2005年5月31日火曜日

週末みたTVドラマ 2本。

 分けるほどでもないので、一まとめで。

○タイガー&ドラゴン 『猫の皿』
2話以降欠かさず楽しく見てるこのドラマ(今期一番好きなドラマです)。落語と現実が巧く重なりあって、進んでいく展開と「下げ」に気持ち良さを覚えてます。

これまでも『厩火事』の回ではまりも&まるお夫婦のやり取り言葉を無くし、静かに涙したりしてたんですが、今回の『猫の皿』は良かった!!と見終わった後拍手しそうになったほどでした(ホント・・・迷惑)。伏線がきちんと回収されて、綺麗に無駄なく使われたり、着地されるとホント生理的に心地よくて心地よくて仕方ありませんでした。

 このドラマでは西田さんの「巧み」さとかふとした「可愛らしさ」が大好きで(そう言えば『西遊記』の猪八戒役も好きだった←ものごっつい古い話ですみません)、特にお母さんとのやり取りを見るたびに「良いな〜この夫婦」と微笑んでおります。なので、今回の小虎に焼餅を妬くどんべえさんが良かった。
 そして、忘れちゃならない小日向さん!!!大好きですよっ小日向さん!!(なんの感想だ、これ)。とぼけた空気の中にも「芯」のなり「嫉み」がある小しん師匠が小龍を認めた台詞にはもう、大好きコヒさん・・・と画面に向かって呟いておりました(だから何の感想)。

 今回始めて宮藤さん脚本のドラマを拝見したんですが、ホント素晴らしいと思いました。軽妙な台詞も然ることながら、締めるべき台詞なり設定も手を抜くことなくあって。良いドラマ見せてもらってるな〜と見終わったあとは大層満たされた気持ちになってます。


○先週金曜日の本命(笑)空中ブランコ

 期待せずに見始めました。が、なかなか面白かったんじゃないかと思います。先日見た『いつか来る日のために』ほど考える事はありませんでしたが、カウセンリングの一端を見せてもらった気がしてとても興味深く鑑賞しておりました。
 また、なかなか受け入れられない「現実」から逃避するための手段だとするならば、否定する事でますます「本人」を追い詰めてしまう事になるんだろうな、とか、その逃避によって体が不具合を訴える(今回は不眠症という形でしたが)のは、本人も知らずにその「逃避」が限界だと感じてるのかも、とか。それでも最終的にそれらの現実を「受け入れられる」人間って脆いようでいて、案外強くてしなやかなんだとか色々思わされたドラマではありました。

 特に、他人が「否定」するのではなく本人が自覚する事が必要で、そのために精神科医は患者に対してどうすべきなのか、というのが薄っすらと判ったような気がし、(心療内科医と精神科医の違いは何となく判っているんですが)ふと河合隼雄氏と南伸坊氏の共著『心理療法 個人授業』の内容を思い出しました。 そして「相手の話を否定しない」とか「より添う」ことは「治療」ではあるんだけれど、人間関係全般に当てはまることなんじゃないかとも考えたり致しました(なかなか難しいんですけれど^^;;)。

 で期待(って)の「空中ブランコ乗り」な堺さんですが、吹き替えなしであそこまでされたのが凄い・・・と頭が下がりました。そして、思ったほどフリフリレオタードが劇中では違和感が無く、また空中ブランコってこういう感じだったよな・・・と至極納得できるものだったのが何よりでした(とは言え、何故か気恥ずかしいのには変わりなく^^;;)。一番恥ずかしかったのが、実は阿部氏の黄色いレオタード姿でござました(だって・・・堺さんより体格良いんだモノ^^;;)。

 堺さんに関しては、この方(役)自身にとって大切な何かが「欠けてる」、それを見つけようと躍起になり、なかなか見つけられず諦めもつつも、諦めきれず足掻いてる、そんな雰囲気をかもし出されるの巧いよな・・・と思い。ただその足掻きが不要でなく彼にとって「必要な」足掻きだと思えるのがまた。
 そして反対に阿部さんは完璧に満たされてるのに、傍から見たらどっか「欠け」があるって雰囲気があって、二人の掛け合いは見てて面白かったんです。特に、公平が理解してるようで本質的な部分が判ってなくて、伊良部医師が判ってないように思えて実は(恐らく本能で。って・・・)本質をきちんと捉えてる差異が大層楽しかったと。

その他ツボとしては、
・釈嬢が意外と良かったな〜。あまり多くを語らせず、表情を変させなかったのが良かったのかも、と素人ながら思ったりです。しかし、釈嬢の色気ってホント健康的なで、カメラ小僧の前で色んなポーズ決めてる釈嬢が大層可笑しく可愛らしく思えました。
・焼き秋刀魚を抱えてる堺さんが大層可愛くて。焼肉より焼き魚、ビール瓶より焼き魚を抱えてる方が似合う俳優さんってある意味稀有だと思ったり(笑)
・松重さんのブランケット症候群。刀抱えて安心してる姿っ、なんて似合うの!!とTVの前で大騒ぎでした(笑)
・空中ブランコ実演場面は、いろんな意味で手に汗握っておりました(^^;;
・場を沈ませる明るい声って(大笑)空気が読めてないのがまた(笑)
・強引なマイペースな伊良部医師に振り回されてる公平のオドオドしてる素振りがもう堪らなく可愛かったです。
・今回の伊良部医師を拝見し、この雰囲気で榎さん演じてくださるなら良いかもな、と。(だったらマスカマは堺さんか?!)

2005年5月30日月曜日

『Hide And Seek -暗闇のかくれんぼ-』

 先々週末、いつも行く映画館にて公開最終日だと知り、慌てて最終放映回を見てきました(^^;;。最終回なので観客は少ないだろうと予想してたんですが、意外と多くの方が来られてて吃驚しました。とは言え、チケット購入が早かったため一番見やすく楽な席を確保してたのが何となく気恥ずかくもありました(複雑な乙女心←図々しい)。

 この映画、目当ては黒髪のダコタ嬢と父親なデニーロ氏でしたが、予想以上に話が面白くて見終わったあとは「久しぶりに緊張感のある良いサスペンス映画を見た」という満足感が残りました。

以下ネタバレ含んだ感想です。

 この映画は「謎解」モノと見た場合、確かに物足りなさを感じる向きもあるだろうなとは思います(「チャーリーが何者か」が割合判り易い)。そして、「サスペンスホラー」として見た場合もも同じ事がいえるかとも思います。ただそれ以上に、ダコタ&デニーロの親子が丁寧に描かれており、非常に見ごたえがありました。
決して派手ではありませんが、父娘の絆や妻(母)の死でついた傷、それによって変化を見せる父娘の関係なんかは丁寧に、繊細に描いていたと感じます。そしてそれらは、言うまでもなくデニーロやダコタの存在感や演技力に支えられるんじゃないかと素人ながら感じました(デニーロに関してはただただ「巧い。流石や」と唸るしかなく)。

そして、「怖さ」に限定すれば、チャーリーの行動も然る事ながら(現実化したチャーリーの表情が怖かった^^;;)、私にとっては最後に映った「絵」が何より怖かったです。
 恐らく劇中多くの「絵」がダコタの心象や心理状況を表現してたと思うんです。それ故に、明るい色調の絵を観たときには、ダコタの精神が回復したことに安堵を覚えました、がその「絵」に描かれてる「もの」を見せられた瞬間、ぞっとしました。タイトルの真の意味は此処にあるのかも・・・とすら思うほどの印象を残したほど。

 さぁ次は何を見に行こう、やっぱり『クローサー』か『ミリオンダラー・ベイビー』か、それもとも『キングダム・オブ・ヘブン』か・・・(悩)

2005年5月28日土曜日

保育士さん6話 と お魚屋さん7話+α

○大人な自覚を促す保育士さん

 今回の話、ベタだし結末は見えていたけれど何故か晴海母子の関係にじんときました。母親の後ろ姿を見て育った子が、母親が掴むことができなかった夢を求め縋りつつも、「冷たい」現実も理解してる。夢を見た後、取り巻く現実を受け入れた時の「何か」を捨てて、違った何かを見つけた母子の顔が大変印象的でした。

 また何かの本で読んだ「婚姻による階層の移動は少ない」(経済力や学歴が近い者同士が結婚する確率が高い。いわゆる『玉の輿』は極めて稀である)という、ある意味シビアな説を思い出した回でした(トシ君の「僕には将来がある」の言葉が余りにも如実に表現されてる気がして、その正直さに絶句しました^^;;)。

 だた、未成年の結婚騒動をもっと掘り下げて欲しかったと思います。何故彼女がああいう行動を取ったのか、母子関係がこじれてしまった背景とか、更に言えば園長を始めとする大人の逡巡や対応等を見せて欲しかったと思うのは・・・主人公氏の「選択」と絡まないから無理なお願いなんでしょうね(^^;;

さて、今週の保育士さん中心の雑感です。
・今週の最も素敵だった場面は、咳払いから始まり「大人の自覚、大人の言動、大人の行動でお願いします。」で終わった一連の場面かと思われます。主人公氏を見上げて「人格を否定」する場面の表情がもう凛々し可愛らしく(え)、声も大層凄味があり、何度もリピートいたしました(馬鹿)
・小雪の駆け落ち云々を受けた「あなたの経験上ですか?」って、昨年の夏頃駆け落ちなさったのは貴方じゃないのか?!と思わず突っ込みそうになり・・・(役だけじゃなく全てが違います)
 そして、「子ども達の様子が乱れてきてます。ここはビシッと締めておかないと」には、貴方はそんな環境に居場所を無くして、駆け落ちしたんじゃ???と全く明後日な呟きを漏らす始末。
・園長に何度も「トシ君です。トシ君」と教えてる少し呆れたようなそんな小声が大層好きです(何を今更)
・「男女関係は取り返しが付かないから」には、昨年もそんな事を心配しておられた方が居たよな・・・と遠い目をしてみたり
・その後の「一体どっちが正しいと思ってるんです」以降のやり取りに、それまでの浮遊感みたいなのが失せ、瞬間地面に思いっきり足を付いたような衝撃みたいなものを感じました。
・このドラマを見続けられてるのは、主人公氏が中心となって醸し出してる浮遊感が、元兄・園長・高島さんや松下さんの地に足の着いた感じで薄れるからだと思います(あのフワフワ感に免疫が無いのでどうにも・・・苦手です)。
・葵ちゃん達の「じろうどの〜」や俊太君の食事風景やらおトイレ我慢中の様子がやたら可愛いくて可愛くて仕方なかったです。彼らが一服の清涼材となってる昨今です(^-^)
・晴海と主人公氏の疑似結婚式は彼女が吹っ切るための儀式だと思うと、やっぱり切ない場面だったと思うんです。そして、儀式の相手に選んだのが「理解してくれる」大人だった事が、彼女の寂しさを表現してる気がしてなりませんでした。また、晴海ちゃんの主人公氏への対応や行動は(バスの中で膝の上に乗ったりした)、恐らく異性の親と接した時間が少ないからこその行動にも思えたので、嫌悪感は無かったです。
・このまま主人公氏に全員が感化されて「おとぎ話」的になって欲しくないな〜と思ったりします。

○I Love 築地なお魚屋さんとフォークをくわえたIT社員

 今回始めて「面白い」と思いました(ホント失礼な話です)。こちらのお魚屋さんの幼なじみ氏の心境の変化がとても興味深く思えました。どうやら次週はダークな方向に行くようでちょっと楽しみです。
 ただ、一つ気になって仕方なかったのが「〜取締役」という呼び方。
確かに役職を付けて呼びますが・・・ちょっと違和感を感じたもので(うちの会社がいい加減なだけかもしれないです^^;;)

・頬を撫でて照れ隠しに抓ってしまうまり子も確かに可愛い。ですがそれ以上に「りゅうたくん もうすぐつきますよ」(だっけ??)と言ってフラフラ歩いてるお魚屋さんの方が「超っ可愛いっ」と断言します。
・そうか・・・リュックには鰹の刺身が入ってたんですか。しかもそれを加納君(違)に差し出したんですね・・・なんて可愛いんだろう!!
・花言葉ならぬ「魚」言葉があるんだろうか?とふと思い、Googleで検索してみたら在りました、魚言葉(吃驚)。早速見てみたところ、鰹は5月21日の誕生魚で魚言葉は「小学校5年生」だそうです。う〜ん難しい(苦笑)
・今回は加納君(違)とまり子&お魚屋さんの関係にほろりときました。

2005年5月20日金曜日

保育士さん5話 と お魚屋さん6話

 この2−3週というもの、木曜9時に録画してた保育士さんを見て、続けて10時からお魚屋さんを見るようになりました(苦笑)

 ってな訳で(どんな訳??)今週の保育士さん&お魚屋さんです。

○保育士さんドラマ
 開始前に散々「どうだろう・・・・」とか言った事を反省します。
 今回は、「良い話だった」と素直に書かせていただきたいと思います。確かにベタな話かもしれませんが、あの兄妹の言動には涙ぐんでしまって。
 子供が持つ小さいけれど強く大きな「プライド」や「優しさ」を丁寧に見せてくれた気がします。特に葵ちゃんが淡々と主人公氏に「真実」を打ち明ける場面では切なくなり、葵ちゃんが愛おしくすらなりました。彼女があの場面で見せてくれた、強さやしなやかさ賢さなんかが堪らなく綺麗だったとすら思います。
(主人公氏の「いい女になるかもな」の言葉に大きく頷いたほど)

 また、主人公氏がこれまでとは違った面を見せ始めた気がして、これからの展開が物凄く楽しみになりました。が、「格好悪い俺」であっても「格好良く」描かれるってのは、やはり『主人公氏』だからだよな〜と思ったりもしてみたり(と言いつつも、レーサーに貶されても堪えてる場面の主人公氏は不覚にも格好良く思えた^^;;)
 しかし、やはり最初と最後(葵ちゃんが気を利かせて居なくなってから)はすっ飛ばしました。どうにもああゆう甘〜い空気は苦手でございます(免疫がない)。そして、未だ謎なのがレーサーである必然性は??ってことです(しつこい)。正直、ホームを主体にしても十分今回のような描き方はできるんじゃないのか??とか思ってしまってます。

 そして、ドラマって役者も大切だけれど、やっぱり「脚本」が命だわ、と当たり前の感想をも抱かされました。まさか月9で「矜持」や「優しさ」とは何ぞや???と考えてしまうとは。良い意味で予想を裏切られた気がして心地良さすら覚えました(子供達の前でレーサー(もしかしたら「大人」の比喩???)によって「レーサーとしての誇り」や虚勢を砕かれた場面と葵ちゃんととおる君の独白の場面)。

 今週の元兄。
 時間は少なかったけれど、その殆どが大人組とのやり取りだったのでホント眼福でした(^-^)
・主人公氏への態度や口調が相変わらず慇懃というか、丁寧だけど上から見てる感じがするというか、色んな含みがあって楽しくて仕方ない。
・とおる君を引き止める場面で「ぐっ」ときました。有無を言わさぬ言外の迫力あり、でもとおる君の言葉をちゃんと受け止める雰囲気もあって、元兄は「保育士」だけれど彼なりの「家族」になろうとしてるんだ、と思った場面でした。
・「いただきます」の声が誰より大きくて。しかも一生懸命盛り上げようとしてる姿や味音痴なのがどうにもこうにも可愛いんですが(笑)
・渉外は確かに小雪より元兄の方が向いてますね(^^;;ちゃんと「外」と「内」の顔を使い分けられる人だと思えるのが、役作りとはいえ凄い(山南さんは使い分けが苦手そうだったと感じてたので)。
・主人公氏のおば様たちへの報復(なのか??)を見て、思わず口元に手をやって笑ってしまう元兄が可愛い・・・(私があの場にいたら、元兄のあの姿だけで全てを水に流しますよっ←馬鹿)。更に顔を直ぐ元に戻すのが更に(以下略)
 あの場面では主人公氏の行動を素直に認めて、もしかすると「よくぞやってくれた」とか思ってるんじゃなかろうか、と邪推しておりました(馬鹿)
・おば様たちの会談場面は、ホント見ごたえのある良いもの見せて下さいました、と脚本家&演出家さんに感謝です(大人組だけの時は大仰な効果音とか音楽が余り入らないんです。だから余計集中して見れる気がします)。
・園長を労い、園長に労われる場面が今回一番好きです。やっぱ原田さんは良いな・・・
・年少組の行動がやたら可愛く感じた今回。特に主人公氏の真似を頑張ってしてる年少組の表情は、一生懸命背伸びしてる感じが良く出て、思わず笑みを誘われました。
・ところで、隠し味は一体なんだったんでしょうか??気になって仕方ない。

さぁ来週には再度正面衝突がみられそうで、今から楽しみですよ。

○鰹なお魚屋さん+『組!』メンバー3人(って)

 まさかこんなに早く加納さん(違)と対面されるとは思ってなかったので、思いっきり動揺しました。しかもお魚屋さんが土下座する場面では加納さんと副長に自動変換(局長の助命で奔走している副長が加納君の前で詫びてる姿に変換されてたという、なんともどうしようもない・・・・)された挙句、『流山』を思い出しほろりときた大バカモノです。
 そして、ビルの前でまりこと出会い呆然として脱力し沈んでいく副長(違)なお魚屋さんが、大層幼く、儚く頼りな気見えてしまって・・・頭を撫でててやりたくなりました(まさかお魚屋さんに母性本能くすぐられるとは!!一体どうしたこと???/苦笑)。
 そして、お魚屋さんのミュージカルチックな「お魚ソング」は絶品だったと思います(笑)。やっぱ巧いわ山本君は。

 そして今回で『組!』ファン狙いが明らかになった(なったのか?)お魚屋さんドラマ。
 お笑い担当になりつつある伊東センセ(電話コントは素敵だった/笑)、加納さん、平間までは良しとしましょう(良いのか?)。けど音五郎さんまでご出演あそばすなんて!!オイオイ・・・って感じです(^^;;
 なんか、これで谷章センセとお魚屋さん、若しくは谷章センセと加納さんが出合ったりしたら、正直洒落にならんな、と思ってたりします。いっその事、ここまで来たら局長か総司とかがゲストで主演してくれれば良いのに・・・思ったり。

 話は、あの社長がヒルズ社長のお父上を騙くらかした張本人で、その真実を知っていたヒルズ社長の復讐に違いない、と予想していたのに。それが外れて少しショックでした(そんな感想は要らないと思う)。

2005年5月19日木曜日

『Wise Girls』 (Wowow放映)

 Mariah出演映画と言えば、停滞感の止めを刺したというか、きっかけとなったと表現した方がいいのか微妙な(涙)『Glitter』>]が有名です。

 その『Glitter』については、
 えぇ勿論ファンの務めとして、会社を休んで劇場まで足を運んで観ましたよ!!。休暇申請時に当時の上司(と表現していいのか未だに微妙な方です。相方と同年だったり、その所為か音楽や映画、本なんかの趣味が合ったりと、上司と言うよりかは「気の合う兄ちゃん」って感じの方でした)や相方に「あんな映画観るために休むんか〜。」の言葉と呆れたような視線をいただいた記憶が(苦笑)。
 そんな逆風の中「劇場内で私だけだったら、全曲一緒に歌ってやるっ!!!」と妙に意気込んで行ったのに、観客が3人も居て拍子抜けしたというか、少し悔しかった思い出があります(馬鹿)。で、内容に関しては、「話がベタ過ぎ。曲は良いのに、勿体ない。脚本選ぼうよ、Mariah」と言うことで終わりたいと(曲は良かったし、Mariahは可愛かったんですよ!!ここ強調しておきます/笑)。

 そんな事はさて置いて、『Wise Girls』。
 『Glitter』が先に公開されたため、二の舞を恐れた映画会社の判断により劇場公開はされず、結局DVD&VTR販売のみとなったある意味一番『Glitter』の被害を被った映画です(つうか私ホントにファンか??)。
 偶々Wowowが放映してくれたので観ましたが、やっぱり買わなくて良かったと思ったのが正直な気持ち(ファンとしてあるまじき反応)。ストーリーは、こちらで確認ください(あらすじ書けない人なので。手抜きですみません^^;;)

 確かに2時間近ある作品を飽きずに見続けられたので、一刀両断に「悪い」とは言えません。緊迫感もあれば気持ちの良いスリルを味わう事もできる。けれど何か足りない・・・

 それは結局、核となる3人の女性の背景が見えなくて、行動や言動に対して「何で???」と疑問が常に感じられ、ある種の消化不良が拭い去れなかった所為かと。そして、その消化不良感を払拭するだけの「何か」も無かった。
 途中主演女性3人の過去(や謎)が語られるんですが、何れも空に浮いたまま伏線としては活かされてなかった様にかんじました。折角、「恋人を交通事故(自分が運転していた車)で失い、事故前後の記憶を失った元医学生」や「潜入捜査をしている警察官」や「孤独な少女時代を過し、犯罪にも手を染めつつ野心を捨てない女」っていう美味しい設定があるにも関わらず、彼女達が語るだけで話には殆ど影響を与えず。きついかもしれませんが、設定だけが空回りしてる感じすら受けました。
 特に、元医学生(一応主役)については、「なんで???」ばかりでした。中途半端に語らせて(見てる側の)興味を引くだけ引いて後は知らん振りする(尻拭いしない)くらいなら、そんなご大層な「過去や謎」は不要だと思ったほどでした(酷)

 そんな映画でしたが、Mariahは頑張ってた!!(所詮はファン)
 濃い(笑)ファンの贔屓目による妄言なのは重々承知しておりますが、良かったと思う場面を箇条書きにしてしまいます。
・2作目な為、『Glitter』より自然だった
・登場場面で見せる(聞かせる)啖呵には、「いや〜姉さん気風が良いね〜」と惚れ惚れ。
・ただのウェイトレスより、やはりレストランオーナーの方が貫禄(風格)があって似合ってるってのがツボ。
・人知れず抱いてる野心の為には犯罪の片棒を担いでるんだけれど、以外に肝が据わってなくて妙に小心だったりするのが可愛い(突発事故に弱く、動揺してキャーキャー騒いでるのがもうホントに可愛くて^^;;)。
・運転場面(笑)免許お持ちなのは知ってましたが、まさか運転してる姿をみられるなんて!!
・ふとした優しさや包容力を見せる場面
・孤独な少女時代を語る風情
・ウェイトレスのお仕事姿や夢(野心)を語る姿には、下積み時代のMariah(アルバイトでウェイトレスをやってたそうです)ってこんな感じだったんだろうか??とふと思ったり。恐らくファンならでは楽しみ方だとは思いますが、嬉しく思えた事の一つでした。

 確かに微妙な感情の揺れは表現できて無いし、台詞回しもアヤシイ箇所もあったりと、決して「巧いっ」とは言えません。が、彼女はアイドルやタレントではなく『歌手』ですから(←私にとっての最重要点/笑)、多くの欠点には目を瞑ろうと、大きく生ぬるい目で見守ってるのが判っていただければ幸いです(って何???)

 ただ、妙にスタイルが悪いのが気にかかりました(苦笑)。今の彼女はもっとスタイルが良いので無意識に比較してしまって。それも私にとっては「アイドル」として区分されてないので、どうでも良いと言えば良いんですけどね(^^;;


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 噂の範疇を出ない話題を書くのはどうかと思うんですが、ちょっと気になったので。
 今秋頃にJapanツアーがあるかも?らしいとかとか。まさかこんな早くにツアーが始まるのであれば、嬉しい限りですし、絶対行くに決まってるんです。
 が、クリスマスなミュージカルはどうするんだろう??とか今からお金貯めないと、まずいよなとか、今回はFC通じてチケット購入しなきゃな〜とか、来春じゃなくて良かったかもとか色んな感想が渦巻いてます。

2005年5月17日火曜日

一利用者のタワゴト。

 ここで触れなくても多くの方が色んな視点で書いておられるし、と思ってたんですが、毎日利用してる中で色々考えたり思った事を少し書き留めておきたいなと。

 以下 取り留めが無い上、論旨も何もないただ無駄に長い文章です。

 先に、今回の事故で亡くなられた方、そのご遺族の方たちには心からお悔やみ申し上げます。また、重軽に関わらず負傷された方にもお見舞い申し上げます。

 さて、件の事故以前も以後も私は淡々とJRを通勤として利用してます。利用してる路線が違うからそう違和感も無ければ緊迫感も無いのかもしれません。そんな一利用者が件の加熱する報道を横目で眺めつつ思った事は、
 あぁマスコミってよっぽど自分達が『善良である』って信じてるんやな、ってことと、この事件も「消費」され「風化」して、相変わらずなマスコミの報道姿勢は問題にならないんだろうね、ってことでした。
 また、現場の方たちはこれで益々大変になるだろうな、とも。

 確かに、今回の事故の大きな要因の一つであろう安全対策の不備は、やはり企業としての姿勢を問われるものであると思います。また事故直後の対応の不誠実さ(事故当日の「置石」発表や慰霊祭に関する件等々)は、当然眉をひそめるものであったし、被害者の方々の苛立ちや不信感も尤もだと思います。

 が、直後から始まり、最近(読売さんの一件以来か??な)漸く鎮静化した感がする、集中砲火とういうか執拗と形容したくなる程の一連の報道には首を傾げ、ある種の嫌悪感すら抱いたってのも正直な気持ちです。
 事故後オーバーランの回数等々を事細かに報道したり、一部職員の行動に対して「非人道的」とばかりな報道に至っては(確かに事故当日に如何なものかとは思います)、新聞の一面で報道する事か????と疑問にすら思いました。

 <余談ですが、事故列車に乗っていた職員さんが救援活動に携わらなかったのは、どうしようもないんじゃないかと思ったんです。だって、ぎちぎちに運行決められて少しでも遅れたら他の人に迷惑がかかるとか、給与カットされるとか思ったら・・・しかも組織の中で一番立場の弱い「現場」の人間なら尚更、「管理者」の指示に従うしか無いんじゃないかとか。そして、そういった組織の中で果たして現場(「鉄道マン(=プロ)」ってのも所詮過去の美しき幻想でしかないと思うのは、歪んでますか???)の誇りや権威とやらは通用するんだろうかとか。そんな中で「倫理」を優先できる人の方が稀有なんじゃないかと思ったりもしてます。
(父親がずっと現場で工作機械関係のメンテナンスに従事してたり、前職場で総務関係の業務だったにも関わらず、縁あって現場の係長さんとかの話を聞く機会があったりしたせいか、現場が抱える矛盾や軋轢をなんとなくと思うので。机上だけじゃ片付けられないものが絶対あるし、机上で綺麗に解決できたとしても見えない矛盾は現場が抱え込む現状も薄っすらと見てきた思うから)>

 そして、一番強く思ったのは、果たして多くの「善良なる」利用者や消費者は彼らを責めるに値するのか??ってことでした。
 恥ずかしながら、私自身はJRを声高に、正々堂々と非難できないと思ったんです。
 だって、やはり通勤時に2−3分でも遅れたら「なんでやねん??!」と思うし、正直苛々もします。そして、新快速や普通列車、或は他路線(私鉄・路線バス等含)との接続が悪ければ「接続悪っ。使い難いな〜」とも思う。また、今回の遠因かもしれない「私鉄」との競争にも僅かかもしれないけれど関わってるとも思います(「阪急とJR、どっちが短時間なのか」って移動する時はいつも比較してます)。
 また、何より「時刻どおりに運行されて、定位置に必ず止まる」っていう事は、毎日利用してる方にしたら安心感があるし、それはそれで恩恵を受けてると思ったりもしてます。
 そんな一利用者なので、流石に声高に「利便性を追求した企業が全て悪いんだ!!」とは言えないと、私は思ったりしました。そんな風に「善良なる」利用者が利便性を追求して、企業に求めて、それに対して企業が出した答えは、コストが係る割に利用者には直ぐ見てもらえない(理解してもらい難い)安全面は後回しにして、一番利用者に納得してもらえて、要望に応じたように見える「時間と値段」を削る方法だったんじゃないかと思ったりです。

 勿論そういう企業としての姿勢は問われるべきだと思うし、安全対策を軽視した事で生じたであろう今回の事故でJRは責められるに値するとは思います。
 また今後、消費者も目に見える「効率」とかだけでなく、安全対策と言うような「見えない部分」を含めて企業を評価、選択していく必要があるんだろうな、とも思ったりします。そんな消費者の意識変化によって企業は変化していくだろう筈だし。

 が、報道はもっと冷静に原因や責任を追求すべき事なんじゃないか、とか、(これまでの多々な事件を含め)報道の方法自体に問題は無いのか??とか色々考えさせられました。
( 一例ですが、救援活動してる様をクレーン車を使って撮影してるのを見たとき、火気が使えない状況での救援活動の傍で、クレーン車で上から撮影ですか??と、それは果たして「正しい」報道のやり方なんですか??と妙に嫌なモノが残ったんですよね)

 また、官(政治家)が旗を振ってやる民営化は果たして是なのかとも(苦笑)。今回の事故に関して相方が言った「原因は中曽根元首相やろ。」は冗談にせよ、思わず納得しちまいました(^^;;
(話はズレマスガ・・・民営化されたJRの結果から鑑みるに、郵便局の民営化はやはり不安だと思ったりです^^;;)

 そしてまた、こうやって何かしら自分の「思い」をWebに上げてる以上、やはり自戒や自省を含め様々な思いをも抱きました。傲慢になっちゃいけないとか、文章で人を傷つけないようにしないとか、一方的な見方だけで判断して書かないようにしようとかとか。
 また、物凄く話は変わりますが、マスコミや権威に霞まされて「実」を見逃しちゃいけないと思ってるし、踊らされないようになりたいけれど・・・・果たしてどこまでが「個」の思いか、誘導されて抱いた「思い」か線引きは難しくて。だけれども、玉石混交な情報や報道の波で己を見失わず、取捨選択できるようになりたいと、そんな風にも思ったりしました。
 確かに「真実は常に藪の中」かもしれませんが、極論「私にとっての『真実』」がきちんと見出されればいいんじゃないのか。そうなるためには多くの意見に触れて、「自分の頭」で落ち着いて考えて整理して信頼できる人達と「話を」する事が必要なんじゃないかと。今更ながらそんな事も考えました。

う〜ん相変わらず支離滅裂な文章だわ・・・・ここまで読んでくださった方有難うございました。

2005年5月13日金曜日

保育士さん4話 と お魚屋さん5話

 今後も月9と木10に関しては、独立させずに纏めて感想書いていく予定です(余りにも失礼かとは思いますが、殆ど流して見てるので)。

 ○保育士さん 4話
 今回、ドラマとしては先週より見やすかった気がします(但しレース部分を除く、って)。俊太ちゃんが可愛いかったし巧かったってのもあるんでしょうが、主人公氏と子供達との場面が意外と良かったのが勝因かと思われます。また、主人公氏は「格好良い俺様」より「いつまでも分別のつかない大きな子供」な方がしっくり似合ってると思え、ある意味好印象かな??(そういや彼は本当の「父」なんだよな〜^^;;)。
 そして、ホーム内の話も、ある種のメリハリがあって非常に見やすかった、と思ったりです(癖のある役者さん達が多くてそういった意味でも楽しい)。

 また、今回は「可哀想」って言葉が持つ(受け手と発し手の)温度差が与える影響や、子の将来を考える事が良いのか、一瞬一瞬の感情を大切するのが良いのかとか少し考えさせられました。結局、このドラマは「理想」と「現実」の狭間でどっちにも軸足を置けない、ごく当たり前の話を描きたいんじゃないのかなと穿った見方をしてみたりです(^^;;
 しかし、「作られた『普通』」であろうと、「あるがままの『現状』」であろうと、どっちにしろ当事者である子供らにしたら「厳しい」んじゃないのか、とも思ったり。

 ただ、このまま主人公氏が皆に影響を与えて皆幸せになりました、ってお伽話だと流石にどうかと思います。あくまでドラマは現実とは異うとは思うんでうすが、折角原田さんや高島さんや堺さんや樹里ちゃんが居るんだから、現実と理想との揺らぎや葛藤を見せてもらいたい!!とそんな風に思ったりです。

 で今週の元兄関係の感想です。
・しゃがんで俊太ちゃんと同じ目線になって頭を撫でる元兄と、おとなしく撫でられてる俊太ちゃんが可愛いくて、何度巻き戻した事か!(馬鹿)
・この時の元兄の声は少し低めなんですよね。やはり子供を諭す(≠説教)には落ち着いた低めの声の方が良いんだろうな・・・と、元兄の「保育士」としての経験を感じさせられた場面でした。
また、単に「仕事」として諭してるのではなく、俊太ちゃんへの愛情も感じられて好きな場面でした。
・挨拶したり元兄の後ろに隠れてしまう俊太ちゃんが本っ当に可愛い!!そして、そんな俊太ちゃんを戸惑いつつ見てる元兄も可(以下略)。
・食事の場面。堺さんの食べっぷりは気持ち良いとしか思えませんです(笑)
 が、主人公氏が話してる場面で元兄一人が「勢い良く(笑)」食べてるのは、主人公氏との対立関係というか拒絶関係を表現してるんだろうな、と。やはりあの場面で一人だけ画面でも違和感を感じたので。
・主人公氏との初正面対決!!!(喜)
 元兄の言う事は一々正論でただただ頷くしかなく。
 しかし、「子供達に配慮を」には少し引っかかりを覚えました。なんだろう、「可哀想」って言葉と同じくらいそれも「配慮が無い」んじゃ無いのかと。確かに「普通の子」よりは多く傷ついてるであろうけれど、真綿で包んでやることよりも「人」が持つ「力」を信じてやった方が・・・とか、「資格が無い」人にそこまで求めてしまうのは、如何なものかとも思ったり。
 けど、ホント正論だし間違ってないんですよね・・・・難しいです。
ところで堺さんの長台詞は澱みなくて大好きです!!特にあの冷めたような突き放したような慇懃無礼さの中にも苛立ちが混じってるような、そんな雰囲気がまたもう見てて心地良いです。
 あの場面での主人公氏との対比は面白かったと(しかし並んでる場面ってないのね。それって・・・・もしかして・・・)。
・帰宅場面。「欲しいものが自由に買えて、学校に行くお金を心配しなくて良い」ってのは現実だよな、確かにそういった心配をしなくて良いのは「幸せ」なんだと。そこまで考えて、その子にとって最良を考えて育て送り出すのが「仕事」だと、プロとしての意地や誇りを感じました。(小雪にあまりそれらを感じないのは・・・・勿体ないと言うか・・・・)
・戸棚に隠れてる俊太ちゃんが可愛いっ!!
・「鍵を貸してください」から始まる一連の場面ですが、あれはなんですか、ある特定視聴者へのサービス、若しくは「思う存分突っ込んでくださいね〜」な場面ですか?(絶対違)
 絶対そうとしか思えず、特に「レーサーじゃなくても車は運転できる」には「運転免許持ってへんやん!!しかも車酔いするやん!!」と思いっきり突っ込ませていただきました(ホント間違った見方ですみません/笑)。
 その後園長がとめてくださって良かった・、と胸を撫で下ろしましたよ(ハンドルを握ってる場面も見てみたい気がしなくもない/^^;;)。
・皆が騒いでるのを眺めてる元兄。悔しさと彼の伝えたい何かが伝わらない事への苛立ちと寂しさが見てとれた気がしました。だから次の「やってられるか。馬鹿がっ」が痛くて痛くて・・・彼の持つ「理想」と彼にとって望ましい「現実」が、たった一人の「異端者(元兄から見たら)」によって崩れていく様を直視しつつも己の力量では崩壊を止める事ができない苦痛と苛立ち、そんな事を感じたりです。恐らくギリギリまで制してどうしようも無いところまで来たんだな・・・とも。
なので、高島さんの言葉にホント見てる方も救われました。
・椅子から飛び上がって驚く人は初見でしたが、楽しい(笑)
・今回一番ツボったのが、「えっ」って発音でして。何がどうツボなのか判りませんが(笑)

 余談ですが、元兄の年齢が34歳ってのが非常に気にかかってます。
 というのは、彼の就職活動期って恐らくバブル崩壊前の世代だと思うんですよ。としたら、売り手市場真っ盛りな時期。彼の周囲は大手企業等々に難なく就職できたであろうし、教員・公務員関係も割合楽だった筈なんです(その後はご存知の通り悲惨でしたが^^;;)。なのに、「保育士」っていう職業を選択したことを考えると、「子供」や「教育」に対して物凄く「理想」を抱いていたと思われるんです(恐らく今の小雪以上かと)。
 しかし、元兄が携わって来た10年ちょっとは社会が大きく変わって、逸れに伴って子らを取り巻く環境も大きく変わった時期のはずで。そういった中で彼の抱く「理想」と実際に対応しなきゃいけない「現実」との乖離は大きかったんじゃないかと。そんな中で彼の中で多くのことを取捨選択して現実と向き合ってきたんじゃないかと思うんです。そして、取捨選択しつつも捨て切れなかった「理想」が、今の元兄の「保育士」としての「芯」になってるんじゃないかと、そんな風に穿ってみた4話でした。
(だから主人公氏の選択については??!)

○「本マグロ大トロ」なお魚屋さんとおにぎりの似合うITサラリーマン。
・もうまり子と夫婦のような雰囲気ですな〜と思わずにんまり。
・かおりを見て大仰に驚くお魚屋さんが誰より綺麗で可愛いって思うのは、重症ですか??
・お魚マニアでしたか(違)とうとうと目を輝かせながら出世魚の薀蓄を語る魚屋さんってもの良いですな〜(「おぼこ」と「いなせ」がぼらからきてるとは!!目から鱗でございました^^)
・まりこに冷たくあしらわれる魚屋さんが誰(以下略)
・谷章センセっ最高に素敵です!!(大笑)
・トラクターの運転手って剛州さんでしたよね?!(エンドロール見てません^^;;)かなり嬉しいゲストでございました〜
・フジは何所まで『組!』ファンを罠にかけるつもりなんでしょうか??なんだかな〜って感じもしなくも無く。

木10に関しては、既に本筋を追おうって気すらなくしてます。

2005年5月9日月曜日

わんこ 復活する。

 ホームシックならぬ飼い主シック(こんな言葉無いと思う)で、絶食していたわんこ。連休明けに母が帰宅した途端食欲が復活し、ガンガン食べてるそうです。これでかなりほっとしました(笑)

 そんなわんこの様子見と怒涛の和歌山旅行の報告を兼ね、先週末実家に行ったら、そこにはすっかり元気になり、これまで以上に甘えたになったわんこがおりました(^^;;

 兎に角母の姿を追いまくり、少しでも彼女の目から離れようものなら、寂しそうな目で行った方向をじっと見つめる、余りにも幼いその様子は愛らしいやら痛々しいやらでした。母に言わすと、帰宅直後は母の姿が見えなくなると甘え鳴きし、傍に居るときは終始寄り添って離れなかったそうで、これでも随分マシになったんやと苦笑してました(^^;;
 挙句、玄関上がった場所まで彼女のテリトリーとしてお許しがだされたそうで、予想以上に甘い飼い主となってしまわれたようです(苦笑)。

 そんなわんこですが、フィラリアの予防薬と蚤取薬を投与され、生まれて始めて迎える「梅雨〜盛夏」へバージョンアップ(え?)しつつあります。

 頑張れわんこ!!

金曜エンタ 『いつか来る日のために』

 訪問看護士と末期患者とその家族を描いたドラマ。
 見終わった後感じた事は、流石山田太一。後味が良く、尚且つ見るものに何か残すドラマだわ、というのが率直な感想です。

 この後味のよさは恐らく、主演の市原悦子女史の力に拠るところが大きいと、そう感じました。
 本来ならもっと湿っぽくできる(なる)であろう部分が、さらっと、しかも彼女が背負っているであろう「苦悩」や被介護者と介護士、そして取り巻く家族の温度の僅かな違いや、取り巻く現実との「折り合い」(って表現で正しいのか、不安)をも感じさせられたことで、その湿っぽさが薄らいだと。そのため、こういったドラマが苦手な私でも十分最後まで見続けられたし、タイトルの通り「いつか来る日」を思わずにはいられませんでした。

 また、残された「生」への執着を、醜さと清らかと併せて見せたのは凄いな、と思った次第でした。
 家族も患者も各々「残り少ない『生』」へ執着してるんだけれど、その執着が「単に生き延びる」ことや、これでまで築いてきた「過去」への執着だったものが、ある時期「それらの『過去』をも含め、残された生を生きる」事に変わる瞬間の力強さ、人が持つ生命への信頼感なんかを感じさせられた気がしました。
(しかし、若い子が病にしろ事故にしろ命を落す場面ってのは、例えドラマであってもどうも苦手です/^^;;)

 ところで、このドラマで一番寄り添えたのが実は、神山繁さん&中原ひとみさんが演じておられたご夫妻でした。特に夫が亡くなったと思った瞬間開放感に包まれた、と介護士に告白する場面はどうにも現実的でした。夫も妻のそんな空気を薄っすらと感じ取ってるけれど、お互いに口にせず時をやり過ごてる・・・きっとどんな夫婦にもある日常だろうし、感情なんじゃないかと。だから最後に妻が夫に「嘘」を語る場面は、妻がその心境に思い至るまでの葛藤なんかを思うと、計り知れないものがあるよな・・・と何故かしらずしん重いものが当たった気がしました。

 しかしながら、やはり描かれている「状況」は幸せな状況としか思えない部分もあり、現実はこんなものじゃないだろうと自棄に醒めた目で見たのも事実です。
 というのは、自宅介護を受け入れられるかどうかっていうのは、家庭環境や経済状況に拠る部分がどうしても大きいと思うんです。どうしたって、家族(特に女性)に肉体的にも精神的にも負担がかかるだろうし、家族関係も多少変化する。
 そして、周辺地域の介護施設や医療環境も勿論重要だし。果たして医者不足な地域で、ああいう形の手厚い看護は可能なのか??とか。そんな事を思いながら見ておりました。確かに自宅療養(介護)の意義や患者の精神に与える有効性は理解しますが、転じて己の立場に振り替えてみると、果たして諸手を挙げて両親(実&相方)や相方を受け入れる事ができるんだろうか・・・と非常に複雑な心境になりました。

 出演者が被っていた所為か、『お父さんの恋』で自宅介護を受け入れる前の家族の姿、今回のドラマで受け入れた後の家族の姿がある一例ですが見せてもらえた気がしました。しかし惜しむらくは・・・もっと深い葛藤を見せてもらいたかった。表面的なことではなく、一訪問看護士や医師が接した家族の何かを突っ込んで見たかったと。

 さてそんなまじめ(なのか??)な話はここまでにして、以下色眼鏡で見た雑感です(笑)

堺さん目的で見たドラマ(ヲイ)でしたが、十分満足いたしました。眼鏡の黒川医師、シックな装いも十分文句無しならば、頼りなさげな(しかも嫁父に主導権握られてそうな辺りとか/笑)、押しの強さや体力があまり感じられない風情が最高でした(って)。また、どんな作品に出演されても、役割に応じた存在感、雰囲気を見せてくれる役者さんだと再認識させていただきました。

 しかし、堺さんは勿論ですが、以外にも突っ込んでみたくなった場面がありました(ごめんなさい)。
・黒川医師がちゃりんこに乗ってる場面では、「おぉちゃんと乗れたんや!!少し怪しい気配は漂ってるけれど・・・。乗れないと思ってすみません」と。
・上野樹里ちゃんを横浜に連れてく場面。ロケ中車酔いは大丈夫だったんだろうか??樹里ちゃんや市原さん達にご迷惑かけたんじゃないだろうか?とやたらヒヤヒヤ(余計なお世話/^^;;)
・黒川医師の非力さには「やっぱり・・・」と妙に脱力いたしました(笑)
・経験豊富な介護士に弱みと主導権を握られまくってる黒川医師が情けないのか、可愛いのか。途中でちょっと悩みました(って)
・黒川医師の奥様はある意味苦労だな、とふと思ったり(笑)
・上野樹里ちゃんは巧いな〜と。ただ・・・健康的に見える顔立ちだから最期の場面はちと違和感がございました。
・市原悦子さんが夫に向けた苛々は・・・大変よ〜く理解できます(笑)。
だって、休日の相方もあんな感じで終日ゴロゴロしてるし、その姿見てると何で?!と思う事が度々あるので(介護士さんの仕事量や精神的な疲れとは雲泥の差なんですが。それでも苛々するんだから、ああいうお仕事されてたら余計だろうな、と思う次第です)。
・星野さんの台詞回しがやらた一本調子で気になって仕方なかった。一生懸命だったり切羽詰まった雰囲気は良いな〜と思うんだけど、周囲が巧い人が多い分どうしても気になりました(^^;;
・あんだけ色々な事盛り込む必要があったのか??もっと視点を一つにすべきだったんじゃないのか??と思わなくも無く。特に、ゆきの妊娠騒動は物凄く要らなかったと思ったり(中途半端だったし)。確かに「生と死」の対比が欲しかったという意図は何となく理解しますが、あの挿話があったが故に看護の場面が薄くなった気がしなくもないです。

保育士さん3話&お魚屋さん3&4話

 今回は無事録画できてましたので、見ることができました(喜)。ただ、ホント流し見、拾い見なのでドラマに関係する感想じゃありません。

 まずは本領発揮(って何?)しつつある保育士さんから。

・暴れる子を押さえきれない非力な元兄に「やはり・・・非力設定か・・・」と妙に安堵感を覚えたり(笑)
・力じゃなく「言葉」で何とかしようとするあたり、体でぶつかっていけないエリートの限界を感じました。恐らく元兄自身もそれは実感してるんだろうな・・・と思ったり。
・主人公氏に対しての苛立ちや、僅かばかりの劣等感と優越感がそこはかとなく感じられる動きや口調が流石だと。
・気になったのが(恐らく食堂への扉前)、主人公氏と後輩を眺めていた表情。意図が掴めず、今もって引っかかってます(あの場面を何度繰り返してみても判らなかった・・・)
・園長との隠れんぼ中の対話は美味しかった(って・・・)。原田さんも巧い方だから見ごたえありました。
・「資格の無いものが携わるのは如何なものか」と言う台詞に、一瞬山南さんを思い出し(^^;;
しかし、元兄の言葉には疑問を感じずににはいられませんでした。恐らく元兄の言う事は「正しい」。けれど、「普通の家族」を理想とするならば、その言葉は「矛盾」してないか??と思うわけです。それを彼自身も気づいているから園長の「資格が無いものが居ることが良いんじゃないか」(うろ覚えです^^;;)に直ぐに反論できなかったんじゃないかと思ったり。
・とはいっても園長の語る事もある種の「理想論」なんだよな・・・と。形の違う「理想」同士が、現実とは離れてる『言葉』で対話してるな〜と感じた場面でした。ただ両者とも現実を知ってそれに向き合った上での『言葉』なのが、どうしようもなく現実の難しさを感じたり。
・見つかった後の「こうさ〜ん」にときめいたのは内緒です(笑)
・鳥居がどこまで「現状」を受け入れ、理想と折り合いを付けていくのか、それとも堺さんがおしゃるように「壊れていく」のか。どっちにせよ、今後の楽しみは元兄の動きだけです(って本流は???)
・レースの挿話って必要なんですか???????(根本的な疑問を呈してどうする)

で、元気で調子の良いお魚屋さんと今後挫折を味わいそうなITサラリーマン。
・お魚屋さんのお馬鹿さが愛おしい(笑)
・美味しそうに食べるよね・・・・君ってば。
・山本君の細かなお芝居にやはり目がひきつけられ、4話では不覚にもぐっときました。頑張れ男の子!!(って何)
・まりことの掛け合いが可愛いやら、ほのぼのしてるやら、テンポが良いやらで大好きですよ(楽しみは毎回そこだけのような)。
・魚屋に対するプライドを感じさせるのが嬉しい(唯一地に足が着いてる感じがする)。
・ITサラリーマンの胡散臭そうな顔を見るたびに、不思議と笑ってしまいます(そんな役割じゃ無い筈なのに)。
・今週、参謀と副長は下町で出会うんでしょうか(物凄く大きな勘違いです)。出合ってくれたら嬉しい。
・加納君、もとい小原さんがそんな役割じゃ勿体ないと思うんですが・・・これで今期フジドラマへのゲスト出演2本目ですよね(他方では有馬さんの同僚だった^^;;)。

 今期、これら2本含め4本のドラマ見てる状況です。これって今までに無い事態だったりします。内、1本は天海&戸田の『オケピ!2003』コンビだし(しかしながら、このドラマの2話ゲストが『鈍獣』の関係性なまんまだったのは笑いましたよ)、恐るべし三谷効果(って違)。
しかも何故か、古田さんゲスト出演率が高いんですよね(笑)

2005年5月6日金曜日

強行突破な和歌山日帰り旅行。

 連休中、相方実家に一泊、その翌日に義母を連れ我実家に戻り、昨年より「ひよちゃん実家のわんこと会いたい!!」と切望しておられた義母のわんこ初対面を果たし(犬好きな義母なのでそれはそれは喜んでくださいました^^)、一応我が家にも来ていただき、また相方実家に引き返しました。
 それだけでも十分車を走らせていたのに、何を思ったのか突然に相方から「車で和歌山行こうか」と申し出があり、「和歌山か〜南紀白浜アドベンチャーワールドがあったよな?高校の卒業旅行以来だよなぁ」と何も考えず肯きました。

 が、相方実家で仮眠をとり、翌未明(2:00^^;;)に出発というなんとも過酷なスタートでした。しかも、義母にお弁当等々を準備してもらったりと、散々甘えまくり&迷惑掛けまくりの出立と相成りました(お義母さん本当に有難うでした!!)。
  
 一路、三重経由和歌山に向かいました。
 伊勢道を降りた後、国道47号線をひた走り、和歌山に入ったのは東の空がうっすらと明るくなり始めた4:00過ぎ。私はその時点で撃沈し約1時間半近く車内でぐーすか寝ておりました(^^;;。その間相方は、時折止まっては写真を撮りつつ延々運転し続けてました。車で動く時にはいつも思う事なんですが、相方の集中力というかしつこさ(え?)と言おうか、その粘り強さにはただただ感心します。

 その後も海岸線沿いを走り続け(私はちょこちょこ仮眠しつつ^^;;)、最初の目的地である『南紀白浜アドベンチャーワールド』に到着したのが、8:30(笑)。流石に開園してないだろうと思ってたんですが、GW中だった所為か、開園は7:30とのことで駐車場が既に1/5程埋まってる状態には、流石に吃驚しましたよ。
 ちなみに、相方はテーマ・パークといわれる場所が物凄く嫌いで、結婚以来初めてのテーマ・パーク訪問じゃなかろうかと思います。そのため、しぶしぶ付き合ってる感を漂わせておられました(--;;。

 次に驚いたのが入園料の高さ。大人一人3,500円って!!しかも、園内で何かしら楽しもうと思ったら別料金を払わなきゃならないシステムを見て更に唖然としました。いや、全く巧く出来てるやーね、全くと相方共々少々呆れておりました(これだからテーマ・パークを純粋に楽しめないんですが^^;;)。

 そして入園早々悔やまれたことがありました。どうやらイルカと一緒に泳げるイベントがあったんですよ。けれど、8:30入園時点で午前・午後の部とも完売御礼(違)でございました(T^T)。他にもあったイルカ関係のイベントは、軒並み完売御礼(だから違)と海獣好きな私にとっては指を咥える他無い状況でした(苦笑)。
 そんな悲しみを乗り越え(大袈裟な)、気を取り直して最初に向かったのが『ペンギン王国館』。

 ペンギン館といいつつ、最初に出会ったのが5/4に生まれたばかりわが子を抱きかかえぷかぷか浮いてるラッコの母親でした。偶然とは言え、生まれたてのラッコの子と対面できるなんて!!、その嬉しさの余り傍に居られた係員さんに「おめでとうございます」と言う始末。
 仔ラッコは生まれて間もないのがはっきり判るくらい、ふにゃふにゃしてました。母ラッコはやはり多少気が立ってるのか、神経質になってるのか不明ですが、落ち着きが無くそれでも仔ラッコの面倒を見ていたのがとても印象的でした。時間を改めて再度観に行ったときは、眠りたいんだけれど周囲も仔ラッコも気になって眠れない・・・といった素振りが見え、流石に「お疲れ様です」と声をかけたくなりました(笑)。

 その後、サファリエリアにある無料施設から、草食&肉食獣達を見物。人間にとっては活動時間ですが、野生動物たちにとっては休息時間(だいたい夜行性だろうし・・・)な時間帯で、のんびりまったりした肉食獣達を眺める事になりました。飼育されて緊張感が少ないとは言え、やはり大型の猫科は美しい!!!特にチーターや豹なんかの肢体のしなやかさや機能美には言葉をなくしたほどです(あぁやっぱり好きだ〜!!)。
 しかし・・・TVでよくお目にかかりますが、雄ライオンのだらしなさったら想像以上でした。目の当たりにした瞬間苦笑を誘われましたよ(そんなところも好きさっ)。

 で、自転車を借りて(時間制限ありで1,000円/1台って、ぼったくり???)再度サファリエリアを見学。自転車使用のため回れるのは草食獣エリアだけでしたが、それでも十分楽しめました。動物園と違って檻が無く視界が割合広いのが先ず嬉しくて、時折小型の羊がうろうろとしてるのがまた楽しい。
 そして、小型の羊(名前失念)に餌を与えていたら、えぇすっかり手を舐められるわ、若干噛まれかけるわ等々玩ばれてました(涙)。最終的には前足でアタックされる始末・・・。そんなこんなを遠くから眺めていた相方は、大喜びで写真に残しておられました(悔)。

 サファリワールド、草食獣の見せ方は巧いな〜と思ったんですが、やはり肉食獣に関しては、どうやろうと思わなくもなかったです。肉食獣の見せ方って難しいとは思うんですが、肉食獣ならではの動きとか緊張感とかを見せてもらえたらな・・・と無理な事を思ったりでした。

 その後、空いてる時間を見計らって行ったパンダランドでは、偶々イベントのため室内運動場から小屋に入るパンダを見れたり、割合時間的には美味しい思いを致しました(色々並ばなくても良かった)。

 最終的に幸せだったのが、「ペンギンonアイス」と称する「ペンギンと一緒に写真を撮ろう!!」イベントに参加できた事(笑)。このイベント受付時間内であれば人数制限がなく、そのため参加できたんです。
が、ちょっと(いやかなり)不憫だったのがメインで一緒に被写体となるキングペンギン一匹でした。彼(彼女??)の凄いところは、指定位置に立ったまま微動だにせずおとなしく被写体となってる上、参加者が彼にお触り自由と言う事で散々っぱら触られ抱えられてるんですが、それでも攻撃せずにおとなしくしてるんですよ。もう途中からドンドン不憫になってきて、彼のストレスは如何ほどのものかと少々考えてしまいました(少しでも嫌がる素振りを見せると、係員に宥められお尻を叩かれるのが、可笑しいやら不憫やら)。
 待ち時間中その様子を眺めていた相方と、「このイベントは彼の双肩にかかってるんやな・・・」とか「頑張れっもう少しや。耐えるんや!!」と硝子の向こうからエールを送っておりました(馬鹿)。
 いざ私達の番になり、バックヤードを経由し彼の元に辿りつき(係員さんとも「彼にかかってるんですね」と会話しつつ。係員さん曰く「他にも居るんだけれど、今日は彼だけがエースです!!」と力説されておりました/微笑)触ったペンギンはほわほわと柔らかくて・・・至福でした。ただ相方と二人して彼に「頑張りや・・・もう少しやし・・・」と囁きかけたってのはご愛嬌って事で(笑)。

 ペンギン堪能後、昼前には彼の地を出立し、次に向かったのは『竜神温泉』。
 15:00過ぎには『竜神温泉』に到着し、湯元温泉でまったり日帰り入浴を堪能しました。が、やはり北国の温泉に比べると湯の力は弱く、また湯船等々が狭く感じた所為か(恐らく許容量を超えるお客さんだったからだろ)ゆったりのんびり・・・といった雰囲気でなかったのが残念でした。

 その後、高野山→奈良県→京都といった経路で21:00過ぎに帰宅。結果、相方は20時間不眠で約600㎞運転し続けました。ホントお疲れ様でした。

 全く運転もせず、仮眠を取り捲ってた私ですが、翌日何の疲れがあったのか。扁桃腺を腫らし38度近くの熱を出しました。なんかこういう強行な旅行は暫く遠慮したいと思ったGW明けでございます。
(いや・・・体力的に問題あるのは重々承知してまます^^;;)

2005年5月3日火曜日

わんこ 寂しがる。

 わんこも生後8ヶ月になり、人の年齢だったら漸く小学校4・5年生位になりました。が、未だ乳歯(残り1本)を大切に持っております(苦笑)。もうそろそろ永久歯に生え変わって欲しいんですが。
 また、体型もまるまるとした幼子体型のままで、ご近所にいる同年の柴と比べると・・・赤ちゃんっぽささいつまでも抜け切りません。ホントいつまで赤ちゃんなんだろう...と流石に苦笑を禁じ得ず(^^;;。
 まぁ、幼子みたいな様子が、家族だけでなくご近所様に大人気なので余り気に病んでないんですが、それでも散歩途中に出会う「柴らしい柴」を眺めては「わんこもいずれはこうなるのかしら・・・」と実現する確率の低そうな望みを抱いてます。

 ところで、この連休に彼女のご主人である母が田舎に帰省。
 わんこにとっては初めて、長期間母と離れる事になりました。とは言っても父も居るし、私も相方も暇を見つけては彼女の相手をする為に帰ってます(ホント大甘^^;;)。
 が、臨時ご主人である父によると、昨夕から餌を一切受け付けなくなってるそうです。今日も様子見に帰ったんですが、やはり餌への食いつきが普段以上に悪い(普段から餌に対する執着は少ないんですが・・・、つうか、餌への集中力が無い^^;;。ホント甘やかされた結果だと思いますです)。
 取り敢えず、餌皿からは全く食べないと聞いたので、仕方ないので相方と交互に手から与えました。それだと何とか食べてくれたので少し安心しました(以前の大拗ねの時母がそうやったと聴いてたので)。
 が、母が3日不在になっただけでこの状態になるとは。わんこ(=犬)が主人へ抱く特別な忠誠心や愛情の深さを目の当たりにし、愛おしいやら不憫やら複雑な思いを抱いてます。
それと同時に、生き物を「飼う」事の人が持つ責任や重さ(彼ら彼女らの真摯な思いを受け止め、「生」を与ってるという)を思った連休半ばでした。

つうか・・・わんこちゃんと食餌しよう、お願いだから。