2010年1月31日日曜日

ぼちぼち戻ろうか。

 昨年12月初頭より取りかかっていた、PSP版「サクラ大戦1&2」が漸く終了しました。「3 -巴里は燃えてるか」のソフトも買ってあるんですが、操作性が違うらしいとことなので、それならば攻略本をどうにかして入手した方が良さそうなので、暫くは眠らせておこうかと思ってます。
 なので、この間半ば放置状態だった本にボチボチ戻れそうです。

攻略する本(まだゲームが残ってる/笑)
・「キケン」/有川浩 ← うだうだ言ってましたが、購入しました!
・「武士の家計簿」/磯田 道史  ← 返却期限までには読了しなくては。
・相方先輩さんからお借りしてる本 残り5冊
・「密やかな教育―“やおい・ボーイズラブ”前史」/石田美紀 ← 返却期限までに読了しなきゃです。
・「ゴールデンスランバー」/伊坂幸太郎 ← 映画鑑賞後に再読したいなと。

「サクラ大戦1&2」については別項を設けて書いて行こうかと考え中です。

2010年1月22日金曜日

買わなきゃいけない本たち。

備忘録として、とりあえず。

・文庫版「イノセントゲリラの祝祭」上下/海堂尊
 文庫落ち早くないですか?!単行本が出たのって、去年の今頃じゃなかったでしたっけ??と書店で呆然としてしまいました。
 単行本はざっくり立ち読んだだけなので、文庫でじっくり読んであの「いやらしい会議」を楽しみたいと思います。
・文庫版「前巷説百物語」/京極夏彦
 シリーズを文庫で収集してるので、絶対買わなきゃな一冊。てか、このタイミングで出るんですか!?と愕然としました(苦笑)
・文庫版「孤宿の人」/宮部みゆき
 昨年11月に単行本を借りて読んだたところなんですが...。宮部の時代もので一番心揺さぶられた作品だったので、手元に置いておきたいんですよねぇ。再読&経年に耐えうる作品だとも思うし。
・文庫版「ボトルネック」/米澤穂信
 10月に発売されて以降、買わなきゃと思いつつな一冊です。単行本読んだ時の「抉られ」感を思い出すと、再読すべきなのかどうなのかと非常に思い悩んでるんですが、米澤作品は持ってたいしなぁと非常に揺れ動いてる状態が続いてます。
・単行本「キケン」/有川浩
 12月に発売された「シアター!」が未読なこの時期に、新刊発売って鬼か有川浩は!!と毒づきました(笑)全くもって、八つ当たりなのは分かってます。
 発売日当日に買った「シアター!」が今以て読めてないのは、全て私が「サクラ大戦1&2」にかまけてる所為です、ごめんなさい。
 とか書いてたら、明日「塩の街」文庫版が発売だってさ。えぇと、ハード版を持ってるんですが「おまけ」が付いてたりしたら買わなきゃなのか…あぁどんどん増えていく(涙)

 本屋に足を運ぶ度、あれも買わなきゃ、これも買わないといけないと欲望の塊になってる昨今。あぁ時間とお金が足り無いよぅ。
 (それ以前にとっと「サクラ大戦1&2」を終わらせなきゃです_;)

2010年1月2日土曜日

書初2

◯日常のあれこれ

 08年のクリスマス前から09年元旦まで約2週間、ドイツに行ってました。クリスマスはドレスデンとベルリンで、年末年始は毎回お邪魔してるハノーバーのご家族と共に過ごしました。クリスマスは日本の騒がしさと全く異なり、静かで「透明な祈り」を感じました。そして、新しい年を「手にする」喜びを思いっきり感じるかのような、華やかで騒々しい時間を過ごしました。お世話になった家族とカウントダウンしシャンパンを飲み、屋外で打ち上げ花火をやり(煙幕状態だった^^;;)なんとも楽しい素敵な新年を迎えました。

 帰国後、旅中で引いた風邪がなかなか治まらないまま、年末に大量に休暇をとった手前休むわけにもいかず出社してました。で咳と痰が一向に止まらず、咳をする時にどうも変な音がするなぁと思いながら一週間を過ごしました。で、相方に言われ渋々病院に行ったらば、見事肺炎でした(_;;;。レントゲン見た瞬間「うわぁ白っ。肺炎って白くなるんやなぁ」と妙に感心してしまって、医師に苦笑されたりもしました。無事、通院と点滴&投薬で治まったのは不幸中の幸いだったかもです。

 仕事関連では、08年より懸案だった上司の進退と後任が決まり、やれやれ一安心と一息つきました。が、それがまさか9月末まで続く辛い日々の始まりだとは、予想もしませんでした(涙)結局のところ、2月〜9月末まで元上司に振り回される日々となり、かなり精神的に厳しい毎日でした。9月末の完全撤退(と表現したい)も、かなり禍根を残す形でしたしなかなかこういう上っておらんよなぁとか、反面教師にせなあかんとか複雑な思いを抱かせてもらいました。
 そうこうしてる間に、後輩が出産退職する事になったものの後任問題が片付かず、退職2週間前になって漸く「後任なし」との言葉を部長からもらったり…後輩は後輩で引継ぎ期間が殆ど無いまま退職することにストレスを貯めてるし、私は私で「辞めるの分かってるんやったら、もっと早くから準備しとけば良いのに…」と苛立ちつつ、怒涛の仕事納めを迎えた次第です。なんか、仕事関連ではホント碌な事無かった09年でした(^^;;

 昨年で良かったことは、iMacを買い換えた事。前のiMacはあまりデザインが好きでは無かったので、躊躇いもなく新iMacに買い替えました。いや~大きいモニターとワイヤレスキーボード&マジックマウスは快適です。古いiMacは、Vista使いだった母に譲渡し、親孝行をしたと一人ご満悦です(笑)ちなみに、母の古いVistaは98を騙し騙し使っていた父へ下げ渡されました。初Macな母曰く「Vistaより早いのが良いわ!」との事なので、まぁ良かったんでしょう(Vistaを否定するわけじゃ無いんです。ただ母が使ってたのは無理やりVista使用にしてるような感じで、かなり動作が遅く重かったんです)。

 年末対応で購入したPSP3が意外にお役立ちだったこと。廉価版で出てた『サクラ大戦』をやりたいが為だけに買いました。PSPには色々言いたいことがあるんですが、年末年始の暇つぶしには十分役立ったので良いとします。
 余談ですが、PSPについて。PSPでやりたい事もゲームだけだし、そもそもの期待値がかなり低かったこともあって、あの付属品でも「こんなものか」です。ただ、色々やりこみたい人には、非常に不親切なパッケージだよなぁと思いました。あれで一体何をどうせいっちゅうねん!??と。せめて、USBケーブル位は標準装備した方が良いんじゃないでしょうか、SONYさん。

 昨年は、大過なく過ごせたと言えば過ごせたので今年も何とか何事もなく過ごせられたら良いなぁと思ってます。

書初

◯相変わらず足元を掬われっぱなしのモノ

・Mariah Carey
 結婚後初のアルバム『Memoirs Of An Imperfect Angel』が予想外に良くてビックリでした(笑)
 先行シングルを聞いた時はもっと良くも悪くも「弾けてる」んじゃないのかと、かなり不安だったんです。が非常に落ち着いたアルバムだったので、「どうした、Mariah?!」と妙に複雑な気分にさせられたりもしました(いやホントにMariah好きなんですよ)。Universalに移籍しての3作は、Mariahの新たな面を上手く出してくれてる感じがして、かなりリピート率高いです。3作の中で一番完成度が高いのは『The Emancipation Of Mimi 』だと思います。ただ、今作の位置づけが以前より彼女が言ってた「デザート」的なアルバムと考えると、ものすごくしっくりくる様な気もしてます。実際、音とか声とか歌詞が、前2作と異なって甘くてほろ苦いと感じますし。

 来日時のMステの口パクは、相変わらず下手だよね~と生暖かく見守らせてもらいました。ある時期まではMariahにLiveの完成度や生歌を求めてましたが、最新のツアーでそれを求めるのはちょっと酷なんじゃないかと気づきまして。特にU2とかビリー・ジョエルのLiveを見たら、何を観ても満足できなくなったというのが正しい表現かもしれません。お陰で最近はレコーディングアーティストで良いんじゃないのかと思えてきました。こう割り切ると、意外に口パクでもゴシックでもあまり気にしなくてすむようになりました!(いやだからものすごく好きなんですよ)。苦手なことを無理してするよりかは、毎作きちんと作ってくれる方がありがたいと思う次第です。ただ、プロモーションくらいはきちんとこなして欲しいかも(^^;;;
 好きな曲は、「H.A.T.E.U.」「Standing O」以降の全曲。

・U2
 これも、昨年3D映画『U23D』を南港まで観に行ったり、新譜『No Line On the Horizon』を散々聞き込んでみたり、U2 on youtube をiTuneに落として飽きるまで観たりと継続してます(笑)。

『U23D』はライブ映像の凄さ美しさ迫力なぞについては十分言われてますので、ここでは「すごい迫力だった!!ボノとアダムたんのKissを3D映像で見られるなんて!美味しいぞ!」という腐ってる感想だけに留めておきたいと(生粋のファンな相方に散々腐った感想を述べて、うんざりされました^^;;)。印象的だったのは、待ち時間でした。放映開始30分くらい前から人が集まり始め、列ができた頃にはなんか映画館とは思えない熱気に溢れており、一瞬ここはライブ会場なのか?!と勘違いするくらいでした…あそこに来てた何割かは埼玉にも遠征したんだろうなぁと、同病相哀れむ(違うかもしれない)な思いに溢れてしまいましたです。いや、真摯なファンが居るU2は幸せだよなぁと、某新婚の歌姫を振り返ってみたりもしつつでした。

 『No Line On the Horizon』はアルバムをしつこく聴いてしまう一枚になりました。先行シングルの『Get On Your Boots』が胡散臭くてどうよ?と思ってたんですが、アルバムは癖になる何かがありまして一刻中毒状態の様に延々リピートしてました。好きな曲は、「No Line On The Horizon」「I'll Go Crazy If I Don't Go Crazy Tonight」から「Stand Up Comedy」の流れ、「Breathe」。

 U2 on youtube は業務時間にさり気に追いかけてたものの(えっ)、当然ながら音は出せないわ読み込まないわでストレスと貯めてました。で、夕食時にデータ化された映像を相方と堪能し、落とし個人的に楽しんでます。個人的にあのLiveは、ボノがエッジに愛を2時間かけて叫ぶLiveと副題がつきました(笑)だって、どんだけボノはエッジが好きなんだ!?と思う場面が多くて、あんたらはロミオとジュリエットかい!!と突っ込んだ場面・演出もあったし(これは相方も同意しております^^)、なんかもう好きにしてと思いつつ楽しませてもいました。最近のLive映像はアダムが頻繁に映るので男前組が好きな私は、ウハウハしてます。

・堺雅人
 04大河のDVDもちょこちょこ見直してるし、08年大河の上様出演録画が未だ消せないです。09年は活躍されたので、堺ファンの端っこにいる者としては、かなりありがたい状況でした。

 映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』 原作の改変度が高くて原作ファンとしては、正直納得出来ない作品です。が、視点をごそっと変えて堺ファンとして観たらば、これほどビジュアル的に美味しい映画はありませんでした(笑)速水役と知ったときは、正直「えぇっ。堺くんがジェネラルって…違う気がする。どっちかというと佐藤ちゃんだよなぁ」と思ったんですよ。が、観てみると「おぉ原作の速水が居る!!凄いぞ堺雅人!!」と納得させられました。しかも、堺くんのビジュアルも最高潮に格好良くて、それが為だけにDVD買わせてもらった程です。ただ、Loveシーンがあそこまで壊滅的に似合わないのかと思う次第です。それ以外の場面はムチャムチャ格好良いのになぁ。蛇足ですが、04大河ファンとしては山南と左之の2ショットが拝めたのは幸せでした。

 ドラマ『官僚たちの夏』 良いドラマだとは思いつつも、あの熱さに耐えられず途中退場しました。原作を読む機会になったのは、良かったかな。

 映画『南極料理人』 好き嫌いが分かれるだろうなぁと思う映画でしたが、私は大好きです。きたろうの涙には心打たれました(笑)恋愛要素が一切無かったんで、見てる方も下手な汗かかなくて済みましたし(って)。2月に発売されるDVDは当然買います。

 映画『ラッシュ ライフ』 DVD買ってたら物凄く後悔したと思うんで、無理して劇場まで行ってよかった映画です。原作の面白さをここまで壊せるのってどうよ!?と上映中はイライラしつつ、役者さんがうまい人を使ってるのが勿体無いと思ったり…あまり良い印象の無い映画でした。黒澤役の堺くんは、それなりに観せてくれてたので、それだけは良かったかな。
 映画『クヒオ大佐』 作りこまれてるのは分かったんですが、演出とテンポが私には合わなかったかも。ぶっちゃけ言うと、堺雅人じゃなければ成立しない映画なんじゃないかと。ファンサイトさんで深い洞察や見方をされてるのを拝読すると、私には合わなかったんだと改めて思います。

 書籍『文・堺雅人』 テレビナビで連載されたエッセイをまとめた本。連載分はかけることなく目を通してましたが、こう一冊にまとまると感慨深いものがありました。こうやってまとまったものを読むと一貫したテーマが見えたり、含蓄があるのか無いのかわかならい深みのある文章がやはりおかしかったりと楽しい読書時間を凄させてもらいました。いやぁこれはファンにとってはホントありがたい一冊ですよ!!

謹賀新年

日付を見たら、かれこれ1年半近くご無沙汰(放置)してたこのブロですが、2010年はマメに更新しようかなぁと思います。
更新開始にあたって、昨年(2009)に足元を掬われたモノたちや印象深い出来事について軽く触れてみたいと思います。

◯新たに足元を掬われたモノ
・NHK教育で放映開始された人形劇『新・三銃士』
 これは、放置中のツィッターで散々呟いてたんですが、相変わらずの長文癖(単に纏められないだけ)のためすっきりしない状態です。その内、ログをこちらに移したいと考え中です。DVDも2月に出るそうなので、それを含めた感想をぼちぼち書けたらなぁと希望をもってます。
 
・Pixar映画(『Wall-e』&『カールじいさんの空飛ぶ家』)
 『Wall-e』は日本公開は08年だったんですが、私が劇場で見たのが09年初頭だったってことで(笑)。これまでもPixar映画は観てましたし、『モンスターズ・インク』なんざ何度観ても飽きのこない作品だと思いますし、ハズレ作の無い映画製作会社だなぁと感心することしきりです。
 が、『Wall-e』に関して言えば、正直卑怯だと感じるくらいの傑作でした。脚本の巧さは然ることながら、キャラクターの演技がもう最高で。すっかりWall-eとEveの虜な一年だったかもと思ったりです。
 『カールじいさんの空飛ぶ家』は、3D字幕で鑑賞しました。3Dの何が良かったかといえば、PixarのマスコットキャラクターであるJrがやたら可愛らしかったことでしょうか(笑)あのタイトルを見れただけで、追加料金分の元はとったかと。
 真面目な感想を書くと、開始早々のエピソードの積重ねですっかりやられ、その後の冒険活劇では涙を流して大笑いし(少年と犬がもう!!!)、ある意味予定調和的なエンディングに納得し、エンドタイトルの芸の細かさに感心し満足の行く鑑賞時間を過ごすことができた映画でした。DVDは『Wall-e』同様、発売日に入手する予定です。

・『文学少女』シリーズ
 ほんと今更ながらなんですが、ハマりました(笑)
 本好きな相方先輩が本編全巻貸して下さり、一気に読了しました。古典を上手く料理し独特の世界観を出してるのには、心底驚きました。ライトノベルで泣いたのって何年ぶりだ、私。てな位、遠子先輩と心葉君のつながりにどっぷり浸かりました。これのお陰で、12年近く放置状態だった『嵐が丘』を読了したり(但し鴻巣版)と予想外の展開もあったりしました。底本には目を通したいなぁと思いつつ、絶版になってる作品も多く、図書館にすらなかったりするものもあったりと、先は遠いよなぁってな感じです。
 個人的には、千愛ちゃんと遠子先輩がお気に入り。七瀬はなぁ…あまり必要性を感じないキャラクターのような気がして…