぁラブコメに抵抗ある人が多いんですけどね(^^;;)】読了日:03月31日 著者:有川 浩

図書館危機図書館危機
【茨城県立美術館攻防は、作品中屈指の迫力じゃないかなぁ。戦いの醜さと虚しさ馬鹿馬鹿しさ、そこに身を置いてる人の視線感情を美化せずに描いてる筆力は凄いの一言です。全エピソードの中で、一番好き。しかし、その渦中に放った郁の「あなたと同じ風景を見ます」は、殺し文句としては最強(笑)。しかも、天然でそれが出る郁は「なんて恐ろしい子っ」ですよ。】読了日:03月30日 著者:有川 浩

図書館内乱図書館内乱
【手塚兄弟の確執が明らかになる一冊(何か違)。手塚兄の手法は、ある面正しいんだろうと思えるようになったのは、大人になった印??とか色々考えます(笑)。】読了日:03月29日 著者:有川 浩

図書館戦争図書館戦争
【時折無性に読みたくなるシリーズ。この時は、別冊だけを再読した勢いで一気読みしたんだろうなぁと推測。しんどき時や落ち込みそうになった時に読むと、無駄に元気がでます(笑)。これで有川浩と出会えたのは、幸せだったなぁと再認識】読了日:03月28日 著者:有川 浩

何はさておき何はさておき
【ナンシー関氏が亡くなられたのは、寂しいです。ふとした瞬間に「ナンシー関ならどう斬ってくれたろうか?」と思うことがあります。近所の図書館にあまり著作が置かれてないのが、非常に残念です。】読了日:03月27日 著者:ナンシー関

何だかんだと何だかんだと
【久しぶりに手にとったナンシー関本だった筈。この人の切り口、表現は本質を突いてる気がして、何年経っても色褪せない気がします。】読了日:03月27日 著者:ナンシー関

別冊 図書館戦争〈2〉別冊 図書館戦争〈2〉
柴崎&手塚がまとまった場面は、何度読んでも主人公組とは違った感慨を覚えます。欲を言えば、毬絵ちゃん小牧ペアももっと見せてほしかった(笑)
【<1>より<2>の方が好きなんですよ。現実から目をそらさずに書いた、極上の恋愛小説だと思ってます。】読了日:03月26日 著者:有川 浩

タッチタッチ
【久しぶりのダニエル・キイスだった筈です。「アルジャーノンに花束を」は文庫版を買い直すかどうか未だに悩み中。】読了日:03月26日 著者:ダニエル キイス

王妃の館〈下〉王妃の館〈下〉
荒唐無稽だけれど、最後まできちんと読ませてくれるのは流石かと。
【浅田次郎氏のイメージがこれで大きく変わりました。こういう作品を無理なく楽しく書かれるってことに、驚き好感度が上がりました。】読了日:03月23日 著者:浅田 次郎

エリザベス〈下〉エリザベス〈下〉
後半は、ダイアナ関連の話題が出てくるのでサクっと読めました。読了後に映画「The Queen」のDVDを見たくなりました。【この伝記でエリザベス2世の印象が変わりました。想像ですが、映画「The Queen」はこれを下敷きにしてるんじゃないかと。故ダイアナ妃とエリザベス女王、両者の伝記を読み比べると今の英王室が薄らと透けて見えるんじゃないかと思ったりします。しかし、何を読んでも見ても唯一変わらないのが、現皇太子のイメージ。ある意味凄い人だよなぁ(笑)】
読了日:03月22日 著者:サラ ブラッドフォード

夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)
「秋季限定」後再読。小山内さんの「狼」と小鳩君の「狐」の会話は、糸が張詰めた様な感じあり好物です。「冬期限定」は出るのかなぁ。【米澤穂信の作品としては、取っ付きやすいと思うんで、本好きに勧めたくなるシリーズです。】読了日:03月21日 著者:米澤 穂信

エリザベス〈上〉エリザベス〈上〉
【何となく図書館で気になって借りた本だったような。現代英国史を俯瞰で見ることが出来る上、英王室を何となく解ったようになる一冊でした。若かりし頃の陛下の可愛らしい事ったら!!皇太后とエディンバラ公の確執等も、女性週刊誌的に読むとかなり面白かったです。】読了日:03月20日 著者:サラ ブラッドフォード

南極(人)南極(人)
「どすこい」の続編。元ネタを知ってるか知らないかで、好き嫌いが決まりそうな一冊です。私はこのバカらしさも「京極だ」と思えちゃうので、満足しました(笑)某シリーズの登場人物の「今」を知る事が出来たのは、予想外の収穫でした☆【本家の方ではネタバレを避けた表現になってる、京極堂シリーズ主要メンバーの「現在」。おまけというかファンサービス程度な感じで書かれてるのは嬉しかったな。が、関くんが儚くなったのは、やっぱりと思いつつもその扱いの邪険さに悲しくなりました(笑)。】読了日:03月18日 著者:京極夏彦

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)
久しぶりに読んだら、目指せ小市民な互恵関係の二人が瑞々しく感じられました。【ココアの作り方をやってみようと思いつつ、思い出せない私はダメだと毎回思うんですよ…。冬季限定が出たら、シリーズ一気通読しなくては!です。】読了日:03月16日 著者:米澤 穂信

別冊 図書館戦争〈1〉別冊 図書館戦争〈1〉
初読時にはあまりのこっ恥ずかしさに、「こいつらどうしてやろう?!」と思った位の破壊力を感じた作品でした。久しぶりに読んでも、これでもかっな甘さにドキマギさせてくれるのは凄いです(笑)とは言え、現実と甘さの組み合わせが絶妙だなぁと思う作品です。【辛い時しんどい時に栄養剤代りに読むと吉。破壊力は絶大ですが、心の糖分は充足できるので元気は出ます。てか、堂上甘過ぎ…】読了日:03月15日 著者:有川 浩

吉原手引草吉原手引草
【構成の旨さと、独特の語り口に引っ張られて一気に読んだ記憶があります。吉原という人間の欲と業が渦巻く世界をきちんと描いていて、興味深く面白く読めました。文庫版は文字の大きさが納得出きず、未購入。また図書館で借りるかも。】読了日:03月15日 著者:松井 今朝子

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)
伏線が見事に回収される心地良さを、しっかりと味わえた下巻でした。栗きんとんとマロングラッセ、違いは有れど最終目的は同じ。けれど、過程の違いが大きい事がこの二人にとっては、とても大切なんでしょうね。家捜しして春を見つけたものの夏が見つからず、再購入かもです。【夏は家探ししたら見つかりました。が、また行方不明かも(涙)。】読了日:03月14日 著者:米澤 穂信

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)
下巻が出たので購入。下巻を読んでから、春夏を再読せねば!!と思ってしまいます。相変わらず小さな刺が刺さる様で、単なる青春モノ、推理物で無いのが良いなぁ。読了日:03月13日 著者:米澤 穂信

空中庭園空中庭園
「隠し事のない家族」を描いた短編連作集。それぞれ語り手が変わるものの、そこにあるのは「不信」だったり「隠し事」だったりする。読んでいて痛さを感じる作品でした。読了日:03月12日 著者:角田 光代

なつかしく謎めいて (Modern & classic)なつかしく謎めいて (Modern & classic)
【たぶん再読だったような。女性作家さんのSFは刺さる事が多いのは気のせいでしょうか。】読了日:03月10日 著者:アーシュラ・K. ル=グウィン


ジャージの二人 (集英社文庫 な 44-1)ジャージの二人 (集英社文庫 な 44-1)
【DVDが良かったんで、文庫を購入。ぬるい雰囲気が大変好み。盛夏、クーラーがガンガン掛かった静かな喫茶店で、おいしいコーヒーを飲みながら再読したい一冊。】読了日:03月05日 著者:長嶋 有

恋愛の社会学―「遊び」とロマンティック・ラブの変容 (青弓社ライブラリー)恋愛の社会学―「遊び」とロマンティック・ラブの変容 (青弓社ライブラリー)
「雑誌」を基礎データにして、ロマンテック・ラブ・イデオロギーを論じるのは、着眼点しては面白いと感じた。が、分析論と手法に関しての記述が割合多いのがもったいないかと。読了日:03月04日 著者:谷本 奈穂

男よりテレビ、女よりテレビ男よりテレビ、女よりテレビ
小倉千加子氏に求めていた鋭さが無く、肩透かし感がありました。ただ、小倉さんらしさはあるので、小倉千加子入門って感じではお勧めかも。読了日:03月03日 著者:小倉 千加子


面白南極料理人 (新潮文庫)面白南極料理人 (新潮文庫)
映画化されるとの事で、興味をもち読んでみました。柔らかく表現されてますが、衝突があったんだろうなぁと思わせる部分があり、1年に亘る局地での生活の大変さを垣間見ることが出来ました。また、食材の豪華さと冷凍技術の凄さに驚かされました。出てくる料理で一番食べたくなったのは、サッポロ一番味噌ラーメンでした(笑)読了日:03月02日 著者:西村 淳

君はフィクション君はフィクション
らもさんの短編集。やはり巧いです。ギリギリの淵に立ってる危うさと、どこか突き放した様でいてそうでない感じに引きつけられます。読了日:03月01日 著者:中島 らも

美女と竹林美女と竹林
知ってる地名がガシガシ出て来るので、非常にまったり読めました。森見氏の妄想と現実の境目をウロウロする世界は、やはり「オモチロク」愛らしくて魅力的だなぁと、ニマニマできるエッセイ。読了日:03月01日 著者:森見登美彦

10/3月の読書メーター

10/2月分が抜けましたが、10/3月の読書メーター記録を貼りつけます。3月は読んでないつもりで居ましたが、意外と読んでたんだなぁという印象です。

3月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:4908ページ

王妃マリー・アントワネット―青春の光と影王妃マリー・アントワネット―青春の光と影
史料を下敷きにして、少女マンガ的な雰囲気を醸し出してるあたりは、いかにも藤本ひとみだなぁという一冊でした。数多あるマリー・アントワネット本の入門書としては良いかもしれません。【藤本ひとみの歴史物は、細部が甘い気がしてしかたないです^^;;。これもやっぱり細部が甘かったり、登場人物が今風だったりと欠点が目につくかなぁと】読了日:03月31日 著者:藤本 ひとみ

ジェイン・エア(下) (光文社古典新訳文庫)ジェイン・エア(下) (光文社古典新訳文庫)
「少女」の時に出会いたかったと強く思いました。秀逸で美しく清廉な物語ではありましたが、私にとっては物語の根幹でもある「キリスト教」的な部分が少し辛かった気がします。とは言え、ジェインやロチェスター氏の人物描写や心理描写は素晴らしく、豊かな「物語」でした。セント=ジョン氏は今で言うモラハラだよなぁとか、余計な事を思ったのは年をとったせいかなぁ(苦笑)
【ジェインの考え方は、もう少し若ければ影響を受けた筈。それだけ強烈に清冽で美しく魅力的です。が、今の私には「キリスト教的清冽さ」がしんどくて、読み進む内に「ジェインの生き方は本人も周りもしんどくするよなぁ」と思った次第です。下巻で胸ときめいたのは、ロチェスター氏の告白!!あれは、殺人的なくらいの口説き文句じゃないでしょうか?(笑)。また、氷室冴子が「シンデレラ迷宮」で描いた「ソーンフィールドの奥方」は、まごうこと無くこのジェインであったことに静かに衝撃を受けました。】読了日:03月31日 著者:C・ブロンテ

ジェイン・エア(上) (光文社古典新訳文庫)ジェイン・エア(上) (光文社古典新訳文庫)
遠い昔に読んだ記憶があるんですが、新鮮な気持ちで読みました。ジェインの潔癖で、正しくあろうとする姿勢は美しいの一言です。物語中盤からがこんなにミステリー的な要素を含んでいことに、新鮮な驚きを感じました。読みながら、氷室冴子氏の「シンデレラ迷宮」の奥方を思い出したりしてます。読了日:03月27日 著者:C・ブロンテ

秘密の花園 (光文社古典新訳文庫)秘密の花園 (光文社古典新訳文庫)
昔昔岩波文庫かなにかを読んだ記憶が、あったりなかったりした小説。偶々図書館で新訳を見つけたので読んでみました。意外に淡々とした描写だったことに戸惑いました。が、「煽り」の無い描写によって、素直にメアリ達と「秘密」を共有している感じが強くなった気がします。季節が変わり、生き物たちが活動し、新しい生命が生まれ育まれるとともに、子供達の心の扉が開き成長していく様子が、美しいと感じました。長じて読んで気づいたのは、ディコンの「母ちゃん」の素晴らしさでした。【お子様たちの心理描写も然ることながら、風景描写が素晴らしいです。屋敷の冷たさ、土の匂いが本から見える程でした。】読了日:03月24日 著者:バーネット

ロード・オブ・ザ・リング―『指輪物語』完全読本 (角川文庫)ロード・オブ・ザ・リング―『指輪物語』完全読本 (角川文庫)
「指輪物語」を読んだ後に一度借りた様な気がしつつ....。トールキンの構築した物語を、神話や伝説から読み解く感じの一冊。ですが、神話や過去の物語が分からないので、正直読みづらいものがありました。深く知るには最適な一冊だとは思います。読了日:03月21日 著者:リン カーター

歴史をかえた誤訳 (新潮文庫)歴史をかえた誤訳 (新潮文庫)
本屋で見つけて図書館で借りました。タイトルに準じてるのは前半2/3程度。それ以後は翻訳者・通訳者のエッセイ等で語られる事が多い、「文化」と「言葉」にまつわる考察でした。どちらも「言葉」や「文化」を扱う方だからこその視点があり、非常に興味深く読むことが出来ました。主題の部分については、国としての外交下手、戦略不足、文化認識の薄さ等について溜息しか出ません...。ここまでくると「教育」レベルの問題じゃないよなぁと思ったりです。【誤訳によって歴史が変わったのではなく、近現代の政治家・官僚が蔑ろにしてきたであろう、文化や言葉への認識が不足してるからこそ起こった事だよなぁと。】読了日:03月16日 著者:鳥飼 玖美子

被写体被写体
好意的な書評が多いので興味を持った一冊。言及されてる渦中の騒動は、朧気ながら覚えています。TVや週刊誌で流される画は、膨大な映像を切り取ったものでしかない事に改めて気付かされました。そして、その「切り取られた」部分以外にも「被写体」としてカメラに追われている人が居る、という当たり前の事実がどれだけ私たちに希薄なのかと。何より、「大衆の好奇心」や「知る権利」「表現の自由」というお題目の前に、生活を脅かされてる「被写体」が日々感じる苦痛や恐怖を初めて知ったような気がします。淡々とした筆致でより強くそれを感じま
読了日:03月13日 著者:三浦 友和

月光亭事件 (徳間文庫)月光亭事件 (徳間文庫)
相方先輩さんからお借りした本。今風の文体でなかったり、登場人物の言葉遣いが古風だったりと、どことなく懐かしい感じのするミステリーでした。密室物に分類されるんでしょうが、色んな意味でベタな結果です。とは言え、探偵モノとして読むとキャラクターが立ってるのでかなり面白く読めました。また、レギュラー陣の造形が非常に巧く、キャラクター小説としても楽しんで読めます。シリーズ全巻お借りしたので、チマチマ読み進めていく予定です。
読了日:03月12日 著者:太田 忠司

“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫)“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫)
相方先輩さんからお借りしたので、再読。森ちゃん&反町君カップルが可愛くて仕方ない挿話集です。再読しても、やはり遠子先輩の「大事な人」という一言に胸が詰まってまします。傍から見たら「自分勝手」なのかもしれないけれど、彼女からしたら「自分勝手」を封じた結果なんですよね。だから七瀬から責められても「揺るがなかった」けど、心は傷ついただろうなぁと思ったり。なので、あの場面では七瀬の方こそ「自分勝手」なんじゃないのかと感じたりです(そういう私は遠子先輩好/笑)
読了日:03月10日 著者:野村 美月

切れない糸 (創元推理文庫)切れない糸 (創元推理文庫)
相方先輩さんお勧めの本。柔らかくてあたたかい小説でした。同じテーマで米澤穂信辺りが書いたら、ザクザク切り込んでくるんだろうなぁと思いつつ読み終わりました。ミステリーとしては、先読みが出来てしまう難点があります。が、人の優しさ、文体の穏やかさ、視点の柔らかさに、誰もが持っているであろう「頑なさ」が解けていくような気がします。そして、それがこの本(著者)最大で、他の欠点を補って余りある魅力ではないかと思います。
読了日:03月09日 著者:坂木 司

桃色トワイライト (新潮文庫)桃色トワイライト (新潮文庫)
単行本で読んでいたので、実質再読。文庫版は、岸本佐知子さんが解説されていたので購入決定(笑)本編より、解説の方に衝撃を受けまくり。「岸本さんまでこの道に!!」と得も言われぬ感動と、慄きと脱力感を味わせてもらいました。三浦氏の布教活動の見事さに平伏さんばかりです(笑)
読了日:03月08日 著者:三浦 しをん

オシムの伝言オシムの伝言
オシム氏ファンにとっては必携かと思います!!氏の含蓄ある言葉だけでなく、サッカーそのものに対する情熱と愛を感じることが出来ました。いろんな意味で「凄い人だ」だと再確認。非常に読みやすいのですが、氏の言葉の背景を慮ると涙腺が緩んでしまう箇所も多々ありました。斜めの方向の感想としては、千田さんがやたら可哀想(笑)だし、オシムさんはあらゆる意味でややこしく愛らしく迷惑な人だわ(笑)と愉しませてもらいました。
読了日:03月04日 著者:千田 善

ラブリー・ボーン (ヴィレッジブックス)ラブリー・ボーン (ヴィレッジブックス)
映画鑑賞後に購入。PJの解釈は間違ってなかったし、この冗長で重くなりがちな話を、芯を吸い上げ綺麗に刈り込んだと思います。この小説は読む人を選ぶかもしれません。ミステリーでもオカルトでもファンタジーでもない。決して成長することのない14歳の女の子が見つめ、感じている「現実」を、彼女の言葉で語られる「だけ」の小説です。だからこそ、成長し惑い苛立つ家族や友人の姿が見え、彼女と一緒に困惑し喜び怒る事ができた気がします。母親の葛藤は、今でも多くの女性が抱えるものだと思うと、読んでいて苦しい気持ちにさせられました。時
読了日:03月03日 著者:アリス ・シーボルト

読書メーター

2010年2月7日日曜日

09/2月の読書メーター

一言感想を書いた方が後々思い出しやすい、という当たり前の事に気づいた月です。その為、一言感想をどんなもので良いので書こうと決意し、実行し始めてます。


鴨川ホルモー (角川文庫)鴨川ホルモー (角川文庫)
文庫化されたので購入。単行本を図書館で借りて読んだので、実質再読。バカバカしくて、愛らしい作品。青春って素晴らしい!!と叫びたくなります。
【大好きさ!鬼の造形が素晴らしいと思うんですよ。レーズンが食料とか、なんか徹底してバカバカしいのが素敵です。映画は恐ろしくて観ませんでしが、どこぞでTV放映してくれたら、録画して恐恐観ると思いますです。】読了日:02月27日 著者:万城目 学

少女監禁―「支配と服従」の密室で、いったい何が起きたのか少女監禁―「支配と服従」の密室で、いったい何が起きたのか
【時折読みたくなる、犯罪モノのノンフィクション。センセーショナルな書き方でなく、淡々と事件を追っていた記憶があります。佐木隆三氏の著作は、そういう面で信頼がおけるので時折見つけては借りて読んでるような…。】読了日:02月26日 著者:佐木 隆三

でも女 (集英社文庫)でも女 (集英社文庫)
良くも悪くも読みやすい短編集。見方書き方があまりにも表面的に感じた。
【本の雑誌関連で興味を惹かれて借りてみました。が、合わなかったなぁという印象。】読了日:02月26日 著者:群 ようこ

家守綺譚家守綺譚
人以外のモノたちが当たり前に傍らに存在してた頃の話。彼らの不思議さと、それを自然に受け入れてしまってる主人公。それらが優しく物語を編んでました。文庫版を購入して再読したい作品です。
【文庫本を何度か手にとりつつ、どハマリそうで未購入です。春夏秋冬が文章から感じられる素晴らしさがある作品ですよね。墨絵の様な味わいがあるようで…。ホント買おう】読了日:02月25日 著者:梨木 香歩

数をめぐる50のミステリー―数学夜話数をめぐる50のミステリー―数学夜話
数学の美しさ奥深さは伝わりますし、興味深く読めます。が、文系な私には想像も理解も出来ない世界が広がっていてました。
【とか書いてるけれども、途中何度か理解出きなくて挫折しそうになりました(笑)。ただ、こういう理数系のエッセイというかの読物は、時々読みたくなります。】読了日:02月24日 著者:ジョージ G.スピロ

スープ・オペラスープ・オペラ
この著者の本(小説)を初めて読みましたが、リズム感のある文体と柔らかなのに突き放した物語がとても心地よく感じました。また作中に出てくるスープが全て 美味しそうで、読中読後に食べたくなる事必然です。何気ないようでいて実は丁寧に作られたスープ、そんな風に積み重なった人との関係性って素敵だなと感じ られた作品でした。【図書館巡回中に出会った本。檀ふみさんとの漫談(違)しか知らなかったんで、こういう小説を書かれると正直意外でした。これを読んだ後、彼女のエッセイなんかにも手を出す様になります。】読了日:02月22日 著者:阿川 佐和子

ぷちナショナリズム症候群―若者たちのニッポン主義 (中公新書ラクレ)ぷちナショナリズム症候群―若者たちのニッポン主義 (中公新書ラクレ)
正直、書かれてる分析はちと強引かな?と感じる部分が多くて、納得できる部分は少なかった。
【Webで話題に上ってたから借りてみた気が…。香山リカ氏は分析が甘いような気がしなくも無いです(^^;;】読了日:02月21日 著者:香山 リカ

図南の翼 十二国記 講談社文庫図南の翼 十二国記 講談社文庫
十二国記シリーズで一番好きな巻。何度読んでも、珠晶が更夜に本音を語る場面にグッきます。そして、出会ったばかりの供麒を叩く場面は、彼女の国を思う気持ちが溢れてて良い場面だなぁと素直に思える。
【「図南」は何度読んでも飽きない一冊です。世界観を理解したり、国造りのダイナミックさを味わったりする為には、慶国メインの話が王道なんだと思うんですが…。私としては、恭国を描いたこれが十二国記を代表する作品だと信じて疑いません。珠晶の生意気さが大好きだぁぁ(笑)】読了日:02月20日 著者:小野 不由美

いらつく二人いらつく二人
【ラジオ対談の書籍化。まぁ三谷氏と清水ミチコ氏のお二人らしい、対談じゃないかと。三谷氏の味わい深い毒も、ここだからこそって感じです。】
読了日:02月20日 著者:三谷幸喜 清水ミチコ

獣の奏者 I 闘蛇編獣の奏者 I 闘蛇編



読了日:02月19日 著者:上橋 菜穂子

獣の奏者 II 王獣編獣の奏者 II 王獣編
上下巻一気に読みました。主人公の成長、政治、歴史等が絡み合って怒濤の勢いで読ませてくれました。が、どの部分ももう少し深みが欲しかったかなぁと。特に、王獣の生態は突っ込んで描いて欲しかったかなと。
【一年経っても、王獣とエリンの姿が浮かび、上で書いてる欠点さえなければ!と思ってしまいます。】読了日:02月19日 著者:上橋 菜穂子

その人、独身?その人、独身?
【自虐エッセイに分類されるのかな?正しい意味での「負け犬」生活を赤裸々且つ自虐的に語ってらっしゃいます(笑)。】読了日:02月18日 著者:酒井 順子

トイレは小説より奇なりトイレは小説より奇なり
【トイレを巡るエッセイ集。酒井順子氏のエッセイは、じわぁと可笑しいんですよ。割合尾籠なネタも扱ってるのに、クスクス笑えるのは彼女の表現が上手いからなんだろうと感じます。言葉や文章をきちんとさじ加減出来る才能とも言えるかも。ここいらから酒井順子巡りが始まりました。】読了日:02月17日 著者:酒井 順子

結婚幻想―迷いを消す10の処方箋 (ちくま文庫)結婚幻想―迷いを消す10の処方箋 (ちくま文庫)
【題名に惹かれて借りた本。Amazonで概要を読んで「そうだったなぁ」と思い出しました。が、既婚者な人にとっては「何気なく」やってる事のような気がしなくもなく。】読了日:02月16日 著者:香山 リカ

本の雑誌血風録本の雑誌血風録
【「風雲録」と一緒に借りた気がします。椎名誠氏らしい軽妙な文体で、目黒氏とは違った風景が描かれてます。語り手が変わるとこうも風景が異なるのか!と驚きを与えてもくれます。どっちにしても、楽しそうなのは変わりありません。】読了日:02月16日 著者:椎名 誠

王室・貴族・大衆―ロイド・ジョージとハイ・ポリティックス (中公新書)王室・貴族・大衆―ロイド・ジョージとハイ・ポリティックス (中公新書)
【英政治史を解説してたような…。これは途中で挫折した様な記憶があります。】読了日:02月13日 著者:水谷 三公

本の雑誌風雲録[新装改訂版]本の雑誌風雲録[新装改訂版]
【「読むのが怖い」内で触れられていた、北上次郎氏の本の雑誌を巡る回顧録。立ち上げの熱気とか喧騒とか、読んでる方がワクワクしてしまいます。本を好きな人達が集まって、雑誌という形をつくることの幸せを感じました。】読了日:02月12日 著者:目黒 考二


制服概論 (新潮文庫)制服概論 (新潮文庫)
【書店で再販されてるのを見かけ、旧版を図書館で借りました。元々制服を見るのは好きなので、酒井順子氏の考察&エッセイは頷きながら楽しく読みました。この後、某TV番組で堺君が書籍巡りをして買ってた本にこれがあったのには、驚くより何より笑いました。なんか、こういう巡り合わせって嬉しいのかそうじゃないのか良く分からないよなぁと。今から思えば、クヒオ大佐の下調べだったんですよねぇ。きっとこの本は役に立たなかったと思われます(笑)。】読了日:02月09日 著者:酒井 順子

ジェネラル・ルージュの凱旋(下) (宝島社文庫)ジェネラル・ルージュの凱旋(下) (宝島社文庫)
【で、なんで上巻読了後から2日後なのか?と問い詰めたい気持ちで一杯です。中途半端な勢いだよな(苦笑)】読了日:02月08日 著者:海堂尊


そして名探偵は生まれたそして名探偵は生まれた
【で、なんで間にこれが入るのか??どういう読み方をしたらこうなるのか??とホント一年前の私に(以下略)。で、この本ですが、図書館にあったからなのか予約を入れたのか不明ですが、この時期歌野晶午氏を追いかけてたんだよなぁという流れが分かります。けど、すみませんイマイチ記憶に残ってないんです。】読了日:02月06日 著者:歌野 晶午

ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)
【なんでこんな日を置かずに再読してるんだ、私??と当時の私に聞いてみたい衝動に駆られました(笑)。きっと、映画鑑賞後の勢いで再読したんだろうなぁと想像します。】読了日:02月06日 著者:海堂尊

家族再生家族再生
【図書館巡回中に題名に惹かれて、借りました。この本で信田さよ子氏に興味を持った様な気がします。】読了日:02月05日 著者:信田 さよ子,西山 明

デカルトの密室デカルトの密室
文系なのでAI(人工知能)やネットワーク等理系分野については、理解と想像が及ばない部分がありました。が、瀬名氏が描こうとしている世界は、なんとなくですが理解出来た様な気がします。
【「第九の日」の流れで図書館で借りた気がします。思考の遊びが入り組んでいて、理系音痴には果てしなく遠かった様な…。】読了日:02月03日 著者:瀬名 秀明

読むのが恐い!―帰ってきた書評漫才 激闘編読むのが恐い!―帰ってきた書評漫才 激闘編
【本屋さんで立ち読んで面白かったんで、前作を図書館で借りて読んで、オールタイムベストが充実してるし、俎上に載せられた本が私の旬と合致してる事もあって悩みに悩んだ末、買いました。悩んだ割に積読本になってたり、ボチボチつまみ読みしてた結果、買ってから半年近く経って読了した筈…。ただ、ここから興味を惹かれて手にとった作品もあり、書評本としては真っ当な使い方をされた一冊です(笑)。これを読んで得た事は、大森望氏は意地悪で知り合いの相方先輩に似てるかも?ということだったのが、なんとも(笑)】読了日:02月01日 著者:北上 次郎,大森 望